パワーがN以上

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*[[アマリア・べナヴィデス・アギーレ/Amalia Benavides Aguirre]](ちょうど)
 
*[[アマリア・べナヴィデス・アギーレ/Amalia Benavides Aguirre]](ちょうど)
  
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パワーが一定以上のクリーチャーを戦場に出すたびに[[ドロー]]が[[誘発]]するカード。特記しない限りそれ自身が戦場に出る際にパワーを満たしていても誘発はしない。
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*[[カヴーの巣/Kavu Lair]] - (2)(緑)[[エンチャント]]。条件はパワー4以上。ただし[[対戦相手]]が出してもドローを与えてしまう。ドローは強制。([[インベイジョン]])
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*[[パレオロス/Paleoloth]] - (4)(緑)(緑)4/4クリーチャー。条件はパワー5以上。ドローでなく、あなたの[[墓地]]のクリーチャー1枚を[[手札]]に戻す。([[コンフラックス]])
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*[[ガラクの群れ率い/Garruk's Packleader]] - (4)(緑)4/4クリーチャー。条件はパワー3以上。([[基本セット2011]])
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*[[ティムールの隆盛/Temur Ascendancy]] - (青)(赤)(緑)エンチャント。条件はパワー4以上。[[速攻]]も付与。([[タルキール覇王譚]])
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*[[精霊の絆/Elemental Bond]] - (2)(緑)エンチャント。条件がパワー3以上な上、対戦相手にドローさせないカヴーの巣の[[上位互換]]。ドローは強制。([[マジック・オリジン]])
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*[[野生の心、セルヴァラ/Selvala, Heart of the Wilds]] - (1)(緑)(緑)2/3クリーチャー。条件はそのクリーチャーのパワーが[[戦場]]のクリーチャー中最大である事。対戦相手が出してもドローを与えてしまう。パワーの最も高いクリーチャーのパワー分好きな[[色マナ]]を出す[[マナ能力]]も有する。([[コンスピラシー:王位争奪]])
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*[[ビヒモスを招く者、キオーラ/Kiora, Behemoth Beckoner]] - (2)(緑/青)[[プレインズウォーカー]]の[[常在型能力]]。条件はパワー4以上。ドローは強制。([[灯争大戦]])
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*[[ガラクの蜂起/Garruk's Uprising]] - (2)(緑)エンチャント。条件はパワー4以上。ドローは強制。これ自体が戦場に出た時もパワー4以上クリーチャーがいれば誘発。[[トランプル]]も付与する。([[基本セット2021]])
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*[[世界樹への貢納/Tribute to the World Tree]] - (緑)(緑)(緑)エンチャント。条件はパワー3以上。2以下ならそれに+1/+1カウンターを2個置く。ドローは強制。([[機械兵団の進軍]])
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*[[目ざとい新人/Sharp-Eyed Rookie]] - (1)(緑)2/2[[警戒]]クリーチャー。条件はこれよりパワーかタフネスが大きいクリーチャー。ただしこれが[[+1/+1カウンター]]も得てしまう。直接ドローでなく[[調査]]を行うので、後払いで(2)支払う必要がある形。([[カルロフ邸殺人事件]])
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*[[荒野無頼団の先駆者/Outcaster Trailblazer]] - (2)(緑)4/2[[計画]](2)(緑)クリーチャー。条件はパワー4以上。ドローは強制。([[サンダー・ジャンクションの無法者]])
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*[[宝物庫生まれの暴君/Vaultborn Tyrant]] - (5)(緑)(緑)6/6トランプルクリーチャー。条件はパワー4以上。これ自身が戦場に出た時も誘発。さらに[[ライフ]]を3点[[回復]]する。ドローは強制。([[ビッグスコア]])
 
==参考==
 
==参考==
 
*{{WHISPER検索/カードテキスト|パワーが2以上}}/{{WHISPER検索/英語オラクル|power 2 or greater}}
 
*{{WHISPER検索/カードテキスト|パワーが2以上}}/{{WHISPER検索/英語オラクル|power 2 or greater}}

2024年6月11日 (火) 06:06時点における版

パワーがN以上かどうかは、マジックにおいてしばしば参照される。

目次

高パワー対策


Retribution of the Meek / 弱者の報復 (2)(白)
ソーサリー

パワーが4以上のクリーチャーをすべて破壊する。それらは再生できない。


古くはアルファ版から存在する、パワー3以上を咎める弱者の石/Meekstoneが「パワーがN以上」を参照する最初のカード。この流れはアムロー・キスキン/Amrou Kithkinなど少量のカードに受け継がれている。

その後、古くは1996年アライアンス初出の復仇/Reprisalや翌年のビジョンズ収録の弱者の報復/Retribution of the Meekのような除去に端を発する「パワー4以上のクリーチャー対策」が始まりとなり、主にという色の役割としての立ち位置を不動のものとした。まれに閾値が3や5であるカードも存在するが、「4以上」というのが圧倒的に多い。太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun's Championなどはトーナメントでも見かけられた。

高パワー参照


Kavu Lair / カヴーの巣 (2)(緑)
エンチャント

パワーが4以上のクリーチャーが1体戦場に出るたび、それのコントローラーはカードを1枚引く。


ただでさえ高パワーのクリーチャーをコントロールしているプレイヤーにさらなるメリットを与えるのはオーバーキルに繋がると開発部に思われていたためか、メリット能力としては2000年インベイジョンではカヴーの巣/Kavu Lairがパワー4以上を、2005年神河救済では大薙刀/O-Naginataがパワー3以上を、2007年未来予知では血まなこの練習生/Bloodshot Traineeがパワー4以上を参照するなど非常に少ない事例であった。

しかし翌2008年アラーラの断片にて、ナヤ/Naya赤緑白)のテーマとして「パワー5以上のクリーチャーを参照するカード」群を収録。2014年タルキール覇王譚ではティムール境/The Temur Frontier緑青赤)のテーマとして「パワーが4以上」を参照する獰猛という能力語が登場した。これに倣って、獰猛という語が文章欄に書かれていなくとも「獰猛に相当する条件」などと言うことがある。

実際、フィニッシャーやそれに近い大型クリーチャーを出したプレイヤーがさらに状況を有利にするというのは、戦況を固定し膠着を防ぐことでゲームをむやみに長引かせずに済む。それによって健全なプレイ環境を促すことにも繋がる。

以後、メカニズムとして扱わずとも不屈の神ロナス/Rhonas the Indomitableのようにそういったカードが1枚のみ収録されるケースもあれば、ラヴニカの献身のように小テーマとして扱うセットもある。

リミテッドの各2色の組み合わせアーキタイプを想定する「アーキタイプ・ドラフト」を開発部も意識したデザイン体制になってからは、上記のナヤにもティムールにも共通して含まれる赤緑がアーキタイプやサブテーマとしてたびたび「パワーが4以上」を使用している。以下、括弧内は該当する指針アンコモン

もちろんリミテッドだけに向けられたものではなく、例えば鍛冶で鍛えられしアナックス/Anax, Hardened in the Forgeは構築でよく使用された。

ほかにもキーワード能力としては搭乗犠牲も、パワーN以上のクリーチャーを役立てられる能力と言えるだろう(ただし犠牲の初出であるニューカペナの街角では犠牲3までと犠牲Xしか出ていない)。

その他

4や5よりもさらに大きなパワーを参照するカードも、少量ながら存在している。中には搭乗や圧倒集団戦術のように複数のクリーチャーのパワーを合算してよいメカニズムやカードもあるが、むろん1体で条件を満たしてもよい。

パワーが6以上

パワーが7以上

巨大クリーチャーと認識されるひとつの境目となっているのか、やや数が多い。

パワーが8以上

パワーが10以上

パワーが20以上

パワーが一定以上のクリーチャーを戦場に出すたびにドロー誘発するカード。特記しない限りそれ自身が戦場に出る際にパワーを満たしていても誘発はしない。

参考

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