ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズの剣/Sword of Dungeons & Dragons

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[[2017年]]のHasconで限定販売された[[銀枠]][[プロモーション・カード]]の1枚。元祖[[テーブルトークRPG]]「[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]」を元にした[[ミラディン/Mirrodin]]の[[剣|剣サイクル]]のパロディ。
 
[[2017年]]のHasconで限定販売された[[銀枠]][[プロモーション・カード]]の1枚。元祖[[テーブルトークRPG]]「[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]」を元にした[[ミラディン/Mirrodin]]の[[剣|剣サイクル]]のパロディ。
  
[[プロテクション]]は[[クレリック]]と[[ならず者]]。2つとも[[部族 (俗称)|部族]]としてはあまり目立たない[[クリーチャー・タイプ]]だが、D&Dの基本的なキャラクター・クラスと同名であるために選ばれたのだろう。部族としてもっとメジャーな[[ウィザード]]なんかもある中でこの2つなのは、D&Dのアライメント(キャラの倫理観の属性)の一軸、善と悪を表していると思われる。[[聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft]]や[[真の名の宿敵/True-Name Nemesis]]など強力な[[カード]]が存在するので役に立つ場面もあるだろう。
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[[プロテクション]]は[[クレリック]]と[[ならず者]]。2つとも[[部族 (俗称)|部族]]としてはあまり目立たない[[クリーチャー・タイプ]]だが、D&Dの基本的なキャラクター・クラスと同名であるために選ばれたのだろう。部族としてもっとメジャーな[[ウィザード]]なんかもある中でこの2つなのは、D&Dのアライメント(キャラの倫理観の属性)の一軸、善と悪で対になるイメージだろうか(一概にクレリック=善、ローグ=悪というわけではないが)。[[聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft]]や[[真の名の宿敵/True-Name Nemesis]]など強力な[[カード]]が存在するので役に立つ場面もあるだろう。
  
 
[[サボタージュ能力]]は[[ドラゴン]]・[[トークン]]の[[生成]]。さらに[[ダイス]]ロールに成功すればもう一度繰り返すことができる。生成されるトークンの[[色]]は[[多色]]ではなく「[[金 (俗称)|金]]」であり、専用の[[トークン・カード]]も同梱されている<ref>[https://twitter.com/TrickMTG/status/891021027353997313 Trick JarrettのTwitter]</ref>。
 
[[サボタージュ能力]]は[[ドラゴン]]・[[トークン]]の[[生成]]。さらに[[ダイス]]ロールに成功すればもう一度繰り返すことができる。生成されるトークンの[[色]]は[[多色]]ではなく「[[金 (俗称)|金]]」であり、専用の[[トークン・カード]]も同梱されている<ref>[https://twitter.com/TrickMTG/status/891021027353997313 Trick JarrettのTwitter]</ref>。
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*一度ドラゴン・トークンを生成できたら、そちらにこれを装備し直すのも手。
 
*一度ドラゴン・トークンを生成できたら、そちらにこれを装備し直すのも手。
 
*ダイスロールがうまくいけば[[無限トークン]]…と思いたくもなるが、流石に確率20分の1ではそう大量にはトークンは出てこない。なお期待値では出せるトークンの数は約1.053個(20/19=1+(1/20)+(1/400)+...)である。
 
*ダイスロールがうまくいけば[[無限トークン]]…と思いたくもなるが、流石に確率20分の1ではそう大量にはトークンは出てこない。なお期待値では出せるトークンの数は約1.053個(20/19=1+(1/20)+(1/400)+...)である。
**この20面体で20が出ればもう一回だが、オリジナルのD&Dでは攻撃力を決めるダイスロールの際、20が出るとクリティカル判定でもう一度ダイスロールを行う事が出来るのにちなんでいる。
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**なお、この処理については「攻撃の成否を決める20面ダイスロールで20が出るとクリティカルとなり、与えるダメージが倍増する」というD&Dのルールにちなんでいると思われる。
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*D&Dのドラゴンは主に色の名を冠するドラゴンと金属の名を冠するドラゴンに大別され、その中にゴールド・ドラゴンも存在する。ただし、色ではなく金属の方。
 
*[[Unstable]]で(専用[[トークン・カード]]とともに)[[再録]]。実際はUnstableでのデザインが先であり、HASCONプロモのコンセプトに合っていたため、担当スタッフがUnstable開発チームの許可を得て収録したものである<ref>[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0030057/ 『Unstable』のスクラップ その3]</ref>。
 
*[[Unstable]]で(専用[[トークン・カード]]とともに)[[再録]]。実際はUnstableでのデザインが先であり、HASCONプロモのコンセプトに合っていたため、担当スタッフがUnstable開発チームの許可を得て収録したものである<ref>[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0030057/ 『Unstable』のスクラップ その3]</ref>。
 
**プロモ版には「D&D」の[[透かし]]が入っているが、Unstable版には透かしは無い。銀枠ゲームでは[[すかし屋/Watermarket]]の[[マナ]]を使用できるかどうかが異なる。
 
**プロモ版には「D&D」の[[透かし]]が入っているが、Unstable版には透かしは無い。銀枠ゲームでは[[すかし屋/Watermarket]]の[[マナ]]を使用できるかどうかが異なる。

2020年9月25日 (金) 23:17時点における版


ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズの剣/Sword of Dungeons & Dragons (3)
アーティファクト — 装備品(Equipment)

装備しているクリーチャーは+2/+2の修整を受けるとともにプロテクション(ならず者(Rogue))とプロテクション(クレリック(Cleric))を持つ。
装備しているクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、飛行を持つ金の4/4のドラゴン(Dragon)・クリーチャー・トークンを1体生成し、d20(20面体サイコロ)を1個振る。あなたが20を振ったなら、この手順を繰り返す。
装備(2)

アーティスト:Chris Rahn


2017年のHasconで限定販売された銀枠プロモーション・カードの1枚。元祖テーブルトークRPGダンジョンズ&ドラゴンズ」を元にしたミラディン/Mirrodin剣サイクルのパロディ。

プロテクションクレリックならず者。2つとも部族としてはあまり目立たないクリーチャー・タイプだが、D&Dの基本的なキャラクター・クラスと同名であるために選ばれたのだろう。部族としてもっとメジャーなウィザードなんかもある中でこの2つなのは、D&Dのアライメント(キャラの倫理観の属性)の一軸、善と悪で対になるイメージだろうか(一概にクレリック=善、ローグ=悪というわけではないが)。聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft真の名の宿敵/True-Name Nemesisなど強力なカードが存在するので役に立つ場面もあるだろう。

サボタージュ能力ドラゴントークン生成。さらにダイスロールに成功すればもう一度繰り返すことができる。生成されるトークンの多色ではなく「」であり、専用のトークン・カードも同梱されている[1]

リミテッドでは装備品としてレアリティに違わず強力だが、「20面ダイスを振れる」という点も長所。鋼のリス/Steel Squirrelなどは高確率で凄まじい修整を受けることになる。

  • 一度ドラゴン・トークンを生成できたら、そちらにこれを装備し直すのも手。
  • ダイスロールがうまくいけば無限トークン…と思いたくもなるが、流石に確率20分の1ではそう大量にはトークンは出てこない。なお期待値では出せるトークンの数は約1.053個(20/19=1+(1/20)+(1/400)+...)である。
    • なお、この処理については「攻撃の成否を決める20面ダイスロールで20が出るとクリティカルとなり、与えるダメージが倍増する」というD&Dのルールにちなんでいると思われる。
  • D&Dのドラゴンは主に色の名を冠するドラゴンと金属の名を冠するドラゴンに大別され、その中にゴールド・ドラゴンも存在する。ただし、色ではなく金属の方。
  • Unstableで(専用トークン・カードとともに)再録。実際はUnstableでのデザインが先であり、HASCONプロモのコンセプトに合っていたため、担当スタッフがUnstable開発チームの許可を得て収録したものである[2]
    • プロモ版には「D&D」の透かしが入っているが、Unstable版には透かしは無い。銀枠ゲームではすかし屋/Watermarketマナを使用できるかどうかが異なる。

参考

  1. Trick JarrettのTwitter
  2. 『Unstable』のスクラップ その3
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