リバイズド・エディション

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'''リバイズド'''(英:''Revised Edition''、略号:'''RV'''、'''3E'''、'''3ED''')は、3番目の[[基本セット]]。収録カードは全306種類で、1994年4月に発売が開始された。
  
=リバイズド/Revised Edition=
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== 概要 ==
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史上3番目の[[基本セット]]。
  
3番目の[[基本セット]]
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[[アンリミテッド]]後に2つの[[エキスパンション]][[アラビアンナイト]]と[[アンティキティー]])が発売されたことを受けて、基本セットとして初めて収録[[カード]]の改定が行われた。これにより[[パワー9]]などのあまりに強力なカードやあまりに複雑な[[効果]]を持つカードは除外されることとなったが、[[デュアルランド]]など、現在の基準からすればかなり強力なカードも多く再録された。
初めて収録カードの改定が行われた。
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とは言うものの、[[アンリミテッド]]とリバイズドの間には[[アラビアンナイト]]と[[アンティキティー]]しか存在しないので、枚数で見るとそれほど多くの変更はない。
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[[デュアルランド]]など、今から考えると強力過ぎるカードも多く再録されている。
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ただし、あまりに強すぎた[[パワー9]]は当然[[再録]]されていないし、他にもあまりに変なカードや[[Berserk]]のような壊れているカードも再録されていない。
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*[[タップ・シンボル]]が初めて採用された。当時は灰色の円の中に傾いた「T」が描かれたものだった。
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現在まで用いられている[[タップ・シンボル]]が初めて採用されたセットである。これ以前は、灰色の円の中に傾いた「T」が描かれたシンボルが使われていた。
  
*カードの色調が全体的に薄く、白枠と内側の境にある立体表現が省略されている。
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[[カード]]の色調が全体的に淡く、他のセットにある[[外枠]]と[[内枠]]の境の立体表現が省略されているのが印刷上の特徴であり、この版の[[基本地形]]などを好んで使う[[プレイヤー]]も多い。
**この淡い色合いは独特の「味」となっており、[[基本土地]]などリバイズド版を好んで使用するプレイヤーも多い。
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*[[アラビアンナイト]]から収録された[[Serendib Efreet]]のイラストが[[Ifh-Biff Efreet]]のものになってしまっており、背景も緑のカードのものになっている。
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最も長い間販売されていた[[基本セット]]であったため、生産枚数も多く、一部の[[レア]]カードなどは[[第4版]]以降のものよりも安く取り引きされている。
**このエラーは[[サマーマジック]]で修正されている(しかしアーティスト名は直っていなかったりする)が、皮肉にもサマーマジックは存在自体がエラーである。
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*[[Plateau]]の絵がトラブルにより差し替えられている。しかし、アーティスト名が変更されていない。
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== 国内におけるイタリア語版の役割 ==
**このエラーは[[サマーマジック]]でも修正されていない。ただし、他言語版のカード(ドイツ語など)では修正されている。
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リバイズドは先述の理由から安価であったため、国内では新品の[[デュアルランド]]を入手する手段として重宝された。他言語版よりもさらに長い間(1997年まで)販売された[[イタリア語版]]は特に安く、[[テンペスト]]発売当時でも、[[英語版]]の[[第4版]]より若干割高という程度の価格で購入することができた。このため、国内の[[プレイヤー]]の間では「イタリアではいまだにリバイズドが印刷され続けている」という噂がささやかれたという。
  
*実は最も長い期間に渡って販売されていた[[基本セット]]である。
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[[デュアルランド]]は全10種類と多いため、[[ブースター]]36パックから構成されるディスプレイボックスを1箱開封すれば3~5枚程度得ることができたし、その他にも[[神の怒り/Wrath of God]]や[[ハルマゲドン/Armageddon]]、[[ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk]]が数枚手に入る可能性が高かったため、[[エクステンデッド]]以外のために購入しても得をすることができた。なお、当時はブースターにも[[基本土地]]が含まれていたため、大量に開封した後は基本土地の山ができたという逸話もある。
そのため、一部のレアカードなどは[[第4版]]以降のものよりも安い。それだけダブついているということである。日本人などには言ってみれば「紀元前」(日本語版発売前)のセットなので「古いカードほど高い」のが当たり前だと思っているが、そうでない場合もある訳だ。
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*日本人がデュアルランドを新品で購入するには、[[シングルカード]]以外では実質的にはこのリバイズドを買うより他に無い。アンリミテッドやベータの未開封パックなどこの時点で万単位の値が付いていた。
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ちなみに[[イタリア語版]][[カード枠]][[第4版]]のものに準拠している。
そこで重宝されていたのが英語版よりも安価な「イタリア語版リバイズド」である。
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[[テンペスト]]発売当時でも英語版の[[第4版]]よりも若干割高程度の額で購入出来た。当時のカードショップには大抵イタリア語版リバイズドの在庫がうなっており、貴重なはずの絶版エキスパンションがこうもやすやすと手に入ることをいぶかしんだデュエリスト達は「イタリアでは未だにリバイズドが印刷され続けているに違いない」などと噂をしたものである。
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**イタリア語版リバイズドには「1997」の印刷日付があり、カード枠は4版に準拠している。販売期間も英語版のそれより長い。
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**フランス語版などでは、ひとつのパックに複数の年代のカードが入っていることがある。
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*デュアルランドは全10種類と数が多いので、ブースター36パックで構成されるディスプレイボックスを1箱開封すれば、最低でも3枚、多ければ5枚は引くことが出来たし、[[神の怒り/Wrath of God]]や[[ハルマゲドン/Armageddon]]、[[ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk]]などの「当たりレア」に相当するカードが数枚は混ざるのが普通だった。エクステンデッドを視野にいれなくてもおいしい買い物だったと言える。
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**ブースターにも[[基本土地]]が含まれているため、大抵開封すると大量に基本土地が溢れることになる。
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1994年4月発売。全306種類([[基本土地]]の絵違い含む)。
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== エラー ==
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*[[Serendib Efreet]]の[[イラスト]]が[[Ifh-Biff Efreet]]のものになっており、[[カード]]の[[内枠]]も[[緑]]のものになっている。このエラーは[[サマーマジック]]では修正されていたが、[[アーティスト]]名は変更されなかった。
  
==参考==
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*[[Plateau]]の[[イラスト]]がトラブル(該当カード記事を参照)により他の[[アーティスト]]のものに差し替えられているが、アーティスト名が変更されていない。このエラーはドイツ語版などの他言語版では修正されていたが、[[サマーマジック]]では修正されていなかった。
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== 参考 ==
 
*[[カードセット一覧]]
 
*[[カードセット一覧]]
 
*[[カード個別評価:リバイズド(3rd)]]
 
*[[カード個別評価:リバイズド(3rd)]]
*[[http://whisper.wisdom-guild.net/cardlist/RevisedEdition/|(リバイズド・エディション) カードリスト - Wisdom Guild]]
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*[http://whisper.wisdom-guild.net/cardlist/RevisedEdition/ リバイズド・エディション カードリスト] - Wisdom Guild

2008年8月8日 (金) 09:40時点における版

リバイズド(英:Revised Edition、略号:RV3E3ED)は、3番目の基本セット。収録カードは全306種類で、1994年4月に発売が開始された。

目次

概要

史上3番目の基本セット

アンリミテッド後に2つのエキスパンションアラビアンナイトアンティキティー)が発売されたことを受けて、基本セットとして初めて収録カードの改定が行われた。これによりパワー9などのあまりに強力なカードやあまりに複雑な効果を持つカードは除外されることとなったが、デュアルランドなど、現在の基準からすればかなり強力なカードも多く再録された。

現在まで用いられているタップ・シンボルが初めて採用されたセットである。これ以前は、灰色の円の中に傾いた「T」が描かれたシンボルが使われていた。

カードの色調が全体的に淡く、他のセットにある外枠内枠の境の立体表現が省略されているのが印刷上の特徴であり、この版の基本地形などを好んで使うプレイヤーも多い。

最も長い間販売されていた基本セットであったため、生産枚数も多く、一部のレアカードなどは第4版以降のものよりも安く取り引きされている。

国内におけるイタリア語版の役割

リバイズドは先述の理由から安価であったため、国内では新品のデュアルランドを入手する手段として重宝された。他言語版よりもさらに長い間(1997年まで)販売されたイタリア語版は特に安く、テンペスト発売当時でも、英語版第4版より若干割高という程度の価格で購入することができた。このため、国内のプレイヤーの間では「イタリアではいまだにリバイズドが印刷され続けている」という噂がささやかれたという。

デュアルランドは全10種類と多いため、ブースター36パックから構成されるディスプレイボックスを1箱開封すれば3~5枚程度得ることができたし、その他にも神の怒り/Wrath of Godハルマゲドン/Armageddonネビニラルの円盤/Nevinyrral's Diskが数枚手に入る可能性が高かったため、エクステンデッド以外のために購入しても得をすることができた。なお、当時はブースターにも基本土地が含まれていたため、大量に開封した後は基本土地の山ができたという逸話もある。

ちなみにイタリア語版カード枠第4版のものに準拠している。

エラー

  • Plateauイラストがトラブル(該当カード記事を参照)により他のアーティストのものに差し替えられているが、アーティスト名が変更されていない。このエラーはドイツ語版などの他言語版では修正されていたが、サマーマジックでは修正されていなかった。

参考

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