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2021年9月24日 (金) 01:58時点における紙餅 (トーク | 投稿記録)による版
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/Dayは、ゲームが取り得る状態である。イニストラード:真夜中の狩りで初登場した。


Celestus Sanctifier / セレスタスの奉納者 (2)(白)
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)

セレスタスの奉納者が戦場に出るに際し、昼でも夜でもないなら、昼になる。
昼が夜になるか夜が昼になるたび、あなたのライブラリーの一番上にあるカード2枚を見る。それらのうち1枚をあなたの墓地に置く。

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目次

解説

イニストラード/Innistradにおける昼夜のサイクルを表したメカニズム。

昼と夜を参照するパーマネント・カードの多くは、「戦場に出るに際し、昼でも夜でもないなら、昼になる」という形でゲームを昼にする能力を持っている。また、狼男変身と直結したキーワード能力日暮によってこの状態になることもある。

イニストラード:真夜中の狩りにおいては、昼と夜が切り替わるたびに誘発する誘発型能力を持つカードがアーティファクトに存在している。

ルール

初めて昼や夜になるとき

ゲームが始まったときは、ゲームの状態は昼でも夜でもない。通常、日暮または「戦場に出るに際し、昼でも夜でもないなら、昼になる。」という能力を持つパーマネントが戦場にでることによって、ゲームの状態は昼になる。

一度ゲームが昼か夜になった後は、ゲームは終了するまで昼か夜のどちらか一方の状態である。ゲームが同時に昼と夜の両方になることはない。一度ゲームが昼や夜になった後、ゲームが昼と夜のどちらでもない状態に戻ることはない。ゲーム全体が昼であるか、ゲーム全体が夜であるかどちらかである。あるプレイヤーにとって昼であり別のプレイヤーにとって夜であることはない。

  • 直感的には奇妙だが、ゲームの開始時は昼夜どちらでもない。そのため、昼夜に関わるカードが登場する前から昼夜を記録しておく必要はない。
  • 昼でも夜でもない状態で、不自然な月の出/Unnatural Moonriseによってゲームが夜から始まることがある。あるいは何らかの形で夜明を持つパーマネントが先に戦場に出ることによって夜から始まることがある。
  • 昼でも夜でもない状態で、何らかの形で日暮を持つクリーチャーと夜明を持つクリーチャーが同時に戦場に出た場合は、昼となる。その夜明を持つクリーチャーは、変身する。
  • 一度昼か夜になったのなら、日暮と夜明を持つカードや昼と夜の切り替わりをチェックするカードが存在しない間もゲームは昼か夜の状態となり、毎ターン下記のチェックも行われることに注意。

昼から夜または夜から昼になるとき

ゲームが昼や夜になった後、各ターンに昼夜が入れ替わるかどうかは、直前のターンにアクティブ・プレイヤーが唱えた呪文の数によって決まる。アンタップ・ステッププレイヤーがパーマネントをアンタップする前に、ゲームの昼夜が入れ替わるかどうかをチェックする。

  • ゲームが昼であり、直前のターンのアクティブ・プレイヤーがそのターン中に呪文を唱えなかった場合、夜となる。
  • ゲームが夜であり、直前のターンのアクティブ・プレイヤーがそのターン中に2つ以上の呪文を唱えた場合、昼となる。

この処理はスタックを用いずに行われる。アンタップ・ステップ中に昼と夜が切り替わったとき、「昼が夜になるか夜が昼になるたび」に誘発する能力は、アップキープ・ステップが始まる際にスタックに置かれる。

その他

  • 昼夜の切り替わる条件は、イニストラード・ブロックおよびイニストラードを覆う影における狼男の変身条件に似ているが、アクティブ・プレイヤーの唱えた呪文のみ数えるという点で異なる。イニストラード当初から狼男共通の変身条件のキーワード化も考慮されたが、変身という新たなキーワード処理の導入にさらに別のキーワードを被せることが頭痛の種になるという理由で取りやめられた[1]。イニストラード:真夜中の狩りで昼夜メカニズムが実現したのは、両面カードの初出から10年が経ち開発部もプレイヤーも変身に慣れ親しんだからであろう。
  • 夜+昼/Night+Dayという同じ名前の分割カードが存在する。
    • 余談だが、夜+昼はイニストラード:真夜中の狩りから新たにザ・リストに加えられており、セット・ブースターから低確率で出現する。

脚注

  1. Unanswered Questions: Innistrad/未回答問題:イニストラード(Feature 2011年10月10日 Mark Rosewater著)

参考

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