鋳塊かじり/Ingot Chewer
提供:MTG Wiki
細 |
Pepperskitter (トーク | 投稿記録) |
||
11行: | 11行: | ||
[[ヴィンテージ]]では[[MUD]]対策として[[サイドボード]]に入ることがある。強烈にマナを締め上げてくる相手に対しては、想起でも[[アメジストのとげ/Thorn of Amethyst]]に引っ掛からないという差が意外と重要なのだ。また、あまり期待はできないが[[Mana Drain]]から普通に出せれば3/3は[[磁石のゴーレム/Lodestone Golem]]を止めるなど[[ブロッカー]]として十分な数値となる。 | [[ヴィンテージ]]では[[MUD]]対策として[[サイドボード]]に入ることがある。強烈にマナを締め上げてくる相手に対しては、想起でも[[アメジストのとげ/Thorn of Amethyst]]に引っ掛からないという差が意外と重要なのだ。また、あまり期待はできないが[[Mana Drain]]から普通に出せれば3/3は[[磁石のゴーレム/Lodestone Golem]]を止めるなど[[ブロッカー]]として十分な数値となる。 | ||
− | [[レガシー]]でも[[精神的つまづき/Mental Misstep]]や[[呪文貫き/Spell Pierce]]では[[対象]]にとれず、また[[相殺/Counterbalance]]や[[虚空の杯/Chalice of the Void]]で[[打ち消し|打ち消]] | + | [[レガシー]]でも[[精神的つまづき/Mental Misstep]]や[[呪文貫き/Spell Pierce]]では[[対象]]にとれず、また[[相殺/Counterbalance]]や[[虚空の杯/Chalice of the Void]]で[[打ち消し|打ち消]]されづらいことから、軽くて信頼性のあるアーティファクト[[破壊]]として一定の地位を築いている。 |
*{{Gatherer|id=227470}}は本来は[[叫び大口/Shriekmaw]]に使用されるものであった。また、本来このカードのイラストに使用されるはずであったものは[[霊気撃ち/AEthersnipe]]に使われている。([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/arcana/1470 参考]) | *{{Gatherer|id=227470}}は本来は[[叫び大口/Shriekmaw]]に使用されるものであった。また、本来このカードのイラストに使用されるはずであったものは[[霊気撃ち/AEthersnipe]]に使われている。([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/arcana/1470 参考]) | ||
+ | *当初は「Ingot Smasher」と名づけられる予定だったが、[[マジック:ザ・ギャザリング]]界の唯一の「鋳塊/Ingot」である[[ダークスティールの鋳塊/Darksteel Ingot]]を破壊できないことから、「できるのはちょっとかじることだけだ」と今の[[カード名]]になった。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/arcana/1460 Ingot Chewer] ([[WotC]]、英語) | ||
*[[カード個別評価:ローウィン]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:ローウィン]] - [[コモン]] |
2011年10月9日 (日) 21:52時点における版
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)
鋳塊かじりが戦場に出たとき、アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する。
想起(赤)(あなたはこの呪文を、その想起コストを支払うことで唱えてもよい。そうした場合、戦場に出たときにこれを生け贄に捧げる。)
粉砕/Shatter相当のCIP能力を持った想起持ちエレメンタル。
普通に唱えればアーティファクトを割る分だけカード・アドバンテージが稼げるが、戦場に残るのは3/3と戦力としてはやや頼りないか。
単純なアーティファクト対策カードと異なり、戦場にアーティファクトが無くても完全には腐らないのが利点。エレメンタルである事によるシナジーが多いデッキなどであればメインデッキ採用も考えられる。
想起をメインとする場合、単純な効果は破壊放題/Shattering Spreeの下位互換でしかないが、クリーチャーカードであることからサバイバル系デッキのサイドボードや、点数で見たマナ・コストが高いことをから超起源や死せる生のような続唱を利用したコンボデッキに採用されることも多い。
ヴィンテージではMUD対策としてサイドボードに入ることがある。強烈にマナを締め上げてくる相手に対しては、想起でもアメジストのとげ/Thorn of Amethystに引っ掛からないという差が意外と重要なのだ。また、あまり期待はできないがMana Drainから普通に出せれば3/3は磁石のゴーレム/Lodestone Golemを止めるなどブロッカーとして十分な数値となる。
レガシーでも精神的つまづき/Mental Misstepや呪文貫き/Spell Pierceでは対象にとれず、また相殺/Counterbalanceや虚空の杯/Chalice of the Voidで打ち消されづらいことから、軽くて信頼性のあるアーティファクト破壊として一定の地位を築いている。
- イラストは本来は叫び大口/Shriekmawに使用されるものであった。また、本来このカードのイラストに使用されるはずであったものは霊気撃ち/AEthersnipeに使われている。(参考)
- 当初は「Ingot Smasher」と名づけられる予定だったが、マジック:ザ・ギャザリング界の唯一の「鋳塊/Ingot」であるダークスティールの鋳塊/Darksteel Ingotを破壊できないことから、「できるのはちょっとかじることだけだ」と今のカード名になった。
参考
- Ingot Chewer (WotC、英語)
- カード個別評価:ローウィン - コモン