兆候

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兆候/Impending
種別 常在型能力
誘発型能力
登場セット ダスクモーン:戦慄の館
CR CR:-

兆候/Impendingは、キーワード能力の1つ。これを持つ呪文スタックにある間に働く常在型能力と、戦場で機能する常在型能力と誘発型能力からなる。


Overlord of the Boilerbilges / ボイラービルジの大主 (4)(赤)(赤)
クリーチャー・エンチャント ─ ホラー(Horror) アバター(Avatar)

兆候4 — (2)(赤)(赤) (兆候コストでこの呪文を唱えたなら、これは時間カウンター4個が置かれた状態で戦場に出て、最後の時間カウンターが取り除かれるまで、これはクリーチャーではない。あなたの終了ステップの開始時に、これの上から時間カウンター1個を取り除く。)
ボイラービルジの大主が戦場に出るか攻撃するたび、1つを対象とする。これはそれに4点のダメージを与える。

4/4


[編集] 定義

兆候N ─[コスト]/Impending - N [cost]は次の4つの能力を意味する。

  1. あなたはこの呪文のマナ・コスト支払うのではなく、コストを支払うことを選んでもよい。
  2. あなたがこの呪文の兆候コストを支払うことを選んだなら、それは時間カウンターN個が置かれた状態で戦場に出る。
  3. このパーマネントの上に時間カウンターが置かれ続けているかぎり、それが兆候コストで唱えられていた場合、それはクリーチャーではない。
  4. あなたの終了ステップの開始時に、このパーマネントがその兆候コストで唱えられていた場合、その上から時間カウンター1個を取り除く。その後、それの上に時間カウンターがないなら、それは兆候を失う。

[編集] 解説

ホラー映画において、怪異がその姿を表す前に何らかの兆候を示すことを表したメカニズム。「戦場で待つ待機」といった趣の能力であり、非クリーチャー状態の待ち時間が設けられている分、本来のマナ・コストより軽く唱えることができる。

ダスクモーン:戦慄の館では神話レアホラーアバタークリーチャー・エンチャントサイクル5枚のみが持つ。これらは戦場に出る攻撃するたびに誘発する誘発型能力を持ち、兆候コストで唱えてもETB能力を利用できるデザインとなっている。

[編集] ルール

  • 兆候コストを支払って唱えることは代替コストのルールに従う。兆候コストを支払ってもそれは戦場に出るまではクリーチャー・エンチャント呪文であり、またそれのマナ総量は通常唱える場合と変わることはない。
  • スタック上の兆候コストを支払って唱えた呪文がコピーされたなら、コピーも兆候コストを支払われたことになり、時間カウンターを置いて戦場に出てクリーチャーではない。
  • 戦場に存在している兆候コストを支払って唱えられたパーマネントがコピーされたなら、兆候コストが支払われたかはコピー可能な値では無いのでそのコピーは時間カウンターは置かれずクリーチャー・エンチャントとして戦場に出る。

[編集] 参考

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