Mox Jet
提供:MTG Wiki
マジックの黎明期に存在したサイクル、Moxの1つ。その中でこれは黒マナを生み出す。「黒い宝玉のペンダント」のイラストが描かれている。
Moxの中でもMox Sapphireと1、2位を争う好カード。「黒マナから暗黒の儀式/Dark Ritual」の組み合わせによる、一気に爆発するマナ加速が脅威となるためである。
1994年1月25日より、タイプ1(現ヴィンテージ)で制限カードに指定される。タイプ1.5では制定当初から禁止カードで、2004年9月20日よりタイプ1.5から移行したレガシーでも続けて禁止カードに指定されている。
[編集] 関連カード
- ジェットの収集家/Jet Collector - 条件を満たすとこのカードを手札に創出するクリーチャー。Arena限定カード。(アルケミー:イクサラン)
[編集] サイクル
リミテッド・エディションに収録された0マナのマナ・アーティファクト、Moxのサイクル。そのいずれもがパワー9に数えられる。
- Mox Pearl
- Mox Sapphire
- Mox Jet
- Mox Ruby
- Mox Emerald
[編集] ストーリー
Mox Jet(モックス・ジェット)はモックス/Moxの1種(イラスト1、イラスト2)。ジェットとは黒玉(樹木の化石の一種)のこと。
コミックThe Shadow MageとWayfarerに登場し、モックス争奪戦を制したRavidel(ラヴィデル)はこれとサファイア、ルビーを用いてMox Beaconを発生させた。
[編集] その他
- リミテッド・エディションのイラストはForcefieldのイラストとつながっている。
- ヴィンテージ選手権07では、優勝者Steve Menendianに、Volkan Bagaによる新規描き下ろしイラストのMox Jetの額が贈られた[1]。背景に描かれている次元/Planeはドミナリア/Dominaria[2]。
- Magic Onlineのホリデー・キューブやVintage Mastersでもこの時のイラストが採用されている(カード画像)。
- ヨーロッパヴィンテージ選手権16では、優勝者Joan Mateoに、Raoul Vitaleによる新規描き下ろしイラストのMox Jetの額が贈られた[3]。
- MTGアリーナでは頭目の神官/Oracle of the Alphaの能力で創出することができ、カード名は「モックス・ジェット」と訳された。
[編集] 脚注
- ↑ Looking Back to the Future(2007年8月24日 Aaron Forsythe)
- ↑ Ask Wizards(Feature 2014年1月7日)
- ↑ EUROPEAN VINTAGE CHAMPIONSHIP 2016 ETERNAL WEEKEND(Internet Archive)(Bazaar of Moxen.com)