錬金術師の挽回/Alchemist's Retrieval

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*見方を変えれば「[[あなた|自分]]の[[パーマネント]]を戻す際には1[[マナ]]軽くなるボーナスがつく分散」であり、[[イニストラード:真夜中の狩り]]の[[霊波/Geistwave]]とデザインの方向性が特に近い。フレイバー的にもどちらも屍錬金術師の技術が描かれている。
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**[[カード名]]の“Retrieval”は「挽回」と訳されているが、ここでは単純に「回収」程度の意味合いか。あるいは、[[霊/Geist]]を[[人間]]の役に立てる、これこそ霊にとっての「名誉回復」だという屍錬金術師たちの言い分かもしれない。
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{{フレイバーテキスト|多くにとってはおぞましい亡霊であるが、屍錬金術師にとっては高性能な燃料源である。}}
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:イニストラード:真紅の契り]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:イニストラード:真紅の契り]] - [[コモン]]

2021年11月21日 (日) 10:17時点における最新版


Alchemist's Retrieval / 錬金術師の挽回 (青)
インスタント

切除(1)(青)(あなたはこの呪文を切除コストで唱えてもよい。そうしたなら、角括弧の中の記述を削除する。)
〔あなたがコントロールしていて〕土地でないパーマネント1つを対象とする。それをオーナーの手札に戻す。


通常は土地が範囲外になった救出/Rescueだが、切除すれば分散/Disperse相当となるバウンスインスタント

イニストラード:真紅の契りリミテッドにおいては、救出としても分散としても出番が多く、軽くテンポが取りやすい使い勝手がよい呪文第2面オーラ降霊クリーチャーが存在しているのが追い風で、自分のオーラ化したそれらを回収して再利用したり、対戦相手側のそれらを(クリーチャーをバウンスして)剥がしたりと活躍できる。他にも、濫用などのETB能力を再利用したり、擬似除去を剥がしたり、対戦相手の虎の子の除去コンバット・トリックを無駄にしたり、戻したカードを即唱え直すことで夜明の条件を満たしたり、と汎用性が高い。

  • 分散の上位互換。一方、救出の上位互換ではないが、土地が範囲外になったマイナス面より分散として使えるようになり腐りづらくなったプラス面のほうが大きい。
  • 見方を変えれば「自分パーマネントを戻す際には1マナ軽くなるボーナスがつく分散」であり、イニストラード:真夜中の狩り霊波/Geistwaveとデザインの方向性が特に近い。フレイバー的にもどちらも屍錬金術師の技術が描かれている。
    • カード名の“Retrieval”は「挽回」と訳されているが、ここでは単純に「回収」程度の意味合いか。あるいは、霊/Geist人間の役に立てる、これこそ霊にとっての「名誉回復」だという屍錬金術師たちの言い分かもしれない。
多くにとってはおぞましい亡霊であるが、屍錬金術師にとっては高性能な燃料源である。

[編集] 参考

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