Randy Buehler

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'''ランディ・ビューラー'''(''Randy Buehler'')は、アメリカの[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]][[プレイヤー]]、元[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト]]社員。
 
'''ランディ・ビューラー'''(''Randy Buehler'')は、アメリカの[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]][[プレイヤー]]、元[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト]]社員。
  
[[プロツアーシカゴ97]]優勝、[[グランプリアトランタ98]] 優勝、生涯獲得[[プロツアー・ポイント]]126点。チーム「[[CMU]]」の一員であり、伝説的な[[デッキビルダー]]としても知られている。
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==概要==
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[[Team CMU]]」の一員であり、伝説的な[[デッキビルダー]]として知られている。またプレイヤーとしても一流であり、デビュー戦の[[プロツアーシカゴ97]]で優勝、[[ルーキー・オブ・ザ・イヤー]]を受賞した。
  
[[ホームランド]]発売前、ミネソタの大学院生であった頃にマジックを始める。友人間のプレイから半年後に[[トーナメント]]を知り、トーナメントに熱中していく。[[プロツアー予選]]にもすぐに挑戦し、ネットニュースから得た[[ネクロ|ネクロデッキ]]を使いトップ8になった。ピッツバーグに移った後は、カーネギーメロン大学の仲間と組み、多くのトーナメントへと挑んでいった。
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ウィザーズ社では[[インベイジョン]]の初期から[[R&D]]に加わり、[[オデッセイ]]で初のリード・デベロッパーを担当した。R&Dのリード・デベロッパー(現在のディレクター)を5年間務めたのち、デジタル・ゲーム部門の部長に就任する。デジタル・ゲーム部門ではウィザーズ社のSNS・Gleemax.comの立ち上げに深く関わった。
  
プロツアーシカゴ97の優勝を契機に、マジックで請求を賄えることから、大学院を休学する。そして、2年間の休学期間が終わる前にウィザーズ社からオファーがかかり、復学することなくウィザーズ社に入社することを選んだ。
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ウェブサイト[[Magicthegathering.com]]では開設当初から連載コラム「Latest Developments」のライターを担当した。Latest Developmentsは2004年2月に[[Aaron Forsythe]]にバトンタッチし、その後もライターを替えて現在も続いている。
  
ウィザーズ社では[[インベイジョン]]の初期から開発チームに加わり、[[オデッセイ]]で初のリード・デベロッパーを担当した。デジタルゲーミングの副代表も務めていたが、デジタルコンテンツ強化のため、2008年12月にウィザーズ社から解雇された([http://www.icv2.com/articles/news/13847.html 参考])。
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2008年12月、ウィザーズ社のデジタル関連の組織改編に伴い解雇(レイオフ)される([http://www.icv2.com/articles/news/13847.html 参考1]、[http://community.wizards.com/comment/18362851#comment-18362851 参考2])。退職後はゲームデベロッパーのMind Control Software社に就いている。
  
[[プロツアー]]などでは、[[Brian David-Marshall]]とコンビを組み、ウェブキャストによる実況中継やコメンテーターを担当している。こちらは解雇後も続けている。
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[[プロツアー]]と[[グランプリ]]などでは、[[Brian David-Marshall]]とコンビを組み、ウェブキャストによる実況中継やコメンテーターを担当している。2016年8月には[[プロツアー「異界月」]]を最後に[[プレミアイベント]]コメンテーターから引退したが、エターナル・ウィークエンドなど一部WotC主催のノンポイント戦コメンテーターを引き続き担当している([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptemn/top-5-moments-2016-08-07 参考1])([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/bringing-magic-us-randy-buehler-story-2016-10-03 参考2])。
  
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*ウィザーズ社のリード・エディターの[[Del Laugel]]と結婚。2004年9月には第1子となる娘が誕生した(→[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/arcana/654 A New Addition to Team Buehler]参照)。
 
*2007年[[マジック・プロツアー殿堂]]入り。
 
*2007年[[マジック・プロツアー殿堂]]入り。
  
 
==主な戦績==
 
==主な戦績==
[[プロツアー]]
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===[[プロツアー]]===
 
*[[プロツアーシカゴ97]] 優勝
 
*[[プロツアーシカゴ97]] 優勝
その他
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===[[グランプリ]]===
 
*[[グランプリカンザスシティ99]] ベスト8
 
*[[グランプリカンザスシティ99]] ベスト8
 
*[[グランプリウィーン99]] ベスト8
 
*[[グランプリウィーン99]] ベスト8
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*[[グランプリアントワープ98]] ベスト8
 
*[[グランプリアントワープ98]] ベスト8
 
*[[グランプリアトランタ98]] 優勝
 
*[[グランプリアトランタ98]] 優勝
 
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===その他===
 
*1997-1998年 [[ルーキー・オブ・ザ・イヤー]]
 
*1997-1998年 [[ルーキー・オブ・ザ・イヤー]]
  
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*[[サンドポイズ]]
 
*[[サンドポイズ]]
  
==担当セット==
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==主な担当セット==
*[[インベイジョン]] 開発チーム
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===[[デザイン・チーム|デザイン]]===
*[[プレーンシフト]] 開発チーム
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*[[アポカリプス]]
*[[アポカリプス]] 開発チーム
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*[[フィフス・ドーン]]
*[[オデッセイ]] 開発チーム(リード・デベロッパー)
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*[[アンヒンジド]]
*[[トーメント]] 開発チーム
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*[[神河謀叛]]
*[[ジャッジメント]] 開発チーム(リード・デベロッパー)
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===[[デベロップ・チーム|デベロップ]]===
*[[オンスロート]] 開発チーム(リード・デベロッパー)
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*[[インベイジョン]]
*[[スカージ]] 開発チーム(リード・デベロッパー)
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*[[プレーンシフト]]
*[[ミラディン]] 開発チーム(リード・デベロッパー)
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*[[アポカリプス]]
*[[フィフス・ドーン]] デザインチーム
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*'''[[オデッセイ]]'''(リード・デベロッパー)
*[[アンヒンジド]] デザインチーム
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*[[トーメント]]
*[[神河謀叛]] デザインチーム
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*'''[[ジャッジメント]]'''(リード・デベロッパー)
*[[ラヴニカ:ギルドの都]] 開発チーム
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*'''[[オンスロート]]'''(リード・デベロッパー)
*[[コールドスナップ]] 開発チーム(リード・デベロッパー)
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*'''[[スカージ]]'''(リード・デベロッパー)
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*[[第8版]]
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*'''[[ミラディン]]'''(リード・デベロッパー)
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*[[ラヴニカ:ギルドの都]]
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*'''[[コールドスナップ]]'''(リード・デベロッパー)
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/HallOfFame.aspx?x=mtgevent/hofplayer/rbuehler 殿堂入り記念ページ] ([[WotC]]、英語)
 
*[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/HallOfFame.aspx?x=mtgevent/hofplayer/rbuehler 殿堂入り記念ページ] ([[WotC]]、英語)
 
*[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/daily/rb1 Unbreaking Transcendence] (WotC、文:Randy Buehler、英語)
 
*[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/daily/rb1 Unbreaking Transcendence] (WotC、文:Randy Buehler、英語)
*[[CMU]]
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*[https://twitter.com/rbuehler Randy Buehler](rbuehler) - Twitter
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*[[Team CMU]]
 
*[[実在の人物]]
 
*[[実在の人物]]
  
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{{マジック・プロツアー殿堂}}
 
[[Category:アメリカのマジックプレイヤー]]
 
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[[Category:ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社員]]
 
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2018年9月9日 (日) 18:00時点における最新版

ランディ・ビューラー(Randy Buehler)は、アメリカのマジックプレイヤー、元ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社員。

[編集] 概要

Team CMU」の一員であり、伝説的なデッキビルダーとして知られている。またプレイヤーとしても一流であり、デビュー戦のプロツアーシカゴ97で優勝、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。

ウィザーズ社ではインベイジョンの初期からR&Dに加わり、オデッセイで初のリード・デベロッパーを担当した。R&Dのリード・デベロッパー(現在のディレクター)を5年間務めたのち、デジタル・ゲーム部門の部長に就任する。デジタル・ゲーム部門ではウィザーズ社のSNS・Gleemax.comの立ち上げに深く関わった。

ウェブサイトMagicthegathering.comでは開設当初から連載コラム「Latest Developments」のライターを担当した。Latest Developmentsは2004年2月にAaron Forsytheにバトンタッチし、その後もライターを替えて現在も続いている。

2008年12月、ウィザーズ社のデジタル関連の組織改編に伴い解雇(レイオフ)される(参考1参考2)。退職後はゲームデベロッパーのMind Control Software社に就いている。

プロツアーグランプリなどでは、Brian David-Marshallとコンビを組み、ウェブキャストによる実況中継やコメンテーターを担当している。2016年8月にはプロツアー「異界月」を最後にプレミアイベントコメンテーターから引退したが、エターナル・ウィークエンドなど一部WotC主催のノンポイント戦コメンテーターを引き続き担当している(参考1)(参考2)。

[編集] 主な戦績

[編集] プロツアー

[編集] グランプリ

[編集] その他

[編集] 代表的なデッキ

[編集] 主な担当セット

[編集] デザイン

[編集] デベロップ

[編集] 参考

マジック・プロツアー殿堂顕彰者
2005年 Jon Finkel - Darwin Kastle - Tommi Hovi - Alan Comer - Olle Råde‎
2006年 Bob Maher - David Humpherys - Raphaël Lévy - Gary Wise - Rob Dougherty
2007年 Kai Budde - Zvi Mowshowitz - 藤田剛史 - Nicolai Herzog - Randy Buehler
2008年 Dirk Baberowski - Mike Turian - Jelger Wiegersma - Olivier Ruel - Ben Rubin
2009年 Antoine Ruel - Kamiel Cornelissen - Frank Karsten
2010年 Gabriel Nassif - Brian Kibler - 齋藤友晴 - Bram Snepvangers
2011年 中村修平 - Anton Jonsson - Steven O'Mahoney-Schwartz
2012年 Paulo Vitor Damo da Rosa - 津村健志 - 大礒正嗣 - Patrick Chapin
2013年 Luis Scott-Vargas - William Jensen - Ben Stark
2014年 三原槙仁 - Paul Rietzl - Guillaume Wafo-Tapa
2015年 Eric Froehlich - 八十岡翔太 - Willy Edel
2016年 渡辺雄也 - Owen Turtenwald
2017年 Josh Utter-Leyton - Martin Jůza
2018年 Seth Manfield - Lee Shi Tian
2019年 Reid Duke
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