置換効果

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(戦場に出ることに対する置換効果)
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#呪文や能力の解決によって生成された継続的効果のうちで[[スタック]]上にある時点でそのパーマネントの特性を変更したもの
 
#呪文や能力の解決によって生成された継続的効果のうちで[[スタック]]上にある時点でそのパーマネントの特性を変更したもの
 
#そのパーマネントの[[常在型能力]]からの[[継続的効果]]
 
#そのパーマネントの[[常在型能力]]からの[[継続的効果]]
のみである。それ以外の、他の発生源からの常在型能力は考慮しない。
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のみである。それ以外の、他の発生源からの常在型能力は考慮しない。これは未来の情報を予測するのではなく、パーマネントが実際に戦場に出る前の現在のゲームの状態で取りうる特性を見る。([http://blogs.magicjudges.org/rulestips/2013/10/gods-4-devotion-and-entering-the-battlefield/ 参考:Magic Judge])。
 
*例:[[血染めの月/Blood Moon]]が戦場にあるとき、[[タップインデュアルランド]]は戦場に出たあと能力を[[失う]]が、それを考慮せず[[タップ]]状態で戦場に出る。同様に、[[謙虚/Humility]]が戦場にあるときでも、[[接合]]や[[移植]]持ちのクリーチャーは[[+1/+1カウンター]]が置かれた状態で場に出る。
 
*例:[[血染めの月/Blood Moon]]が戦場にあるとき、[[タップインデュアルランド]]は戦場に出たあと能力を[[失う]]が、それを考慮せず[[タップ]]状態で戦場に出る。同様に、[[謙虚/Humility]]が戦場にあるときでも、[[接合]]や[[移植]]持ちのクリーチャーは[[+1/+1カウンター]]が置かれた状態で場に出る。
 
*例:[[イクスリッドの看守/Yixlid Jailer]]が戦場にあるとき、[[墓地]]にある[[円盤の大魔術師/Magus of the Disk]]は能力を失っているが、それを考慮せず円盤の大魔術師が墓地から戦場に出るときもタップ状態で戦場に出る。
 
*例:[[イクスリッドの看守/Yixlid Jailer]]が戦場にあるとき、[[墓地]]にある[[円盤の大魔術師/Magus of the Disk]]は能力を失っているが、それを考慮せず円盤の大魔術師が墓地から戦場に出るときもタップ状態で戦場に出る。
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**あなたの[[クローン/Clone]]が[[ルーメングリッドの管理人/Lumengrid Warden]]の[[コピー]]として戦場に出るとき、クローンによる置換のあとに寓話の賢人による置換を行うので、カウンターが置かれた状態で戦場に出る(上記1.)。
 
**あなたの[[クローン/Clone]]が[[ルーメングリッドの管理人/Lumengrid Warden]]の[[コピー]]として戦場に出るとき、クローンによる置換のあとに寓話の賢人による置換を行うので、カウンターが置かれた状態で戦場に出る(上記1.)。
 
**同時にあなたがウィザードを指定した[[奸謀/Conspiracy]]をコントロールしていても、あなたの[[灰色熊/Grizzly Bears]]はカウンターが置かれずに戦場に出る。
 
**同時にあなたがウィザードを指定した[[奸謀/Conspiracy]]をコントロールしていても、あなたの[[灰色熊/Grizzly Bears]]はカウンターが置かれずに戦場に出る。
 
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*対戦相手が[[威圧する君主/Imposing Sovereign]]をコントロールしており、あなたが[[アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel]]を2体コントロールしている状態で[[死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead]]を戦場に出す場合、エレボスはアンタップ状態で戦場に出る。置換効果を適用する際、エレボスが戦場で取りうる特性は自身の常在型能力を考慮に入れるが、エレボス自身は戦場に存在しないため[[黒]]への[[信心]]は4である。エレボスの特性はエンチャントとして扱われ、威圧する君主の効果は適用されない。
 
戦場に出ることに対する置換効果が何らかの選択を必要とする場合、選択はそのパーマネントが戦場に出る前に行われる。
 
戦場に出ることに対する置換効果が何らかの選択を必要とする場合、選択はそのパーマネントが戦場に出る前に行われる。
 
*例:[[未来予知/Future Sight]]をコントロールしている状況で[[ライブラリーの一番上]]が[[公開する|公開されて]]おり、それが[[神聖なる泉/Hallowed Fountain]]であったとする。この神聖なる泉を[[プレイ]]する場合、2点の[[ライフ]]を[[支払う]]かどうかの選択は、神聖なる泉がライブラリーの一番上にある間、すなわちライブラリーの上から2番目のカードを公開する前に行う。
 
*例:[[未来予知/Future Sight]]をコントロールしている状況で[[ライブラリーの一番上]]が[[公開する|公開されて]]おり、それが[[神聖なる泉/Hallowed Fountain]]であったとする。この神聖なる泉を[[プレイ]]する場合、2点の[[ライフ]]を[[支払う]]かどうかの選択は、神聖なる泉がライブラリーの一番上にある間、すなわちライブラリーの上から2番目のカードを公開する前に行う。

2013年12月25日 (水) 21:16時点における版

置換効果/Replacement Effectとは、あるイベントを他のイベントに置き換える効果を指すルール用語。基本的に継続的効果の一種である。


Notion Thief / 概念泥棒 (2)(青)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) ならず者(Rogue)

瞬速
対戦相手1人が自分の各ドロー・ステップで引く1枚目のカード以外にカードを1枚引く場合、代わりにそのプレイヤーはそのドローを飛ばし、あなたはカードを1枚引く。

3/1


Phylactery Lich / 聖句札の死者 (黒)(黒)(黒)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie)

破壊不能
聖句札の死者が戦場に出るに際し、あなたがコントロールするアーティファクト1つの上に聖句(phylactery)カウンターを1個置く。
あなたが聖句カウンターが置かれているパーマネントをコントロールしていないとき、聖句札の死者を生け贄に捧げる。

5/5


Master Biomancer / 練達の生術師 (2)(緑)(青)
クリーチャー — エルフ(Elf) ウィザード(Wizard)

あなたがコントロールする他の各クリーチャーは、それの上に練達の生術師のパワーに等しい数の追加の+1/+1カウンターが置かれ、それの他のタイプに加えてミュータント(Mutant)でもある状態で戦場に出る。

2/4

目次

解説

定義

「Aする代わりにBする/A instead B」という語を用いる効果は置換効果である。この場合、Aというイベントが発生しようとした時、それがBというイベントに置き換えられて実行される。置換されたAは起こらなかったことになる。「再生」も破壊に対する置換効果である。

「○○は~状態で戦場に出る/○○ enters the battlefield with ~」、「○○が戦場に出るに際し~/As ○○ enters the battlefield ~」、「○○は~として戦場に出る/○○ enters the battlefield as ~」という効果は置換効果である。これらはパーマネントが戦場に出ることには変わりないが、それらの位相特性を変化させた状態で戦場に出したり、戦場に出る以外の処理を同時に行わせたりする。

  • 「タップ状態で戦場に出る」「+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る」「いずれかのクリーチャーのコピーとして戦場に出る」等がある。

飛ばす/Skip」という効果は置換効果である。この単語によってどのようなイベントステップフェイズターンが何も起こらないことに置き換えられるかを示す。

「○○が表向きになるに際し~/As ○○ is turned face up ~」という効果は置換効果である。

継続的効果ではない置換効果も存在しており、自己置換効果がそれに該当する。

置換・軽減効果の相互作用

あるイベントに対して適用可能な複数の置換効果や軽減効果があるならば、「その影響を受けるプレイヤーがそのうち一つを選び、それを適用する」という手順を適用可能な置換効果か軽減効果が残っている限り繰り返す。

  • 影響を受けるプレイヤーとは「カードを引く」などのイベントを実際に行うプレイヤー、あるいはイベントの影響を受けるオブジェクトのコントローラーである。コントローラーの存在しないオブジェクトの場合はそのオーナーとなる。
  • 「発生源が何かにダメージを与える」というイベントの場合、適用順を決めるプレイヤーはダメージを受ける側のプレイヤーかそのパーマネントのコントローラーになる。

適用する順序は任意に選択できるが、自己置換効果はそれ以外の置換効果より先に適用しなくてはならない。

イベントが置換された結果、適用される置換・軽減効果が変わったり、影響を受けるプレイヤーが変わる事がある。

置換効果の結果にその同一の置換効果が再び適用されることはなく、置換されるのは元のイベントとそれを置換したイベントを通して1回だけである。

  • ラースの灼熱洞/Furnace of Rathが戦場に2枚あるとき、発生源が2点のダメージを何かに与えようとする場合、2枚がそれぞれイベントを1回ずつ置換し8点のダメージを与えるイベントとなる。置換効果の無限ループにはならない。

オブジェクトが戦場に出ることを置換する置換効果が複数ある場合、以下の順で選ばなくてはならない。同種のものがある場合は好きな順で適用してよい。

  1. オブジェクトが戦場に出る際のコントローラーを変更する効果(標本集め/Gather Specimensなど)
  2. 何らかのコピーとなる効果(クローン/Clone荒れ野の本質/Essence of the Wildなど)
  3. その他の効果
  • コピー効果の順番は、イニストラード発売に伴う総合ルール変更の際に指定された。それ以前は他の効果と同様の扱いをされていた。

戦場に出ることに対する置換効果

戦場に出ることに対する置換効果を含む能力を持つパーマネントが戦場に出る場合、それがそのパーマネント自身に影響を及ぼすのは、その置換効果が自身にのみ影響する場合に限る。いずれにせよそのパーマネントと同時に戦場に出る他のパーマネントに対して影響を及ぼすことは無い。

  • 例:夢の宝珠/Orb of Dreamsの能力は、戦場に出ようとする全てのパーマネントに影響し、自身のみに限定されていない。そのため自身が戦場に出ることを置換せず、単体ではアンタップ状態で戦場に出る。また、夢の宝珠と同時に戦場に出るパーマネントもアンタップ状態である。

戦場に出ることに対する置換効果がどのように適用されるかは、そのパーマネントが戦場に出る時点で取るであろう特性を見る。このとき考慮するのは

  1. 戦場に出ることに影響を及ぼす置換効果のうちですでに適用したもの
  2. 呪文や能力の解決によって生成された継続的効果のうちでスタック上にある時点でそのパーマネントの特性を変更したもの
  3. そのパーマネントの常在型能力からの継続的効果

のみである。それ以外の、他の発生源からの常在型能力は考慮しない。これは未来の情報を予測するのではなく、パーマネントが実際に戦場に出る前の現在のゲームの状態で取りうる特性を見る。(参考:Magic Judge)。

戦場に出ることに対する置換効果が何らかの選択を必要とする場合、選択はそのパーマネントが戦場に出る前に行われる。

戦場に出ることに対する置換効果のうち、他のオブジェクトの領域を移動させる効果は、戦場に出ようとしているそのオブジェクト自身を戦場に出ないようにすることはできない。

その他

  • 置換しようとしているイベントが発生しなければ、置換効果は適用できない。
    • 例外として、カードを引くことに対する置換効果は、ライブラリーにカードが存在していないため引くことができない場合でも適用できる。
  • 置換効果を適用することによって、イベント発生源が変わることはない。置き換えられたイベントを実行するのは、あくまで元のイベントを実行しようとしていたものである。
  • 「あなたはXしてよい。そうした場合、Yする」という種類の能力の場合、Xを別のイベントに置換したとしても、(置換したイベントを行ったならば)Yのイベントは発生する。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

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