アゾール/Azor

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その出身[[次元/Plane]]は定かではないが、1万年以上の時を生きるアゾールは[[多元宇宙/Multiverse]]の各地を渡り歩いている。数多の古代文明に伝説として残されている「'''法をもたらす者'''/''Lawbringer''」、しばしば翼を持ち、神かそれに近いものと見なされる存在は、彼にその起源を求めることができる。[[アラーラ/Alara]]から[[ゼンディカー/Zendikar]]まで、様々な次元のスフィンクスに見られる振舞いや文化は、彼の影響の痕跡であると考えられている。
 
その出身[[次元/Plane]]は定かではないが、1万年以上の時を生きるアゾールは[[多元宇宙/Multiverse]]の各地を渡り歩いている。数多の古代文明に伝説として残されている「'''法をもたらす者'''/''Lawbringer''」、しばしば翼を持ち、神かそれに近いものと見なされる存在は、彼にその起源を求めることができる。[[アラーラ/Alara]]から[[ゼンディカー/Zendikar]]まで、様々な次元のスフィンクスに見られる振舞いや文化は、彼の影響の痕跡であると考えられている。
  
[[ラヴニカ/Ravnica]]では[[アゾリウス評議会/The Azorius Senate]]の[[パルンズ/Paruns|パルン/Parun]](創始者)、'''最高判事アゾール一世'''/''Supreme Judge Azor I''として知られている。彼は[[ギルド/Guild]]間の秩序を守る魔法の協定[[ギルドパクト/Guildpact]]の大部分を起草した人物であり、さらにそれが効力を失った場合の保険として[[暗黙の迷路/The Implicit Maze]]を密かに構築していた。
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[[ラヴニカ/Ravnica]]では[[アゾリウス評議会/The Azorius Senate]]の[[パルンズ/Paruns|パルン/Parun]](創始者)、'''最高判事アゾール一世'''/''Supreme Judge Azor I''として知られている。彼は[[ギルド/Guild]]間の秩序を守る魔法の協定[[ギルドパクト/Guildpact]]の大部分を起草した人物であり、さらにそれが効力を失った場合の保険として[[暗黙の迷路/The Implicit Maze]]を密かに構築していた。その名前はアゾリウス評議会を初めとして、地名(アゾール公会広場/Forum of Azor)やスラング("Azor's blood!"で、現実世界の"Jesus!"や"God damn!"と同様の意味)にも残っている。
  
 
[[イクサラン/Ixalan]]にて、彼は自らの[[プレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Spark]]を犠牲に[[不滅の太陽/The Immortal Sun (ストーリー)|不滅の太陽/The Immortal Sun]]を作り上げた。[[薄暮の軍団/The Legion of Dusk]]の[[吸血鬼/Vampire#イクサラン|吸血鬼/Vampire]]はアゾールのことを、彼らの前身となる[[イクサラン/Ixalan#トレゾン/Torrezon|トレゾン/Torrezon]]大陸の王国から不滅の太陽を奪った'''翼ある獣'''/''The winged beast''として記憶している。一方[[川守り/The River Heralds]]の[[マーフォーク#ストーリー|マーフォーク]]は彼のことを、強大な力を持つ不滅の太陽を黄金の都[[イクサラン/Ixalan#オラーズカ/Orazca|オラーズカ/Orazca]]に秘匿し、その都を隠し通す使命を自分たちに託した'''最後の守護者'''/''The Last Guardian''として崇めている。
 
[[イクサラン/Ixalan]]にて、彼は自らの[[プレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Spark]]を犠牲に[[不滅の太陽/The Immortal Sun (ストーリー)|不滅の太陽/The Immortal Sun]]を作り上げた。[[薄暮の軍団/The Legion of Dusk]]の[[吸血鬼/Vampire#イクサラン|吸血鬼/Vampire]]はアゾールのことを、彼らの前身となる[[イクサラン/Ixalan#トレゾン/Torrezon|トレゾン/Torrezon]]大陸の王国から不滅の太陽を奪った'''翼ある獣'''/''The winged beast''として記憶している。一方[[川守り/The River Heralds]]の[[マーフォーク#ストーリー|マーフォーク]]は彼のことを、強大な力を持つ不滅の太陽を黄金の都[[イクサラン/Ixalan#オラーズカ/Orazca|オラーズカ/Orazca]]に秘匿し、その都を隠し通す使命を自分たちに託した'''最後の守護者'''/''The Last Guardian''として崇めている。
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*[[ドミナリア/Dominaria]]の近傍にアゾリア/Azoriaという次元も存在するが、こちらの関連性は不明。
  
 
==登場==
 
==登場==

2018年1月6日 (土) 13:39時点における版

アゾール/Azorラヴニカ・ブロックラヴニカへの回帰ブロックイクサラン・ブロックのキャラクター。カードとしてはイクサランの相克法をもたらす者、アゾール/Azor, the Lawbringerが初出。

目次

解説

スフィンクスの元プレインズウォーカー/Planeswalker。男性。

その出身次元/Planeは定かではないが、1万年以上の時を生きるアゾールは多元宇宙/Multiverseの各地を渡り歩いている。数多の古代文明に伝説として残されている「法をもたらす者/Lawbringer」、しばしば翼を持ち、神かそれに近いものと見なされる存在は、彼にその起源を求めることができる。アラーラ/Alaraからゼンディカー/Zendikarまで、様々な次元のスフィンクスに見られる振舞いや文化は、彼の影響の痕跡であると考えられている。

ラヴニカ/Ravnicaではアゾリウス評議会/The Azorius Senateパルン/Parun(創始者)、最高判事アゾール一世/Supreme Judge Azor Iとして知られている。彼はギルド/Guild間の秩序を守る魔法の協定ギルドパクト/Guildpactの大部分を起草した人物であり、さらにそれが効力を失った場合の保険として暗黙の迷路/The Implicit Mazeを密かに構築していた。その名前はアゾリウス評議会を初めとして、地名(アゾール公会広場/Forum of Azor)やスラング("Azor's blood!"で、現実世界の"Jesus!"や"God damn!"と同様の意味)にも残っている。

イクサラン/Ixalanにて、彼は自らのプレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkを犠牲に不滅の太陽/The Immortal Sunを作り上げた。薄暮の軍団/The Legion of Dusk吸血鬼/Vampireはアゾールのことを、彼らの前身となるトレゾン/Torrezon大陸の王国から不滅の太陽を奪った翼ある獣/The winged beastとして記憶している。一方川守り/The River Heraldsマーフォークは彼のことを、強大な力を持つ不滅の太陽を黄金の都オラーズカ/Orazcaに秘匿し、その都を隠し通す使命を自分たちに託した最後の守護者/The Last Guardianとして崇めている。

  • ドミナリア/Dominariaの近傍にアゾリア/Azoriaという次元も存在するが、こちらの関連性は不明。

登場

登場カード

カード名に登場

ラヴニカへの回帰
アゾールの雄弁家/Azor's Elocutors
イクサランの相克
アゾールの門口/Azor's Gateway

フレイバー・テキストに登場

ディセンション
アゾリウスの霊気魔道士/Azorius Aethermage
イクサランの相克
スフィンクスの命令/Sphinx's Decree太陽の聖域/Sanctum of the Sun(偉大なスフィンクスとして)

イラストに登場

イクサランの相克
スフィンクスの命令/Sphinx's Decree

登場作品・登場記事

ラヴニカ・ブロック
  • Ravnica(小説、劇中劇にて)
ラヴニカへの回帰ブロック
戦乱のゼンディカー・ブロック~イニストラードを覆う影ブロック
イクサラン・ブロック

参考

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