「開発部」を編集中

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索
あなたはログインしていません。あなたのIPアドレスはこの項目の履歴に記録されます。
取り消しが可能です。 これが意図した操作であるか、下に表示されている差分を確認し、取り消しを確定させるために、変更を保存してください。
最新版 編集中の文章
1行: 1行:
'''開発部'''/''R&D(アール・アンド・ディ)''は、[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト]]社の事業部の1つ。[[カード]]・[[セット]]やゲームシステム、[[背景世界]]など、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]の中核となる部分の制作を行っている。
+
#REDIRECT [[R&D]]
 
+
*R&Dという名称は、'''Research and Development'''(研究開発部)の略称として一般的に用いられる用語である。マジックのR&Dも元々はResearch and Developmentを意味していたが、[[デベロップ・チーム]]もデザインに深く関わるようになったことに伴い、DはDevelopment(デベロップ)からDesign(デザイン)に改められることになった。
+
**IT業界ではものづくり全般を「デベロップ(開発)」と呼ぶが、ここでの「デベロップ」は「既存のものを伸ばす(発展)」といった意味合いが大きい。
+
**「RND」と表記されることもある。英語圏では「and」という英単語を「N」と略すため。
+
 
+
==部門==
+
たびたび部内で新しい部署が作られたり、部門名が変更されたりする。
+
 
+
[[1993年]]のマジック最初の[[エキスパンション]]である[[アラビアンナイト]]から[[2017年]]の[[イクサラン]]までの長らくの間、各セットは[[デザイン・チーム]] (初期コンセプト&ゲーム・デザイン)により作られたファイルが[[デベロップ・チーム]] (最終ゲーム・デザイン&デベロップ)に受け渡される形式で開発されていた。これは元々、最初の2年間のエキスパンションは社外のグループによって作成されていたため、それをチェックするためのチームが必要だったことに由来する。また、遅くとも[[2004年]]の[[神河物語]]の頃には、引き継ぎのための「デヴァイン/''Devign''」期間を設けるという手法も取られるようになっていた。
+
 
+
しかし、デベロップ・チームが短い締め切りの中で多すぎる仕事をこなさなければならなくなっていた構造的問題を解決するべく、[[イクサランの相克]]および[[ドミナリア]]からはシステムが大きく変更されることとなった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/vision-design-set-design-and-play-design-2017-10-23 VISION DESIGN, SET DESIGN, AND PLAY DESIGN]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0019813/ 展望デザイン、セット・デザイン、プレイ・デザイン](Making Magic -マジック開発秘話- [[2017年]]10月23日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
+
 
+
チームはそれぞれのセットごとに結成される(セットの制作は同時進行で行われるため、1人の人物が複数のチームに所属することも多い)。各チームは協力関係にあり、例えば展望デザインには「セット・デザイン代理」や「クリエイティブ代理」が参加することになっているなど、意思疎通のための工夫がなされている。
+
 
+
===現在の部門構成===
+
;[[展望デザイン・チーム]]/Vision Design Team
+
:3ヶ月の「先行デザイン」期間から4ヶ月の「展望デザイン」期間を通じてメカニズムの焦点を定め、[[コモン]]や[[アンコモン]]全体、必要なだけの[[レア]]や[[神話レア]]を引き渡す。通常のセットでは、[[Mark Rosewater]]がリード/''Lead Vision''を務める。
+
;[[セット・デザイン・チーム]]/Set Design Team
+
:展望デザイン・チームから引き渡されたファイルを6ヶ月にわたりチェックし、カードの修正・追加・差し替えを行う。その後3ヶ月の中断期間を挟み、残り3ヶ月はプレイ・デザイン・チームと共同でカードの数字を仕上げる。
+
;[[プレイ・デザイン・チーム]]/Play Design Team
+
:セットのデザイン過程においてプレイ環境(主にスタンダード、ドラフト、シールドデッキ)に集中し、全ての工程でトーナメントを意識して判断できるようにする。
+
;デルタ・チーム/Delta Team
+
:編集チーム、ルール・マネージャー、グラフィック・デザイナー、コーディネーター、プロデューサーによって構成され、[[文章欄]]のチェックなど、カードを実際の商品として成り立たせるための作業を行う。
+
;ブランド/Brand & marketing
+
:マーケティングや宣伝、生産、ウェブサイト、組織化プレイなどを担当する。
+
;[[クリエイティブ・チーム]]/Creative Team
+
:ストーリー・チームとアート・チームによって構成され、[[背景世界]]を、[[カード名]]、[[絵]]、[[クリーチャー・タイプ]]、[[フレイバー・テキスト]]といったフレイバー部分の制作を担当する。社外の[[アーティスト]]も多く所属する。クレジットでは、''Worldbuilding''(世界観構築)と''Creative & Production Studios''に分けて表記される。
+
;デジタル・チーム/Digital Team
+
:『[[Magic Online]]』や『[[デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ]]』といった[[コンピューターゲーム]]などのデジタルコンテンツに関するデザインを担当する。Magic Onlineの開発チームとは別である。
+
 
+
==関連カード==
+
*[[Look at Me, I'm R&D]] - [[アンヒンジド]]で登場したR&Dの名を冠する[[カード]]。R&Dの名の下に[[エラッタ]]を作り出すことができる。
+
*[[研究+開発/Research+Development]] - 2つの[[カード名]]を繋げると当時のR&Dの正式名称になる。
+
 
+
==脚注==
+
<references />
+
 
+
==参考==
+
*[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/duels-paradise-2012-06-11 Duel's Paradise]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/003410/ デュエルズ天国](Feature 2012年6月11日)
+
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/team-player-2015-11-30 TEAM PLAYER]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0016140/ チーム・プレイヤー](Making Magic -マジック開発秘話- 2015年11月30日 Mark Rosewater著)
+
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/working-other-teams-2016-03-11 WORKING WITH OTHER TEAMS]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0016604/ 他のチームと仕事をする](Latest Developments -デベロップ最先端- [[2016年]]3月11日 Sam Stoddard著)
+
*[[The Great Designer Search]]
+
*[[The Great Designer Search 2]]
+
*[[The Great Designer Search 3]]
+
*[[用語集]]
+

MTG Wikiへの全ての投稿は、他の利用者によって編集、変更、除去される可能性があります。 自信の投稿が他人によって遠慮なく編集されることを望まない場合は、ここには投稿しないでください。
また、投稿されるものは、自身によって書かれたものであるか、パブリック・ドメイン、またはそれに類するフリーな資料からの複製であることを約束してください(詳細はMTG Wiki:著作権を参照)。 著作権保護されている作品を、許諾なしに投稿してはいけません!

中止 | 編集の仕方 (新しいウィンドウが開きます)
MOBILE