キッチン・シンク

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2020年12月2日 (水) 09:47時点におけるKarimenrider (トーク | 投稿記録)による版
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キッチン・シンク(Kitchen-sink)とは、「なんでもかんでも詰め込む」を意味する英語の慣用句。マジックでは、以下の意味がある。

  1. 使いたいカードを無計画に全部入れたデッキのこと。
  2. 流し台型デザイン能力(特にキーワード能力)を大量に持たせたカードデザインのこと。詳細は流し台型デザインを参照。

本記事では、1.について解説する。

目次

概要

構築では、原則としてデッキ枚数の下限は60枚と決められているが、上限はない。初心者はこのルールの真意を誤解し、使いたいカードを何でも詰め込み、70枚や80枚デッキを組んでしまうことがよくある。また、カード資産の少なさや、せっかく引いたレアカードを使いたい一心から、そういったカードを1枚ずつ投入してしまうこともある(→挿す)。

しかし、4枚制限ルールがあるため、デッキ枚数を多くしてしまうと、1枚のカードを引く確率が下がってしまう。使いたいカードを1種類ずつ入れるのも同様である。どれほど強いカードであろうと、引かなければ意味がない。

以上のことから、デッキは特定のコンセプトに従って構築し、そのために必要なスロットは限られるという前提で種類数を絞るべきである。

このゲームにデッキ枚数上限がないのは、ほとんどの場合で枚数が多いことが不利にしかならないからである。したがって、初心者は「キッチン・シンクにならないデッキ構築」、すなわち「デッキ枚数は下限丁度で、4枚積みを基本と認識し、明確な意図のない1枚挿しを避けたデッキ構築」を心がけることが上達への道と言える。

例外

「何でも詰め込む」という構築法ではあるが、枚数が多い理由があったり、トーナメント使用に耐えうるものであった場合はキッチン・シンクとは呼ばれない。具体的には以下のようなものである。

これらは、基本を理解した上での上級者向け構築法であり、「キッチン・シンクにならないデッキ構築を心がける」という基本を崩すものではない。

2.の概要

  • この慣用句はeverything but the kitchen sink(流し台以外全部)の略であり、キッチン・シンクは除外される側である。しかしkitchen-sink単独でも「なんでもかんでも」の意味がある。
  • 銀枠には、この慣用句をモチーフとした流し台の騎士/Knight of the Kitchen Sinkというカードもある。

参考

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