翼切り/Clip Wings
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布告共通の性質として、ある程度の除去耐性を無視できる一方、本命のクリーチャーを狙えない危険がある。これはフライヤー限定と多少範囲が狭いため、システムクリーチャーなどに邪魔される可能性はやや低くはなっているが、やはりメタゲーム次第であるので他の飛行対策カードと使い分けたい。
登場時のスタンダードでは、龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutaiや大天使アヴァシン/Archangel Avacynなどの除去耐性持ち飛行クリーチャーが目立つため、その対策としてサイドボードに投入されている。
リミテッドではフライヤーは勝敗を分ける存在であるため有用であるが、イニストラードを覆う影ブロックはスピリット・トークンが多く湧く環境であるため活躍できない可能性も低くない。逆に、フライヤーをフィニッシャーにする際はこのカードを意識して小型フライヤーを避雷針として置いておくプレイングを心掛けたい。
- 対象を一切取らないため、神聖の力線/Leyline of Sanctityなどに強いのは魅力。
- また「各対戦相手」に影響するため多人数戦でも有効。双頭巨人戦などでチームメイトに被害を与えないのも嬉しい。
- 基本セット2021では対象が対戦相手1人になった巻き添え/Run Afoulが登場した。1マナ軽いため2人対戦ならほぼ上位互換。