「アン・ゲーム」を編集中

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{{#card:Booster Tutor}}
 
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{{カードテキスト
 
{{カードテキスト
|カード名=[[アカデミーの頭、ウルザ/Urza, Academy Headmaster|Urza, Academy Headmaster / アカデミーの頭、ウルザ]]
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|カード名=Urza, Academy Headmaster / アカデミーの頭、ウルザ
 
|コスト=(白)(青)(黒)(赤)(緑)
 
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|タイプ=伝説のプレインズウォーカー — ウルザ(Urza)
 
|タイプ=伝説のプレインズウォーカー — ウルザ(Urza)
|カードテキスト=[+1]:AskUrza.comに行き、[+1]をクリックする。<br />[-1]:AskUrza.comに行き、[-1]をクリックする。<br />[-6]:AskUrza.comに行き、[-6]をクリックする。
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|PT=4
 
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|Gathererid=439525
 
|背景=legal
 
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}}
 
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カードの[[枠|外枠]]が銀色であるカード(→[[#銀枠]])や、カード下部にどんぐり状のシンボルかホログラムが押されているカード({{Gatherer|id=580730|カード画像}})が存在する。アン・セットや[[ホリデーギフトカード]]を含む一部の[[プロモーション・カード]]が該当する(→[[#アン・ゲーム用セット]])。これらは'''アン・カード'''/''Un-card''と呼ばれ、通常の[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]のルールで扱えない要素を含んでいる[[カジュアルプレイ]]専用のカードであり、カジュアルプレイあるいはカジュアルなイベントかつその[[フォーマット]]が明示的に許可している限り使用することができる。つまり、'''競技イベントでは使用できない'''。いずれかのプレイヤーがアン・カードを用いている[[ゲーム]]を'''アン・ゲーム'''/''Un-game''と呼ぶ。
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カードの[[枠|外枠]]が銀色であるカード(→[[#銀枠]])や、カード下部にどんぐり状のシンボルかホログラムが押されているカード({{Gatherer|id=580730|カード画像}})が存在する。アン・セットや[[ホリデーギフトカード]]を含む一部の[[プロモーション・カード]]が該当する(→[[#アン・ゲーム用セット]])。これらは'''アン・カード'''/''Un-card''と呼ばれる通常の[[マジック]]のルールで扱えない要素を含んでいる[[カジュアルプレイ]]専用のカードであり、カジュアルプレイあるいはカジュアルなイベントかつその[[フォーマット]]が明示的に許可している限り使用することができる。つまり、'''競技イベントでは使用できない'''。いずれかのプレイヤーがアン・カードを用いている[[ゲーム]]を'''アン・ゲーム'''/''Un-game''と呼ぶ。
  
アン・ゲームでは、通常のルールではおよそ考えられないような状況を楽しむことができる。[[ピンク]]や[[金 (俗称)|金]]といった[[色]]が出てきたり、[[数]]に[[1/2]]や[[パイ投げ/Just Desserts|π]]や[[無限の精霊/Infinity Elemental|∞]]が使われたり、本来ゲームに影響しないはずの[[絵|イラスト]]や[[フレイバー・テキスト]]が参照されたりといったことは当たり前。[[トレーディングカードゲーム]]の範疇に収まっているものならまだかわいいもので、[[Granny's Payback|年齢]]、[[大テント/The Big Top|ファッション]]、[[Goblin Sleigh Ride|器用さ]]、[[Cheatyface|したたかさ]]、[[Charm School|バランス感覚]]、[[Mouth to Mouth|肺活量]]、[[サイン帳/Autograph Book|人望]]、[[旧態依然の吸血鬼/Old-Fashioned Vampire|時刻]]、[[Spirit of the Season|季節]]、変な[[Knight of the Hokey Pokey|動作]]や[[Question Elemental?|喋り方]]、[[ゲーム外の人物]]の助け、[[Rarity|おもちゃのコレクションの披露]]、[[Richard Garfield, Ph.D.|メンタルマジックの腕前]]……などなど、様々なものが参照されたり要求されたりする。ありとあらゆるユーモアが詰まった、まさに「なんでもあり」の世界である。
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アン・ゲームでは、通常のルールではおよそ考えられないような状況を楽しむことができる。[[ピンク]]や[[金 (俗称)|金]]といった[[色]]が出てきたり、[[数]]に[[1/2]]や[[パイ投げ/Just Desserts|π]]や[[無限の精霊/Infinity Elemental|∞]]が使われたり、本来ゲームに影響しないはずの[[イラスト]]や[[フレイバー・テキスト]]が参照されたりといったことは当たり前。[[トレーディングカードゲーム]]の範疇に収まっているものならまだかわいいもので、[[Granny's Payback|年齢]]、[[大テント/The Big Top|ファッション]]、[[Goblin Sleigh Ride|器用さ]]、[[Cheatyface|したたかさ]]、[[Charm School|バランス感覚]]、[[Mouth to Mouth|肺活量]]、[[サイン帳/Autograph Book|人望]]、[[旧態依然の吸血鬼/Old-Fashioned Vampire|時刻]]、[[Spirit of the Season|季節]]、変な[[Knight of the Hokey Pokey|動作]]や[[Question Elemental?|喋り方]]、[[ゲーム外の人物]]の助け、[[Rarity|おもちゃのコレクションの披露]]、[[Richard Garfield, Ph.D.|メンタルマジックの腕前]]……などなど、様々なものが参照されたり要求されたりする。ありとあらゆるユーモアが詰まった、まさに「なんでもあり」の世界である。
  
*アン・ゲームの世界は通常のマジックの世界である[[多元宇宙/Multiverse]]とは隔てられており、'''[[Un-iverse]]'''(アン元宇宙)と呼ばれる。
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*アン・ゲームの世界は通常の[[マジック]]の世界である[[多元宇宙/Multiverse]]とは隔てられており、'''[[Un-iverse]]'''(アン元宇宙)と呼ばれる。
*アン・ゲームならではの不思議なメカニズムが、後に通常のマジック世界に[[リメイク]]されることがある。例えば[[予見]]能力は[[Infernal Spawn of Evil]]の能力が基になっているし、[[未来予知]]の[[契約]][[サイクル]]は[[アンヒンジド]]の[[Rocket-Powered Turbo Slug]]が持つ超速攻が基になっている。また、[[Bronze Calendar|特殊なしゃべり方を要求するカード]]なども、後の達成カード([[プレリリース・トーナメント]]などで参加者が挑戦できるアクティビティ)に応用されている。
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*アン・ゲームならではの不思議なメカニズムが、後に[[黒枠]]世界に[[リメイク]]される例もある。例えば[[予見]]能力は[[Infernal Spawn of Evil]]の能力が基になっているし、[[未来予知]]の[[契約]][[サイクル]]は[[アンヒンジド]]の[[Rocket-Powered Turbo Slug]]が持つ超速攻が基になっている。また、[[Bronze Calendar|特殊なしゃべり方を要求するカード]]なども、後の達成カード([[プレリリース・トーナメント]]などで参加者が挑戦できるアクティビティ)に応用されている。
**逆に、通常のマジックでは持て余していた特異なメカニズムや題材が、アン・ゲームで名物となった例もある([[サブゲーム]]、[[ビーブル]]など)。
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**逆に、黒枠では持て余していた特異なメカニズムや題材が、アン・ゲームで名物となった例もある([[サブゲーム]]、[[ビーブル]]など)。
  
 
==ルール==
 
==ルール==
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==銀枠==
 
==銀枠==
かつてアン・ゲーム用セットのカードはすべて銀色の[[枠|カード枠]]で印刷されており({{Gatherer|id=9764|カード画像}})、これによりそのカードが競技イベントでは使用できないことを表していた。これを'''銀枠'''/''Silver Border''と呼び、銀枠カードを用いたゲームは「'''銀枠ゲーム'''/''Silver-bordered game''」などと呼称された。[[Ass Whuppin']]など、銀枠カードを参照する効果も存在する。対して、アン・ゲームではない通常のマジックは[[黒枠]]と呼ばれるようになった。
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かつてアン・ゲーム用セットのカードはすべて銀色の[[枠|カード枠]]で印刷されており({{Gatherer|id=9764|カード画像}})、これによりそのカードが競技イベントでは使用できないことを表していた。これを'''銀枠'''/''Silver Border''と呼び、銀枠カードを用いたゲームは「'''銀枠ゲーム'''/''Silver-bordered game''」などと呼称された。[[Ass Whuppin']]など、銀枠カードを参照する効果も存在する。
  
 
[[Unfinity]]から銀枠は廃止され、[[黒枠]]で印刷されるようになった。代わりに、偽造防止ホログラムの位置にどんぐり状のシンボル([[アンコモン]]以下)またはどんぐり状のホログラム([[レア]]以上)が押されるようになった({{Gatherer|id=580730|カード画像}})。また、「銀枠ゲーム」は「'''アン・ゲーム'''/''Un-game''」と呼称されるようになった。これに伴う[[オラクル]]更新により、銀枠ゲームに言及した効果は「アン・ゲーム」に、銀枠カードを参照する効果は「銀枠かどんぐり」を参照するように改められた<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/unfinity-update-bulletin-2022-10-18 Unfinity Update Bulletin]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0036416/ 『Unfinity』更新速報(総合ルール更新、オラクル更新)](News [[2022年]]10月18日 [[Jess Dunks]]著)</ref>。ただし、実際の枠の色を参照するカード([[枠の守護者/Border Guardian]]など)は変更を受けていない。
 
[[Unfinity]]から銀枠は廃止され、[[黒枠]]で印刷されるようになった。代わりに、偽造防止ホログラムの位置にどんぐり状のシンボル([[アンコモン]]以下)またはどんぐり状のホログラム([[レア]]以上)が押されるようになった({{Gatherer|id=580730|カード画像}})。また、「銀枠ゲーム」は「'''アン・ゲーム'''/''Un-game''」と呼称されるようになった。これに伴う[[オラクル]]更新により、銀枠ゲームに言及した効果は「アン・ゲーム」に、銀枠カードを参照する効果は「銀枠かどんぐり」を参照するように改められた<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/unfinity-update-bulletin-2022-10-18 Unfinity Update Bulletin]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0036416/ 『Unfinity』更新速報(総合ルール更新、オラクル更新)](News [[2022年]]10月18日 [[Jess Dunks]]著)</ref>。ただし、実際の枠の色を参照するカード([[枠の守護者/Border Guardian]]など)は変更を受けていない。
  
*銀枠廃止の経緯は次の通り。[[Mark Rosewater]]は銀枠セットとして開発が進められていたUnfinityを手掛けていた際、通常のマジックのルールでも機能するカードが多数存在することに気づき、それらが「収録セットが銀枠セットだから」という理由で使えなくしてしまうことに疑問を抱いた。そこで、すべて黒枠で印刷し、通常のマジックで扱えないカードにどんぐりシンボルを付けて区別する方法を発案した<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/unfinity-and-beyond-2021-11-29 To Unfinity and Beyond]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0035639/ 『Unfinity』とその向こう]([[Making Magic]] [[2021年]]11月29日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
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*銀枠廃止の経緯は次の通り。[[Mark Rosewater]]は銀枠セットとして開発が進められていたUnfinityを手掛けていた際、黒枠ルールでも機能するカードが多数存在することに気づき、それらが「収録セットが銀枠セットだから」という理由で使えなくしてしまうことに疑問を抱いた。そこで、すべて黒枠で印刷し、黒枠で扱えないカードにどんぐりシンボルを付けて区別する方法を発案した<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/unfinity-and-beyond-2021-11-29 To Unfinity and Beyond]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0035639/ 『Unfinity』とその向こう]([[Making Magic]] [[2021年]]11月29日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
**Unfinity以前にも通常のマジック然とした銀枠カードが存在するが(例:[[対象のミノタウルス/Target Minotaur]])、それらへの[[エラッタ]]等は出されておらず、依然としてトーナメントでは使用できない。
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**Unfinity以前にも黒枠然とした銀枠カードが存在するが(例:[[対象のミノタウルス/Target Minotaur]])、それらへの[[エラッタ]]等は出されておらず、依然としてトーナメントでは使用できない。
*[[基本土地]]と[[蒸気打ちの親分/Steamflogger Boss]]のように、初出時に黒枠で印刷されたが後に銀枠のアン・セットに収録されているカードは、アン・セット版も黒枠(あるいは銀枠でない特別なデザイン)で印刷されている。
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*[[基本土地]]と[[蒸気打ちの親分/Steamflogger Boss]]のように、[[黒枠]]セットが初出だが後に銀枠のアン・セットに収録されているカードは、アン・セット版も黒枠(あるいは銀枠でない特別なデザイン)で印刷されている。
 
*[[新枠]]では[[アーティファクト]]の枠色が銀色であるが、それとは無関係である。
 
*[[新枠]]では[[アーティファクト]]の枠色が銀色であるが、それとは無関係である。
 
*[[金枠]]のカードがすべて「真正カードの[[裏面]]と異なる」という理由で使用できないのに対し、銀枠は[[マジック・イベント規定]]で「銀枠を持つカードが特定のカジュアルイベントのみ使用できる」と定義されているために(競技イベントでは)使用できない。
 
*[[金枠]]のカードがすべて「真正カードの[[裏面]]と異なる」という理由で使用できないのに対し、銀枠は[[マジック・イベント規定]]で「銀枠を持つカードが特定のカジュアルイベントのみ使用できる」と定義されているために(競技イベントでは)使用できない。
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===[[アングルード]]===
 
===[[アングルード]]===
[[1998年]]8月発売。初の銀枠セット。[[6面ダイス]]を使ったり、次のゲームへ効果を持ち越すカード、果ては頭の上にカードを載せたりニワトリのように鳴いたり、通常のマジックの枠を超えた遊び方ができるジョーク・セット。一方で[[勝利条件]]カード、[[チーム戦]]を意識したカード、[[トークン・カード]]やフルアート[[基本土地]]カードなど、通常のマジックへと引き継がれた要素も数多く初登場している。
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[[1998年]]8月発売。初の銀枠セット。[[6面ダイス]]を使ったり、次のゲームへ効果を持ち越すカード、果ては頭の上にカードを載せたりニワトリのように鳴いたり、マジックの枠を超えた遊び方ができるジョーク・セット。一方で[[勝利条件]]カード、[[チーム戦]]を意識したカード、[[トークン・カード]]やフルアート[[基本土地]]カードなど[[黒枠]]へと引き継がれた要素も数多く初登場している。
  
 
===[[アンヒンジド]]===
 
===[[アンヒンジド]]===
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===[[Unstable]]===
 
===[[Unstable]]===
[[2017年]]12月8日発売。アン・セット第3弾。銀枠。通常のマジックのセットと同様に[[ブースター・ドラフト]]で遊ぶことができるようバランス調整されている。新メカニズム[[拡張]]のほか、[[未来予知]]の幻のメカニズム、[[からくり]]が登場したことが話題を呼んだ。
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[[2017年]]12月8日発売。アン・セット第3弾。銀枠。通常のマジックのセットと同様に[[ブースタードラフト]]で遊ぶことができるようバランス調整されている。新メカニズム[[拡張]]のほか、[[未来予知]]の幻のメカニズム、[[からくり]]が登場したことが話題を呼んだ。
  
 
===[[Ponies: The Galloping]]===
 
===[[Ponies: The Galloping]]===

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