奨励/Take Heart

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+2/+2[[修整]]に自身の[[攻撃クリーチャー]]の数に等しい[[ライフ]][[回復]]が付いた、[[白]]の[[単体強化]][[インスタント]]。
 
+2/+2[[修整]]に自身の[[攻撃クリーチャー]]の数に等しい[[ライフ]][[回復]]が付いた、[[白]]の[[単体強化]][[インスタント]]。
  
[[リミテッド]]における定番枠。[[赤白|ボロスカラー]]の[[デッキ]]で[[教導]]を活かそうとすると、2体以上で同時に[[攻撃]]することになるので[[制覇の時/Moment of Triumph]]と同等の回復が見込めるうえ、教導で強化できる範囲を広げるのにも役立つ。[[緑白|セレズニアカラー]]のデッキならば[[トークン]][[生成]]で頭数を増やしやすく、大量回復も狙える。[[二段攻撃]]や[[絆魂]]とも相性が良く、それらを無視しても単純に使いやすい[[コンバット・トリック]]なので、[[白]]絡みの[[デッキ]]なら[[挿す|挿して]]おいて損はないだろう。
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[[リミテッド]]における定番枠。[[赤白|ボロスカラー]]の[[デッキ]]で[[教導]]を活かそうとすると、2体以上で同時に[[攻撃]]することになるので[[制覇の時/Moment of Triumph]]と同等の回復が見込める。[[緑白|セレズニアカラー]]のデッキならば[[トークン]][[生成]]で頭数を増やしやすく、大量回復も狙える。[[二段攻撃]]や[[絆魂]]とも相性が良く、それらを無視しても単純に使いやすい[[コンバット・トリック]]なので、[[白]]絡みの[[デッキ]]なら[[挿す|挿して]]おいて損はないだろう。
  
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*教導で[[対象]]に選べる範囲を広げたい場合、[[戦闘開始ステップ]]中に[[パワー]]を上げておく必要があるため、ライフ回復を諦めなければならないことに注意。
 
*この[[カード名]]は[[誤訳/名訳|誤訳]]の可能性がある。"Take Heart"とは「気分が引き立つ」「勇を鼓す」「元気づく」といった意味を持つイディオム、あるいは間投詞として「元気出して!」と呼びかける際に用いる。一方で「奨励」は「立場のある者が、ある事柄を評価して、それを行うように他者に推しすすめる」といった意味の言葉である。{{Gatherer|id=454073}}や[[フレイバー・テキスト]]でも[[ボロス軍/Boros Legion]]の[[兵士]]が1人で精神集中して士気を高める様子が表現されており、誰かに何かを推奨している様子は描かれていない。
 
*この[[カード名]]は[[誤訳/名訳|誤訳]]の可能性がある。"Take Heart"とは「気分が引き立つ」「勇を鼓す」「元気づく」といった意味を持つイディオム、あるいは間投詞として「元気出して!」と呼びかける際に用いる。一方で「奨励」は「立場のある者が、ある事柄を評価して、それを行うように他者に推しすすめる」といった意味の言葉である。{{Gatherer|id=454073}}や[[フレイバー・テキスト]]でも[[ボロス軍/Boros Legion]]の[[兵士]]が1人で精神集中して士気を高める様子が表現されており、誰かに何かを推奨している様子は描かれていない。
 
**おそらく「奨励」の字面だけで励まし、元気づけることを意味する「激励」の類語と勘違いしたか、"Take Heart"→励ます言葉→"Encouragement"→奨励、と連想してしまったのだろう。
 
**おそらく「奨励」の字面だけで励まし、元気づけることを意味する「激励」の類語と勘違いしたか、"Take Heart"→励ます言葉→"Encouragement"→奨励、と連想してしまったのだろう。
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==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:ラヴニカのギルド]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:ラヴニカのギルド]] - [[コモン]]
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*[[カード個別評価:Jumpstart]] - [[コモン]]

2020年8月16日 (日) 08:27時点における最新版


Take Heart / 奨励 (白)
インスタント

クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+2/+2の修整を受ける。あなたは、あなたがコントロールしている攻撃クリーチャー1体につき1点のライフを得る。


+2/+2修整に自身の攻撃クリーチャーの数に等しいライフ回復が付いた、単体強化インスタント

リミテッドにおける定番枠。ボロスカラーデッキ教導を活かそうとすると、2体以上で同時に攻撃することになるので制覇の時/Moment of Triumphと同等の回復が見込める。セレズニアカラーのデッキならばトークン生成で頭数を増やしやすく、大量回復も狙える。二段攻撃絆魂とも相性が良く、それらを無視しても単純に使いやすいコンバット・トリックなので、絡みのデッキなら挿しておいて損はないだろう。

  • 教導で対象に選べる範囲を広げたい場合、戦闘開始ステップ中にパワーを上げておく必要があるため、ライフ回復を諦めなければならないことに注意。
  • このカード名誤訳の可能性がある。"Take Heart"とは「気分が引き立つ」「勇を鼓す」「元気づく」といった意味を持つイディオム、あるいは間投詞として「元気出して!」と呼びかける際に用いる。一方で「奨励」は「立場のある者が、ある事柄を評価して、それを行うように他者に推しすすめる」といった意味の言葉である。イラストフレイバー・テキストでもボロス軍/Boros Legion兵士が1人で精神集中して士気を高める様子が表現されており、誰かに何かを推奨している様子は描かれていない。
    • おそらく「奨励」の字面だけで励まし、元気づけることを意味する「激励」の類語と勘違いしたか、"Take Heart"→励ます言葉→"Encouragement"→奨励、と連想してしまったのだろう。
    • 激励/Invigorate励まし/Emboldenといった名前のカードや、鼓舞督励といった似た意味のキーワード能力がすでに存在しており、「励ますこと」を意味する単語の不足も窺える。

[編集] 参考

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