霜の暴君、アイシングデス/Icingdeath, Frost Tyrant

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Icingdeath, Frost Tyrant / 霜の暴君、アイシングデス (2)(白)(白)
伝説のクリーチャー — ドラゴン(Dragon)

飛行、警戒
霜の暴君、アイシングデスが死亡したとき、《霜の舌、アイシングデス/Icingdeath, Frost Tongue》という名前で「装備しているクリーチャーは+2/+0の修整を受ける。」と「装備しているクリーチャーが攻撃するたび、防御プレイヤーがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。それをタップする。」と装備(2)を持つ白の伝説の装備品(Equipment)アーティファクト・トークン1つを生成する。

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飛行警戒を持つ伝説のドラゴン死亡すると《霜の舌、アイシングデス/Icingdeath, Frost Tongue》という伝説の装備品を落とす。装備品はパワー修整歴戦の司令官/Seasoned Marshal能力を与える。

生前はパワー4のフライヤーとしてクロックを刻みつつ、死亡しても装備品を残すことで打点の低下を抑えることができる。しかし、スタンダードで同居する軍団の天使/Legion Angelの存在が目の上のタンコブ。あちらも4マナ4/3飛行という点は同じながら、死亡しなくても後続を呼んで打点を上げることができ、また装備品ではなくクリーチャーそのものを補充するため装備先を引く必要がない。幸いにもゼンディカーの夜明けカルドハイムで装備品関連のカードがプッシュされているため、それらを活かして差別化したい。サイドボードを圧迫しない点や警戒を持つ点、タイプ的カードに恵まれたドラゴンである点なども鍵か。

装備品やフライヤーが重宝されるリミテッドにおいてはその両方に関わるためもちろん強力。クリーチャー戦が主体となるため装備品のタップが生かしやすいのも追い風。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

フォーゴトン・レルム探訪の、神話レア単色伝説のドラゴンサイクル。各に1枚ずつ存在する。

[編集] ストーリー

アイシングデス/Icingdeathダンジョンズ&ドラゴンズのキャラクター。ホワイト・ドラゴン/White Dragon。雄(イラスト1イラスト2)。

フェイルーン大陸北西部、アイスウィンド・デイル/Icewind Dale地方の遊牧民は、アイシングデスを単なる伝説、子供たちを怖がらせるための作り話だと考えていた。だが、このグレート・ホワイト・ワーム/Great white wyrmは伝説などではない。アイシングデスは、インゲロアカスティミジリアン/Ingeloakastimizilianというドラゴンのより広く知られた名だ。彼はあるとき凍てつく巣穴に這い潜り、長い眠りについた。そのあまりの長さに、目覚めたときには、狭いトンネルを通って這い出ることができないほどに大きく成長していた。巣穴に留まることに甘んじたアイシングデスは、宝物の山に囲まれ、氷の層に覆われて、何十年も動くことすらなく過ごしていた。

だがその孤独な眠りは、巣穴を見つけてこのドラゴンに挑んだ若き遊牧民、ウルフガル/Wulfgarに妨げられた。ドリッズト・ドゥアーデン/Drizzt Do'Urdenの助けを借りて、ウルフガルはこの聖地「エヴァー・メルト」を根城とするホワイト・ドラゴンを斃し、その宝物の蓄えと二本の角の両方を手に入れた。宝物はアイスウィンド・デイルの民を助けるために使われ、角は彼が民の指導者に名乗りを上げた際に、その価値を証明する戦利品となった。

一方のドリッズトは、このドラゴンの蓄えから武器を手に入れた――彼がこのドラゴンに因んで「霜の舌アイシングデス/Icingdeath」と名づけた、魔法剣「アイスブランド」だ。この古代のシミター(三日月刀)は銀の刀身にダイヤモンドの刃をそなえ、さらに所有者を炎から護る付与魔法が施されており、ドリッズトの双刀のうち右手側の剣として愛用されることとなる。

[編集] 登場作品・登場記事

[編集] 参考

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