ファイレクシア/Phyrexia

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一方、そのころファイレクシアに潜入した9人のプレインズウォーカーたち([[ナイン・タイタンズ]])は仲間を失いながらもファイレクシア各地に爆弾をしかけることに成功する。[[ウルザ/Urza]]と[[ジェラード/Gerrard]]はヨーグモスの手に落ち、やむを得ず生き残った4人のプレインズウォーカーは爆弾に点火([[破滅的な行為/Pernicious Deed]])。ファイレクシアを半壊させることに成功する。
 
一方、そのころファイレクシアに潜入した9人のプレインズウォーカーたち([[ナイン・タイタンズ]])は仲間を失いながらもファイレクシア各地に爆弾をしかけることに成功する。[[ウルザ/Urza]]と[[ジェラード/Gerrard]]はヨーグモスの手に落ち、やむを得ず生き残った4人のプレインズウォーカーは爆弾に点火([[破滅的な行為/Pernicious Deed]])。ファイレクシアを半壊させることに成功する。
  
機械の父祖を失ったファイレクシアの残党は、黒くぎらつく「ファイレクシアの油」としてゆっくりと他の次元を侵食し続けていた。その侵食はやがて、金属次元[[ミラディン/Mirrodin]]に達する。ファイレクシアとミラディン。二つの異なる機械文明の戦いが始まった。
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最高司令官である機械の父祖/Father of Machinesを失ったファイレクシアの残党は、黒くぎらつく「ファイレクシアの油」としてゆっくりと他の次元を侵食し続けていた。その侵食はやがて、金属次元[[ミラディン/Mirrodin]]に達する。ファイレクシアとミラディン。二つの異なる機械文明の戦いが始まった。
  
 
==各球層の特徴==
 
==各球層の特徴==

2011年1月13日 (木) 19:28時点における版

ファイレクシア(Phyrexia)とは、ドミニア/Dominiaに存在する次元/Planeの1つ。

暗黒次元、諸悪の根源、この世の全ての悪。荒廃の王ヨーグモス/Yawgmothが支配する次元。マトリョーシカ人形のように、9つの球体が入れ子になった構造をしており、それは外側から第一球層第九球層/The First SphereThe Ninth Sphereと呼ばれる。

もともとは竜の姿をしたプレインズウォーカーが創造したものだが、そのプレインズウォーカーが死に、放置されていたところをプレインズウォーカー、ダヴェッド/Dyfedによって発見される。ダヴェッドは当時スラン帝国で研究をしていたヨーグモスにこの世界の存在を教え、スラン帝国首都ハルシオン/Halcyonの地下にドミナリア/Dominariaと繋ぐポータル/Portalを作り与えた。

ヨーグモスはこの世界に当時スラン帝国で蔓延していた病に感染した患者を移動し、治療という名の改造を行いファイレクシア人を作り上げた。またスランの四都市がスラン同盟を名乗りヨーグモスに反旗を翻すとヨーグモスも軍勢を動かし、ここにスラン内乱が始まる。

スラン内乱はファイレクシアの勝利に見えたが、土壇場でレベック/Rebbecがヨーグモスを裏切り、グレイシャン/Glacianの魂が封じられたパワーストーン/Powerstoneでファイレクシアとドミナリアを繋ぐ唯一のポータルが封印され、プレインズウォーカーではないヨーグモスはファイレクシアから出ることができなくなってしまう。

そして4000年。ハルシオンの遺跡はコイロスの洞窟/Caves of Koilosとなっていた。コイロスの洞窟を訪れたウルザ/Urzaミシュラ/Mishraはパワーストーンを発見するが、これこそファイレクシアとのポータルを封印していたパワーストーンだった。二人がそれを持ち出すことでポータルの封印は解けてしまい、兄弟戦争中にはこのポータルを抜けてギックス/Gixがドミナリアにやってきてしまった。

ミシュラを操ってウルザと戦った兄弟戦争が終わると、ウルザは報復のためにファイレクシアに潜入。しかしそのあまりに苛酷な環境とファイレクシア人の執拗な攻撃のために第4球層でギブアップ。手痛い傷を負ったウルザは逃げ帰る。

そのウルザを追ってファイレクシア人たちはセラ/Serraの世界を襲う。ウルザがトレイリア学院を建設し対ファイレクシア戦の準備を進めると潜伏工作員ケリック/Kerrickを送り込み、ベナリアで血統実験を開始すると抹殺者を送り込んで皆殺しにする。4000年間はこれの繰り返しであったが、その一方でウルザもファイレクシアも着実に決戦の準備を進めていた。

ラース/Rathメルカディア/Mercadiaなどにドミナリア侵略の前線基地を建設。荒廃の王の副官としてラースにはエヴィンカーを配し、膨大な戦力を蓄えていた。

そして4205AR、ファイレクシアは念願のドミナリア侵攻を開始する。総司令官はサーボ・タヴォーク/Tsabo Tavoc。世界各地に同時多発的にポータルを開き、ラースやメルカディアから巨大な空中戦艦をどんどん送り込む電撃戦。圧倒的な物量と同時に疫病を世界各地にばら撒き、ドミナリアの生産力も衰えさせる完璧な作戦であった。

ウェザーライト/Weatherlight号が善戦するも、ベナリア/Benaliaラノワール/Llanowarケルド/Keldも滅び、第二フェイズ、ラースの被覆/Rathi Overlayも発動。ラースに置かれた要塞/Strongholdはアーボーグに転移し、ラースをドミナリアに重ね合わせドミナリアをファイレクシア化させるという計画であった。が、この前にコイロスでの戦闘でサーボ・タヴォーク瀕死。帰還するもクロウヴァクス/Crovaxに殺され、総指揮権はクロウヴァクスのものになる。

一方、そのころファイレクシアに潜入した9人のプレインズウォーカーたち(ナイン・タイタンズ)は仲間を失いながらもファイレクシア各地に爆弾をしかけることに成功する。ウルザ/Urzaジェラード/Gerrardはヨーグモスの手に落ち、やむを得ず生き残った4人のプレインズウォーカーは爆弾に点火(破滅的な行為/Pernicious Deed)。ファイレクシアを半壊させることに成功する。

最高司令官である機械の父祖/Father of Machinesを失ったファイレクシアの残党は、黒くぎらつく「ファイレクシアの油」としてゆっくりと他の次元を侵食し続けていた。その侵食はやがて、金属次元ミラディン/Mirrodinに達する。ファイレクシアとミラディン。二つの異なる機械文明の戦いが始まった。

各球層の特徴

表層-第一球層 機械によって模倣された自然(Mechanical Parody of Nature)
第二球層 金属荒地と煙突(Metal Waste and Smoke Stacks)
第三球層 金属パイプのからみあった進入不能地帯(Impenetrable Tangle of Metal Pipes)
第四球層 溶鉱炉と戦士の訓練場(Furnaces and Warrior Training Grounds)
第五球層 ギラギラ光る油の沸騰する大洋(Boiling Ocean of Glistening Oil)
第六球層 ヨーグモスの側近たちの部屋(Chambers of Yawgmoth's Inner Circle)
第七球層 処刑の領域(Punishment Sphere)
第八球層 純エネルギー層(Pure Energy)
第九球層 ヨーグモスの聖域(Yawgmoth's Sanctum)

参考

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