深淵への覗き込み/Peer into the Abyss

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2022年10月10日 (月) 02:42時点におけるAtom (トーク | 投稿記録)による版
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Peer into the Abyss / 深淵への覗き込み (4)(黒)(黒)(黒)
ソーサリー

プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分のライブラリーにあるカードの枚数半分に等しい枚数のカードを引き、自分のライフの半分を失う。それぞれの端数は切り上げる。


大量ドローと大量ライフロスを同時に行うソーサリー古えの渇望/Ancient Cravingの最上位種と言って良いだろう。

この手の呪文は自身のカードアドバンテージ対戦相手のライフを攻めるかを選べる柔軟性が売りのはずだが、ドローカードとして見た場合は引く枚数が過剰とも言え、一方でライフを攻める手段と見た場合はライフの半分以下しか減らせないと言うことで、どちら側で評価してもやや大振りすぎる感がある。

そもそも7マナのソーサリーという重量級の呪文に求められるものを考えた場合、単純なアドバンテージよりもコンボ的運用が見合っていると言える。たとえばスタンダードで同居している地獄界の夢/Underworld Dreamsなどの「カードを引く」が何らかの誘発条件となるカードと組み合わせれば、ほぼ1ショットキルが狙える。ただし対戦相手に潤沢な手札を与えるため、インスタント火力で反撃されたりライフ回復でしのがれたりするリスクがあることには要注意。

死体の花/Cadaverous Bloomとの相性がいい。プロスブルームなら7マナというのもたいした負担にはならない。

リミテッドでは基本的にピックする価値があるカードではないが、テフェリーの後見/Teferi's Tutelageを取れているのであれば1ショットキルを狙ってみるのも一考。

パイオニアでは睡蓮の原野コンボで採用される。膨大なマナを出せるコンボデッキであるため相性が良い。9マナある状態で唱え、残りの2マナで睡蓮の原野/Lotus Field見えざる糸/Hidden Stringsを使うことでマナを増やし、大量の手札から勝利手段へと繋げるといった形で使用される。基本的には唱えたターンに勝負がつくのでライフロスも手札の上限も気にならない。また、ややマイナーなデッキだが黒単信心でも上記の地獄界の夢コンボによる勝ち手段として採用される。

「そんなに大げさにしないでよ。目が血を吹いて、耳から脳が流れ出してからが、正気を失うというものよ。」
狂気を招く者ブレイズ

参考

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