ねじれ地帯/Warped Landscape

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堆石堤/Terminal Moraineの同型再版。

フェッチ能力を起動しようとすると実質3マナもかかってしまう。マナ基盤の安定化を目的とする場合、前環境から存在するバトルランドや進化する未開地/Evolving Wilds、また同セット収録の港町/Port Townやそのサイクルと比較してテンポ損が激しいので、無色マナを生かせないかぎりは活躍の場はリミテッドに限られるだろう。

しかしインベイジョン・ブロックのリミテッド環境が遅いものであったのに対し、イニストラードを覆う影環境にはマッドネスを擁する黒赤吸血鬼など攻撃的なアーキタイプが存在するため、これを起動している暇があるか怪しいところである。ゲームが進んで土地が並び始めれば3マナくらいは浮くだろうが、その頃には色マナは十分に揃っているはずである。

イニストラードを覆う影には自ら生け贄に捧げることができる土地はこれ1種しか収録されていないため、昂揚を達成するためにデッキに採用することは考えられる。実際、土地を墓地に置くことができる点を考慮して、 進化する未開地よりカードパワーで劣るこのカードが作られた経緯があるようである。(参考)

• 不屈の自然/Rampant Growthを内蔵しているとも解釈できるが、マナ加速にならないため役割は全く異なる。
  • 荒廃した森林/Blighted Woodlandの下位種と位置づけることもできる。その場合もやはりマナ加速になるか否かという違いがあるため、両者の役割は異なってくるだろう。

参考

• カード個別評価：イニストラードを覆う影 - コモン