応召
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応召/Mobilize | |
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種別 | 誘発型能力 |
登場セット | タルキール:龍嵐録 タルキール:龍嵐録統率者デッキ |
CR | CR:- |
応召/Mobilizeとは、タルキール:龍嵐録で制定されたキーワード能力。パーマネントが持つ誘発型能力である。
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Dalkovan Packbeasts / ダルコヴァンの荷役獣 (2)(白)クリーチャー ― 雄牛(Ox)
警戒
応召3(このクリーチャーが攻撃するたび、赤の1/1の戦士(Warrior)クリーチャー・トークン3体をタップ状態かつ攻撃している状態で生成する。次の終了ステップの開始時に、それらを生け贄に捧げる。)
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Avenger of the Fallen / 倒れし者の報復者 (2)(黒)クリーチャー ― 人間(Human) 戦士(Warrior)
接死
応召X、Xは、あなたの墓地にあるクリーチャー・カードの枚数に等しい。(このクリーチャーが攻撃するたび、赤の1/1の戦士(Warrior)クリーチャー・トークンX体をタップ状態かつ攻撃している状態で生成する。次の終了ステップの開始時に、それらを生け贄に捧げる。)
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目次 |
[編集] 定義
応召N/Mobilize Nは、「このクリーチャーが攻撃するたび、赤の1/1の戦士クリーチャー・トークンN体をタップ状態かつ攻撃している状態で生成する。次の終了ステップの開始時に、それらを生け贄に捧げる。」を意味する。
[編集] 解説
攻撃時に戦士たちを動員し加勢させるメカニズム。
タルキール:龍嵐録ではマルドゥ族/The Mardu Hordeの規模の大きさと、迅速に部隊を召集する対応力を表現している。マルドゥの色である赤・白・黒に割り当てられている。
[編集] ルール
基本的なルールは攻撃している状態で戦場に出るを参照。
- 応召の解決時点で、それを持つパーマネントが戦場を離れていたとしてもトークンは生成される(CR:113.7a)。
- 応召により生成されたトークンは、それを生成したパーマネントが戦場を離れていたとしても次の終了ステップに生け贄に捧げられる(CR:113.7a)。
- 生成されたトークンの攻撃先は、応召を持つパーマネントのそれと異なっていてもよい。
- 「次の終了ステップ開始時に、それらを生け贄に捧げる」というのは応召を持つパーマネントが発生源の遅延誘発型能力である。
- この能力を打ち消されたり、解決したが雷の布告、ズルゴ/Zurgo, Thunder's Decreeなどにより戦場に留まれた場合、以降の終了ステップで再度誘発することはない。
- 神聖な訪問/Divine Visitationやリスの将軍、サワギバ/Chatterfang, Squirrel Generalといった生成するトークンを変更・追加する置換効果を受けた場合、それらのトークンも攻撃している状態で戦場に出て、次の終了ステップに生け贄に捧げられる(類例:神聖な訪問のGatherer)。
- 統率者戦において、応召で生成するトークンの色は固有色に影響しない。例えば倒れし者の報復者/Avenger of the Fallenの固有色は黒のみである(CR:903.4c)。
[編集] 開発秘話
このメカニズムはタルキール:龍嵐録の氏族メカニズムでは最初に開発されたもので、当初は大群/Hordeと呼ばれていた。開発初期のトークンは攻撃強制を持つ代わりに、生け贄に捧げるデメリットがなかった。しかしテストプレイを重ねた結果、このバージョンは当初の想定以上に強くなりすぎてしまったため、生け贄に捧げる形に変更された。弱体化されたことへの埋め合わせとしてトークンに威迫を持たせることも考えられたが、無くても十分に強いこと、白の色の役割に反することから取りやめられた[1]。