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==解説==
 
==解説==
多くのセットに登場する[[ドミナリア/Dominaria]]を皮切りに、千夜一夜物語風の世界の集合体である[[ラバイア/Rabiah]]、[[#人工次元|人工次元]]の[[ラース/Rath]]や[[セラの領土/Serra's Realm]]、[[ファイレクシア/Phyrexia]]、世界全体が都市の[[ラヴニカ/Ravnica]]、ミニチュア世界の[[セゴビア/Segovia]]などが、次元の例である。
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最も多くのセットに登場する[[ドミナリア/Dominaria]]を皮切りに、千夜一夜物語風の世界の集合体である[[ラバイア/Rabiah]]、[[#人工次元|人工次元]]の[[ラース/Rath]]や[[セラの領土/Serra's Realm]]、[[ファイレクシア/Phyrexia]]、世界全体が都市の[[ラヴニカ/Ravnica]]、ミニチュア世界の[[セゴビア/Segovia]]などが、次元の例である。
  
 
次元の種類は多種多様で、互いに異なる様相を見せ、その違いはまさに想像力の及ぶ限りの幅がある。[[多元宇宙/Multiverse]]に存在する次元の数は無限といえる。
 
次元の種類は多種多様で、互いに異なる様相を見せ、その違いはまさに想像力の及ぶ限りの幅がある。[[多元宇宙/Multiverse]]に存在する次元の数は無限といえる。
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また、マナの[[色]]の偏りが出ることもある。[[ワイルドファイア/Wildfire]]は[[赤マナ]]に偏った次元であり、ファイレクシアは[[黒マナ]]、逆にセラの領土は[[白マナ]]が占めており、[[アラーラ/Alara]]の各[[断片/Shard]]は5色の内2色との繋がりが欠けている。適切な色マナが無ければ魔法は使えないため、時にはプレインズウォーカーのような強力な存在でもただの人間同然となって窮地に陥ってしまう。
 
また、マナの[[色]]の偏りが出ることもある。[[ワイルドファイア/Wildfire]]は[[赤マナ]]に偏った次元であり、ファイレクシアは[[黒マナ]]、逆にセラの領土は[[白マナ]]が占めており、[[アラーラ/Alara]]の各[[断片/Shard]]は5色の内2色との繋がりが欠けている。適切な色マナが無ければ魔法は使えないため、時にはプレインズウォーカーのような強力な存在でもただの人間同然となって窮地に陥ってしまう。
  
マナの安定性を欠いた次元もあり、[[時のらせん]]期のドミナリアや過去のウルグローサ、[[ゼンディカー/Zendikar]]での魔法は時に操作不能となったり、予想外の結果を引き起こす。それらの次元では次元の裂け目、変則的な時間の流れ、[[Dead Zone|Dead Zone(死滅地帯)]]、[[上天の嵐/Aether Storm|霊気の嵐]]、[[乱動/The Roil]]なども見られる。あるいは、[[神河/Kamigawa]]では人と神の世界が、ラヴニカでは生と死の境が交差したり曖昧な状態になった。
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マナの安定性を欠いた次元もあり、[[時のらせん]]期のドミナリアや過去のウルグローサ、[[ゼンディカー/Zendikar]]での魔法は時に操作不能となったり、予想外の結果を引き起こす。それらの次元では次元の裂け目、変則的な時間の流れ、[[Dead Zone|Dead Zone(死滅地帯)]]、[[上天の嵐/AEther Storm|霊気の嵐]]、[[乱動/The Roil]]なども見られる。あるいは、[[神河/Kamigawa]]では人と神の世界が、ラヴニカでは生と死の境が交差したり曖昧な状態になった。
  
 
===次元の位置とプレインズウォーク===
 
===次元の位置とプレインズウォーク===
多元宇宙に広がる[[久遠の闇/Blind Eternities]]([[霊気/Aether]]に満ちた果て知れぬ空間)にそれぞれの次元は隔てられて存在している。一般の者は自身の住む次元を離れることはできず、他に別の次元が存在するとは知る由もない。
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多元宇宙に広がる[[久遠の闇/Blind Eternities]]([[霊気/Æther]]に満ちた果て知れぬ空間)にそれぞれの次元は隔てられて存在している。一般の者は自身の住む次元を離れることはできず、他に別の次元が存在するとは知る由もない。
  
 
混沌とした久遠の闇に隔てられてはいるが、次元同士の位置関係は定められていてある程度は開示されている。ドミナリアは多元宇宙の中心にあり、[[シャード/The Shard]]の12世界やDominarian Nexusと呼ばれる諸次元と近い位置にある。特にラースは単独でDominarian Nexusと表現されたことがある。また、逆にウルグローサはドミナリアから遥かに離れた次元とされ、はぐれ次元(Rogue Plane)の異名を持つシャンダラーはその位置を変える性質を持ち、[[エクィロー/Equilor]]は久遠の闇の最果てにあるとされる。
 
混沌とした久遠の闇に隔てられてはいるが、次元同士の位置関係は定められていてある程度は開示されている。ドミナリアは多元宇宙の中心にあり、[[シャード/The Shard]]の12世界やDominarian Nexusと呼ばれる諸次元と近い位置にある。特にラースは単独でDominarian Nexusと表現されたことがある。また、逆にウルグローサはドミナリアから遥かに離れた次元とされ、はぐれ次元(Rogue Plane)の異名を持つシャンダラーはその位置を変える性質を持ち、[[エクィロー/Equilor]]は久遠の闇の最果てにあるとされる。
  
 
====プレインズウォーク====
 
====プレインズウォーク====
[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]のみが久遠の闇を越えて次元から次元へと自らの力で行き来することができる。この次元移動能力は[[プレインズウォーク]]といい、[[プレインチェイス戦]]ではゲーム上のメカニズムとして取り入れられている。
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[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]のみが久遠の闇を越えて次元から次元へと自らの力で行き来することができる。この次元移動能力は[[プレインズウォーク]]といい、[[Planechase]]ではゲーム上のメカニズムとして取り入れられている。ただし、プレインズウォーカーの能力で一緒に旅をしたり、[[呪文]]で霊気を潜り抜けて呼び出されたり、次元間を繋ぐ[[ポータル/Portal]]や次元移動可能な機能([[ウェザーライト/Weatherlight]]やAmbulator、ラースの転移装置など)を用いるなどすることで、プレインズウォーカーでない者でも次元移動ができる。
 
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プレインズウォーカー以外の生物の次元移動については、[[大修復/The Mending]]の前後で事情が大きく変化している。大修復以前は、次元間を繋ぐ[[ポータル/Portal]]や次元移動可能な機能([[ウェザーライト/Weatherlight (ストーリー)|ウェザーライト/Weatherlight]]やAmbulator、ラースの転移装置など)を用いるなどすることで次元移動ができていた。このようなプレインズウォーカーに依らない次元移動の手段は大修復以後原則として使用不能になっていた。一部のプレインズウォーカーはある程度の制約の下で自身以外の生物を次元移動させる能力を有しており、こちらならば大修復以後でも使用可能になっている。
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[[新ファイレクシア/New Phyrexia]]との決戦以降、各所に[[領界路/Omenpath]]と呼ばれる次元同士を繋ぐ通路が発生するようになり、再びプレインズウォーカー以外が次元移動できる可能性が生じた。
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====次元の隔離====
 
====次元の隔離====
 
魔法や現象によって次元が外界から隔離されることで、プレインズウォークやポータルによる次元移動が不能になることがある。
 
魔法や現象によって次元が外界から隔離されることで、プレインズウォークやポータルによる次元移動が不能になることがある。
  
[[シャード/The Shard]]はドミナリアなどの12の次元をそれら以外の世界から隔絶してしまい、侵入も脱出もできなくした。これは[[ゴーゴスの酒杯/Golgothian Sylex]]の起動による[[The Devastation|The Devastation(大荒廃)]]が引き金となって生じた現象で、[[フレイアリーズの世界呪文/Freyalise's World Spell]]で破壊された。
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シャードはドミナリアなどの12の次元をそれら以外の世界から隔絶してしまい、侵入も脱出もできなくした。これは[[Golgothian Sylex#ストーリー|Golgothian Sylex(ゴーゴスの酒杯)]]の起動による[[The Devastation|The Devastation(大荒廃)]]が引き金となって生じた現象で、[[フレイアリーズの世界呪文/Freyalise's World Spell]]で破壊された。
  
 
プレインズウォーカーのような強力な存在は次元全体を魔法の障壁で遮蔽することもある。ウルグローサの[[フェロッズの封印/Feroz's Ban (ストーリー)|フェロッズの封印/Feroz's Ban]]やシャンダラーの大障壁/The Great Barrierがこれに当たる。更に、妄想に囚われた[[メムナーク/Memnarch#ストーリー|メムナーク/Memnarch]]はミラディンへのプレインズウォーカー侵入を禁じ、[[ネイラ/Nailah]]は[[テイザー/Taysir]]のラバイア帰還を封じている。
 
プレインズウォーカーのような強力な存在は次元全体を魔法の障壁で遮蔽することもある。ウルグローサの[[フェロッズの封印/Feroz's Ban (ストーリー)|フェロッズの封印/Feroz's Ban]]やシャンダラーの大障壁/The Great Barrierがこれに当たる。更に、妄想に囚われた[[メムナーク/Memnarch#ストーリー|メムナーク/Memnarch]]はミラディンへのプレインズウォーカー侵入を禁じ、[[ネイラ/Nailah]]は[[テイザー/Taysir]]のラバイア帰還を封じている。
 
強力な[[アーティファクト]]によって次元移動が不能になるケースも存在する。[[アゾール/Azor]]によって作成された[[不滅の太陽/The Immortal Sun (ストーリー)|不滅の太陽/The Immortal Sun]]は次元([[イクサラン/Ixalan]])からの脱出を封じる働きがある。
 
  
 
===人工次元===
 
===人工次元===
 
次元は自然の産物ばかりではなく人工的に作り出されることもある。それらは'''人工次元'''/''Artificial Plane''と呼ばれる。
 
次元は自然の産物ばかりではなく人工的に作り出されることもある。それらは'''人工次元'''/''Artificial Plane''と呼ばれる。
  
古代のプレインズウォーカーの手によるファイレクシアやセラが創造したセラの領土、[[ヨーグモス/Yawgmoth]]の前哨基地ラース、[[カーン/Karn]]のデザインした[[アージェンタム/Argentum]](→[[ミラディン/Mirrodin]]→[[新ファイレクシア/New Phyrexia]])などが人工次元の代表である。[[ウルザ/Urza]]の分析によると、人工次元には欠陥があるためいずれは崩壊する宿命にある。
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古代のプレインズウォーカーの手によるファイレクシアやセラが創造したセラの領土、[[ヨーグモス/Yawgmoth]]の前哨基地ラース、[[カーン/Karn]]のデザインした[[アージェンタム/Argentum]][[ミラディン/Mirrodin]])などが人工次元の代表である。[[ウルザ/Urza]]の分析によると、人工次元には欠陥があるためいずれは崩壊する宿命にある。
  
 
==ゲーム上の次元==
 
==ゲーム上の次元==
次元をプレインズウォークするイメージを再現した[[プレインチェイス]]では、次元をカード化した[[次元]][[カード]]が登場した。次元カードは[[カード・タイプ]]に[[次元]]と[[次元タイプ]]を持ち、それがどの次元に属する地域か分かるようになっている。プレインチェイス以前には次元自体がカード化されることはなく、カードセットの舞台やキャラクターやクリーチャーの出身地などとして設定されているぐらいの扱いがほとんどであった。
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次元をプレインズウォークするイメージを再現した[[次元マジック]]では、次元をカード化した[[次元]][[カード]]が登場した。次元カードは[[カード・タイプ]]に[[次元]]と[[次元タイプ]]を持ち、それがどの次元に属する地域か分かるようになっている。次元マジック以前には次元自体がカード化されることはなく、カードセットの舞台やキャラクターやクリーチャーの出身地などとして設定されているぐらいの扱いがほとんどであった。
  
 
むしろ、カードでは次元を部分的に描くのが通例であり、[[伝説の土地]]や[[エンチャント]]、イラストなどでその次元の地勢や環境を描写したり、[[ソーサリー]]や[[インスタント]]で次元を特徴付ける魔法や現象を、[[クリーチャー]]で次元の社会や動植物相を表現する、などが伝統的な手法である。
 
むしろ、カードでは次元を部分的に描くのが通例であり、[[伝説の土地]]や[[エンチャント]]、イラストなどでその次元の地勢や環境を描写したり、[[ソーサリー]]や[[インスタント]]で次元を特徴付ける魔法や現象を、[[クリーチャー]]で次元の社会や動植物相を表現する、などが伝統的な手法である。

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