東屋のエルフ/Arbor Elf

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1[[マナ]]になったかわりに、[[アンタップ]]できる[[土地]]に制限がついた[[草原のドルイド僧/Ley Druid]]。
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1[[マナ]]になったかわりに、[[アンタップ]]できる[[土地]]に制限がついた[[草原のドルイド僧/Ley Druid]]。もしくは直接[[緑マナ]]を生み出すのではなく、[[森]]を経由する形になった[[ラノワールのエルフ/Llanowar Elves]]。
  
[[ラノワールのエルフ/Llanowar Elves]]と同じく、[[]]1マナの[[エルフ]]で疑似的な[[マナ・クリーチャー]]といえる。
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1マナ域の疑似[[マナ・クリーチャー]]であり、また[[エルフ]]でもある。ラノワールのエルフ同様、[[エルフ (デッキ)|エルフ・デッキ]]の戦力に各種[[デッキ]]の[[マナ基盤]]補助に働いてくれる便利な1枚。
  
[[]]とは[[カード名]]ではなく、[[基本土地タイプ]]の森を指す。[[ショックランド]][[デュアルランド]]を起こせば[[緑マナ]]以外も出すことができ、ラノワールのエルフより柔軟であることは長所だが、森を[[破壊]]されると何もできなくなってしまう短所も持つ。あくまで森をアンタップするだけの能力であり、[[マナ能力]]ではないことにも注意。
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ラノワールのエルフと比べ、土地がないと機能しなくなった一方で、土地さえあれば応用が効くようになった、と言える。[[基本土地タイプ]]の森を持っているならアンタップできるため、[[ショックランド]][[デュアルランド]]を使って[[多色]]の補助もできる。[[繁茂/Wild Growth]]などがついた森をアンタップすればより高い効率で[[マナ加速]]ができるし、[[クリーチャー化]]した森をアンタップすれば[[警戒]]のような振る舞いも可能だし、何らかの理由で[[タップ能力]]を持った森があればそれの補助もできる。
  
ゼンディカーブロック構築では2ターン目に[[皮背のベイロス/Leatherback Baloth]]を出すために活躍した。
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[[ゼンディカー=エルドラージ覚醒・ブロック構築|ゼンディカー・ブロック構築]]では2ターン目に[[皮背のベイロス/Leatherback Baloth]]を出すために活躍した。[[基本セット2013]]での[[再録]]時は、ラノワールのエルフが[[基本セット]][[落ちる|落ち]]したことに加えて隣接する[[ラヴニカへの回帰ブロック]]に[[ショックランド]]など相性がよいカードが多いこともあり、広く用いられている。
  
[[基本セット2013]][[再録]]。隣接する[[ラヴニカへの回帰ブロック]]で、ショックランドや[[土地]]につける[[オーラ]]と言った相性の良いカードが登場するのが追い風となっている。
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*他の[[プレイヤー]]の森も対象にできる。[[多人数戦]]で役に立つかもしれない。
 
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*この能力は森をアンタップするだけであり[[マナ能力]]ではない。[[コスト]][[支払う|支払い]]の求めに応じて使える機会はない([[マナ能力#解説|マナ能力の解説]]も参照)。
*草原のドルイド僧同様、[[繁茂/Wild Growth]]等がついた森をアンタップすれば、ラノワールのエルフよりも高い効率でマナ加速ができる。また、[[クリーチャー]]化した森をアンタップすれば[[警戒]]のような振る舞いも可能。
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**[[カジュアルプレイ]]ならば手順を[[省略]]しても受け入れられる可能性もあるが、[[ルール適用度|競技レベル]]の大会ではトラブルを招くので注意。当然[[Magic Online]]では受け付けてくれない。
*意外なことに他の[[プレイヤー]]の森も起こせる。[[多人数戦]]で役に立つかもしれない。
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*マナを出すのに土地を経由するため、[[魔力のとげ/Manabarbs]]によって[[ダメージ]]を受けてしまうのもラノワールのエルフとの違いのひとつ。
  
 
==参考==
 
==参考==
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*[[カード名百科事典#東屋|東屋]]([[カード名百科事典]])
 
*[[カード個別評価:ワールドウェイク]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:ワールドウェイク]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2013]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2013]] - [[コモン]]
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*[[カード個別評価:マスターズ25th]] - [[コモン]]

2018年3月4日 (日) 01:03時点における最新版


Arbor Elf / 東屋のエルフ (緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)

(T):森(Forest)1つを対象とし、それをアンタップする。

1/1

1マナになったかわりに、アンタップできる土地に制限がついた草原のドルイド僧/Ley Druid。もしくは直接緑マナを生み出すのではなく、を経由する形になったラノワールのエルフ/Llanowar Elves

1マナ域の疑似マナ・クリーチャーであり、またエルフでもある。ラノワールのエルフ同様、エルフ・デッキの戦力に各種デッキマナ基盤補助に働いてくれる便利な1枚。

ラノワールのエルフと比べ、土地がないと機能しなくなった一方で、土地さえあれば応用が効くようになった、と言える。基本土地タイプの森を持っているならアンタップできるため、ショックランドデュアルランドを使って多色の補助もできる。繁茂/Wild Growthなどがついた森をアンタップすればより高い効率でマナ加速ができるし、クリーチャー化した森をアンタップすれば警戒のような振る舞いも可能だし、何らかの理由でタップ能力を持った森があればそれの補助もできる。

ゼンディカー・ブロック構築では2ターン目に皮背のベイロス/Leatherback Balothを出すために活躍した。基本セット2013での再録時は、ラノワールのエルフが基本セット落ちしたことに加えて隣接するラヴニカへの回帰ブロックショックランドなど相性がよいカードが多いこともあり、広く用いられている。

[編集] 参考

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