食百足/Vorapede

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3つの[[キーワード能力]]を併せ持つ[[大型クリーチャー]]。[[針刺ワーム/Spined Wurm]]が[[トリプルシンボル]]になったら、[[警戒]]、[[トランプル]]、[[不死]]を得た。もしくは、(多くの点で挙動が異なるが)[[ウェザーシード・ツリーフォーク/Weatherseed Treefolk]][[リメイク]]と考えてもよいかもしれない。
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[[警戒]]、[[トランプル]]、[[不死]]の3つの[[キーワード能力]]を併せ持つ[[大型]][[昆虫]]。
  
 
5[[マナ]]5/4と十分な[[マナレシオ]]に加え、その[[サイズ]]を活かせる[[能力]]を3つも兼ね備えている。攻防を同時にこなせる上、相討ちと[[チャンプブロック]]の両方に強いととにかく[[戦闘]]性能が高く、さらに[[除去耐性]]まで有するとあってかなり優秀。[[墓地]]に送らない[[除去]]や[[回避能力]]持ちの[[アタッカー]]には気をつけたい。
 
5[[マナ]]5/4と十分な[[マナレシオ]]に加え、その[[サイズ]]を活かせる[[能力]]を3つも兼ね備えている。攻防を同時にこなせる上、相討ちと[[チャンプブロック]]の両方に強いととにかく[[戦闘]]性能が高く、さらに[[除去耐性]]まで有するとあってかなり優秀。[[墓地]]に送らない[[除去]]や[[回避能力]]持ちの[[アタッカー]]には気をつけたい。
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[[クリーチャー]]戦が中心となる[[リミテッド]]での性能は圧倒的で、さすが[[神話レア]]といったところ。[[構築]]では必ずしも[[ダメージレース]]が繰り広げられるわけではなく、真価を発揮できない場合もあるが、[[緑]]の濃い[[ビッグ・マナ]]ないし中速[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]ならば採用を検討できるだろう。[[出産の殻/Birthing Pod]]や[[緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenith]]の[[シルバーバレット]]要員として、[[酸のスライム/Acidic Slime]]などと使い分けるのもよい。
 
[[クリーチャー]]戦が中心となる[[リミテッド]]での性能は圧倒的で、さすが[[神話レア]]といったところ。[[構築]]では必ずしも[[ダメージレース]]が繰り広げられるわけではなく、真価を発揮できない場合もあるが、[[緑]]の濃い[[ビッグ・マナ]]ないし中速[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]ならば採用を検討できるだろう。[[出産の殻/Birthing Pod]]や[[緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenith]]の[[シルバーバレット]]要員として、[[酸のスライム/Acidic Slime]]などと使い分けるのもよい。
  
登場当初の環境は非常に高速であり、5マナで[[ETB]]能力や[[速攻]]などを持たないこれは少々遅く、続く[[アヴァシンの帰還]]や[[基本セット2013]]で[[ウルフィーの銀心/Wolfir Silverheart]]・[[スラーグ牙/Thragtusk]]といった同じ緑の5マナ枠に強力で[[色拘束]]も緩いクリーチャーが次々と現われたため、構築ではあまり見られないのが現状である。
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登場時の[[スタンダード]][[環境]]は非常に高速であり、5マナで[[ETB]]能力や[[速攻]]などを持たないこれは少々遅く、続く[[アヴァシンの帰還]]や[[基本セット2013]]で[[ウルフィーの銀心/Wolfir Silverheart]]・[[スラーグ牙/Thragtusk]]といった同じ緑の5マナ枠に強力で[[色拘束]]も緩いクリーチャーが次々と現われたため、活躍の機会は得られなかった。
  
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*復活できることや[[マナ・コスト]]から[[ウェザーシード・ツリーフォーク/Weatherseed Treefolk]]の[[リメイク]]と考えてもよいかもしれない。
 
*[[カード名]]はvoracious(大食の)とcentipede(ムカデ)を組み合わせた造語。
 
*[[カード名]]はvoracious(大食の)とcentipede(ムカデ)を組み合わせた造語。
 
*[[フレイバー・テキスト]]は言葉遊び。oneは食百足の不特定の1体を指す代名詞、guess againは「もう一度考える、考え直す」(つまり「殺したと思っているのならそれは間違いだ」の意)と解釈するのが普通だが、ここでは文字通りの意味に加え、日本語版の訳にあるように、oneとagainを呼応させて食百足が復活することを暗示しているものと思われる。
 
*[[フレイバー・テキスト]]は言葉遊び。oneは食百足の不特定の1体を指す代名詞、guess againは「もう一度考える、考え直す」(つまり「殺したと思っているのならそれは間違いだ」の意)と解釈するのが普通だが、ここでは文字通りの意味に加え、日本語版の訳にあるように、oneとagainを呼応させて食百足が復活することを暗示しているものと思われる。

2019年5月27日 (月) 00:01時点における版


警戒トランプル不死の3つのキーワード能力を併せ持つ大型昆虫

5マナ5/4と十分なマナレシオに加え、そのサイズを活かせる能力を3つも兼ね備えている。攻防を同時にこなせる上、相討ちとチャンプブロックの両方に強いととにかく戦闘性能が高く、さらに除去耐性まで有するとあってかなり優秀。墓地に送らない除去回避能力持ちのアタッカーには気をつけたい。

クリーチャー戦が中心となるリミテッドでの性能は圧倒的で、さすが神話レアといったところ。構築では必ずしもダメージレースが繰り広げられるわけではなく、真価を発揮できない場合もあるが、の濃いビッグ・マナないし中速ビートダウンならば採用を検討できるだろう。出産の殻/Birthing Pod緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenithシルバーバレット要員として、酸のスライム/Acidic Slimeなどと使い分けるのもよい。

登場時のスタンダード環境は非常に高速であり、5マナでETB能力や速攻などを持たないこれは少々遅く、続くアヴァシンの帰還基本セット2013ウルフィーの銀心/Wolfir Silverheartスラーグ牙/Thragtuskといった同じ緑の5マナ枠に強力で色拘束も緩いクリーチャーが次々と現われたため、活躍の機会は得られなかった。

  • 復活できることやマナ・コストからウェザーシード・ツリーフォーク/Weatherseed Treefolkリメイクと考えてもよいかもしれない。
  • カード名はvoracious(大食の)とcentipede(ムカデ)を組み合わせた造語。
  • フレイバー・テキストは言葉遊び。oneは食百足の不特定の1体を指す代名詞、guess againは「もう一度考える、考え直す」(つまり「殺したと思っているのならそれは間違いだ」の意)と解釈するのが普通だが、ここでは文字通りの意味に加え、日本語版の訳にあるように、oneとagainを呼応させて食百足が復活することを暗示しているものと思われる。
"If you think you've killed one, guess again."
Thalia, Knight-Cathar
「一体殺したと思うのなら、二度目もあると思いなさい。」
聖戦騎士サリア

参考

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