タミヨウの日誌/Tamiyo's Journal

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[[ジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)|ジェイス・ベレレン/Jace Beleren]]を導いた[[タミヨウ/Tamiyo]]の日誌。[[手掛かり]]を継続して生成する[[能力]]と手掛かりを3つ[[生け贄に捧げる]]ことで[[起動]]できる[[サーチ]]能力を持つ。
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[[イニストラードを覆う影]]のストーリー上重要な[[伝説のアーティファクト]]の[[カード]]化。
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==解説==
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[[手掛かり]]を継続して生成する[[能力]]と手掛かりを3つ[[生け贄に捧げる]]ことで[[起動]]できる[[サーチ]]能力を持つ。
  
継続的な[[ドロー]]・ソース、カードを問わず[[手札]]に加えられるサーチはどちらも強いが、[[マナ・コスト]][[起動型能力]][[コスト]]を考えると単体ではあまりに悠長。[[継続する調査/Ongoing Investigation]]、[[不屈の追跡者/Tireless Tracker]]など他の手掛かりを生み出すカードを併用して加速させたい。[[茨橋の巡回兵/Briarbridge Patrol]]との相性はよく、サーチ能力を起動すれば探してきたクリーチャーをノーコストで[[戦場に出す]]ことができる。
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毎ターン(2)を[[支払う]]ことで1枚カードを[[引く|引ける]]と考えた場合、[[ジェイムデー秘本/Jayemdae Tome]]の[[マナ・コスト]][[重い|重く]]なった代わりに[[起動コスト]]が[[軽い|軽く]]なったとものと言える。[[戦場に出す|戦場に出した]]後じっくりと[[ハンド・アドバンテージ]]を稼ぐカードなので、他の[[呪文]]を[[唱える|唱え]]やすくなるメリットは大きい。
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サーチ能力は[[ライブラリー]]から条件なしにカードを[[手札]]に加えられるため強力。単体では悠長なので、[[継続する調査/Ongoing Investigation]]、[[不屈の追跡者/Tireless Tracker]]など他の手掛かりを生み出すカードを併用して加速させたい。[[茨橋の巡回兵/Briarbridge Patrol]]との相性はよく、サーチ能力を起動すれば[[探す|探し]]てきた[[クリーチャー]]をノーコストで[[戦場に出す]]ことができる。
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==フレイバー・テキスト==
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{{フレイバーテキスト|443:アヴァシンの 狂気の 背後には 何かが ある……||タミヨウの日誌 日本語版}}
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{{フレイバーテキスト|Entry 434: There's more to Avacyn's madness . . .||タミヨウの日誌 英語版}}
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このカードの[[フレイバー・テキスト]]に含まれる3桁の数字は、各言語版によって異なっている。また同じ言語版でもそれぞれ6種類のバリエーションが存在する。
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この数字は[[イニストラードを覆う影]]に収録された[[手掛かり#トークン・カード|手掛かり・トークン・カード]]と合わせた暗号になっており、1つの数字が1単語(日本語版では1文節)に対応する。
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*3桁目(左側)の数字は、その単語が書かれたトークン・カードのフレイバー・テキストに含まれる単語の数を表す。
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*2桁目(中央)の数字は、その単語がフレイバー・テキスト内の何番目の単語かを表す。
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*1桁目(右側)の数字は、その単語が答えとなる文章の何番目に来るかを表す。
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===日本語版===
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日本語版では「443」「531」「646」「715」「842」「954」の6種類。
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「あれは 3体で 来たのだ それを 忘れる でない」。[[ウギンの洞察力/Ugin's Insight]]のフレイバー・テキストからの引用。
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{{フレイバーテキスト|「おぬしはウラモグの脅威と言う。だが、あれは3体で来たのだ。それを忘れるでない。」|ウギンからジェイス・ベレレンへ|ウギンの洞察力 日本語版}}
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===英語版===
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英語版では「434」「546」「653」「711」「855」「922」の6種類。
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「Remember this: they came as three」。やはりウギンの洞察力のフレイバー・テキストからの引用だが、少し表現が異なっている。
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{{フレイバーテキスト|"You speak to me of the threat of Ulamog. But do not forget: they came as three."|Ugin, to Jace Beleren|ウギンの洞察力 英語版}}
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==ストーリー==
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[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]の[[タミヨウ/Tamiyo]]が[[イニストラード/Innistrad]]滞在中に記した日記。青い革で装丁され、赤と緑の絹の紐で閉じられている。{{Gatherer|id=410032}}。
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タミヨウはこの日誌を天文学者[[イニストラードのその他のキャラクター#ジェンリク/Jenrik|ジェンリク/Jenrik]]に託し、[[ステンシア/Stensia#吸血鬼の重要拠点|マルコフ荘園/Markov Manor]]を探るよう依頼した。だがジェンリクはマルコフ荘園で石に埋まって死亡しているところを[[ジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)|ジェイス・ベレレン/Jace Beleren]]に発見され、日誌はジェイスの手に渡る。ジェイスはこの日誌を参考に[[ネファリア/Nephalia]]を探索し[[溺墓の寺院/Drownyard Temple#ストーリー|溺墓の寺院/Drownyard Temple]]を発見するが、彼の精神は錯乱してしまう。その後ジェイスは[[スレイベン/Thraben]]の[[スレイベン/Thraben#アヴァシン大聖堂|アヴァシン大聖堂/Avacyn Cathedral]]でタミヨウと出会うが、日誌を返したかどうかは不明。
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===フレーバー・テキストに登場===
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;[[イニストラードを覆う影]]
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:[[目録/Catalog]]、[[岸の飲み込み/Engulf the Shore]]、[[手掛かり#トークン・カード|手掛かり・トークン・カード]](6種類すべて)
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===イラストに登場===
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;[[イニストラードを覆う影]]
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:[[秘密の解明者、ジェイス/Jace, Unraveler of Secrets]]、[[熟読/Pore Over the Pages]]、[[証拠の痕跡/Trail of Evidence]]
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===登場作品・記事===
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*[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/mystery-markov-manor-2016-03-30 The Mystery of Markov Manor]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0016649/# マルコフ荘園の謎](Magic Story 2016年3月30日 [[James Wyatt]]著)
 +
*[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/drownyard-temple-2016-04-06 The Drownyard Temple]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0016668/# 溺墓の寺院](Magic Story 2016年4月6日 [[Mel Li]]著)
 +
*[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/stories-and-endings-2016-05-11 Stories and Endings]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0016964/# 物語と結末と](Magic Story 2016年5月11日 [[Nik Davidson]]著)
  
 
==参考==
 
==参考==
 +
*[[サーチカード]]
 
*[[タミヨウ/Tamiyo]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[タミヨウ/Tamiyo]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[カード個別評価:イニストラードを覆う影]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:イニストラードを覆う影]] - [[レア]]

2016年5月28日 (土) 13:21時点における版


Tamiyo's Journal / タミヨウの日誌 (5)
伝説のアーティファクト

あなたのアップキープの開始時に、調査を行う。(手掛かり(Clue)トークン1つを生成する。それは、「(2),このアーティファクトを生け贄に捧げる:カード1枚を引く。」を持つアーティファクトである。)
(T),手掛かり3つを生け贄に捧げる:あなたのライブラリーからカード1枚を探し、それをあなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。


イニストラードを覆う影のストーリー上重要な伝説のアーティファクトカード化。

目次

解説

手掛かりを継続して生成する能力と手掛かりを3つ生け贄に捧げることで起動できるサーチ能力を持つ。

毎ターン(2)を支払うことで1枚カードを引けると考えた場合、ジェイムデー秘本/Jayemdae Tomeマナ・コスト重くなった代わりに起動コスト軽くなったとものと言える。戦場に出した後じっくりとハンド・アドバンテージを稼ぐカードなので、他の呪文唱えやすくなるメリットは大きい。

サーチ能力はライブラリーから条件なしにカードを手札に加えられるため強力。単体では悠長なので、継続する調査/Ongoing Investigation不屈の追跡者/Tireless Trackerなど他の手掛かりを生み出すカードを併用して加速させたい。茨橋の巡回兵/Briarbridge Patrolとの相性はよく、サーチ能力を起動すれば探してきたクリーチャーをノーコストで戦場に出すことができる。

フレイバー・テキスト

443:アヴァシンの 狂気の 背後には 何かが ある……
(出典:タミヨウの日誌 日本語版)
Entry 434: There's more to Avacyn's madness . . .
(出典:タミヨウの日誌 英語版)

このカードのフレイバー・テキストに含まれる3桁の数字は、各言語版によって異なっている。また同じ言語版でもそれぞれ6種類のバリエーションが存在する。

この数字はイニストラードを覆う影に収録された手掛かり・トークン・カードと合わせた暗号になっており、1つの数字が1単語(日本語版では1文節)に対応する。

  • 3桁目(左側)の数字は、その単語が書かれたトークン・カードのフレイバー・テキストに含まれる単語の数を表す。
  • 2桁目(中央)の数字は、その単語がフレイバー・テキスト内の何番目の単語かを表す。
  • 1桁目(右側)の数字は、その単語が答えとなる文章の何番目に来るかを表す。

日本語版

日本語版では「443」「531」「646」「715」「842」「954」の6種類。

数字 文節数 文節の位置 フレイバー・テキスト(日本語版) 単語
531 5 3 「あの シンボル…… あれは いつ 変わったのか?」 あれは
842 8 4 「すべての 問いは 答えを 3体で 記す ことが できる だろう。」 3体で
443 4 4 「謎は 天使と 共に 来たのだ。」 来たのだ
954 9 5 「羊飼いが 群れを 見守るのは なぜか。 それを 深く 考える 必要が ある。」 それを
715 7 1 忘れる ことなく、 マルコフの 荘園を 探るよう ジェンリクに 頼むのだ。」 忘れる
646 6 4 「潮と 詠唱が、 尋常 でない 高まりを 見せる。」 でない

「あれは 3体で 来たのだ それを 忘れる でない」。ウギンの洞察力/Ugin's Insightのフレイバー・テキストからの引用。

「おぬしはウラモグの脅威と言う。だが、あれは3体で来たのだ。それを忘れるでない。」
ウギンからジェイス・ベレレンへ

(出典:ウギンの洞察力 日本語版)

英語版

英語版では「434」「546」「653」「711」「855」「922」の6種類。

数字 単語数 単語の位置 フレイバー・テキスト 単語
711 7 1 Remember to have Jenrik research Markov Manor. Remenber
922 9 2 Consider this: the shepherd turns on her flock. Why? this:
653 6 5 The symbols - when did they change? they
434 4 3 With angels came mysteries came
855 8 5 Their chanting grows louder as the tide rises. as
546 5 4 For every answer, three question. three

「Remember this: they came as three」。やはりウギンの洞察力のフレイバー・テキストからの引用だが、少し表現が異なっている。

"You speak to me of the threat of Ulamog. But do not forget: they came as three."
Ugin, to Jace Beleren

(出典:ウギンの洞察力 英語版)

ストーリー

プレインズウォーカー/Planeswalkerタミヨウ/Tamiyoイニストラード/Innistrad滞在中に記した日記。青い革で装丁され、赤と緑の絹の紐で閉じられている。イラスト

タミヨウはこの日誌を天文学者ジェンリク/Jenrikに託し、マルコフ荘園/Markov Manorを探るよう依頼した。だがジェンリクはマルコフ荘園で石に埋まって死亡しているところをジェイス・ベレレン/Jace Belerenに発見され、日誌はジェイスの手に渡る。ジェイスはこの日誌を参考にネファリア/Nephaliaを探索し溺墓の寺院/Drownyard Templeを発見するが、彼の精神は錯乱してしまう。その後ジェイスはスレイベン/Thrabenアヴァシン大聖堂/Avacyn Cathedralでタミヨウと出会うが、日誌を返したかどうかは不明。

フレーバー・テキストに登場

イニストラードを覆う影
目録/Catalog岸の飲み込み/Engulf the Shore手掛かり・トークン・カード(6種類すべて)

イラストに登場

イニストラードを覆う影
秘密の解明者、ジェイス/Jace, Unraveler of Secrets熟読/Pore Over the Pages証拠の痕跡/Trail of Evidence

登場作品・記事

参考

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