煙突のインプ/Chimney Imp
提供:MTG Wiki
Chimney Imp / 煙突のインプ (4)(黒)
クリーチャー — インプ(Imp)
クリーチャー — インプ(Imp)
飛行
煙突のインプが死亡したとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札のカードを1枚、自分のライブラリーの一番上に置く。
死亡したときに対戦相手の手札をライブラリーの一番上におけるクリーチャー。
死亡時の誘発型能力は悪くないのだが、5マナ1/2飛行というのはいくらなんでもコスト・パフォーマンスが悪すぎる。墓地に落ちた時に対戦相手の手札を減らせるが、この性能では相討ちを取るのも厳しく、カード・アドバンテージを得られる可能性は低い。構築はおろか、リミテッドでも採用したくないカードであろう。
- 死亡時の誘発型能力は同じミラディン・ブロックにいる3マナ2/2の騒がしいネズミ/Chittering RatsのETB能力と同じ。この手のタイム・デストラクションは早く使えれば使える程凶悪であるため、その性能差は歴然。調整が進んでいるはずのミラディンまで来て、同じミラディン・ブロックに似たような能力を持つクリーチャーが同じコモンにいるにもかかわらず、開発部はどういうつもりでこんなカードを作ってしまったのだろうか。
- その性能の悪さから、下記の18,000 Words: The 100 Worst Magic Cards of All Timeにおいて堂々12位(全クリーチャー中2位)にランクインしてしまった。周辺の「何もしない」カード群よりは相当マシのように思えるが、やはり当時の最新セットでこの性能、というのが印象を悪くしたか。