刑務所に行け/GO TO JAIL
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刑務所に行け/GO TO JAIL (白)エンチャント
刑務所に行けが戦場に出たとき、対戦相手がコントロールするクリーチャー1体を対象とし、刑務所に行けが戦場を離れるまでそれを追放する。
その追放されたカードのオーナーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーは6面ダイスを2個振る。そのプレイヤーがゾロ目を振ったなら、刑務所に行けを生け贄に捧げる。
アーティスト:Marco Teixeira
モノポリーの名物マス、またはカードの「刑務所に行け」を再現したエンチャント。
対戦相手のクリーチャーを追放するが、本家同様、6面ダイスを振ってゾロ目が出れば釈放されて戻ってくる。
類似カードの未達への旅/Journey to Nowhereに比べて1マナ軽いが、6分の1の確率で戻ってきてしまう。とはいえ、割られない限り数ターンの維持は期待でき、一時的な除去と割り切れば十分な性能。
高性能な除去だが、Unstable環境では、対戦相手にダイスを振る機会を与えてしまうことが独特のデメリットとなる。特に自発的被験者/Willing Test Subjectや多頭/Multi-Headedを擁する緑相手には十分な注意が必要。
- 「刑務所に行けが戦場を離れるまでそれを追放する」のルールについては放逐する僧侶/Banisher Priestを参照。
- のちに黒枠でも類似コンセプトのカードとしてヘリオッドの神罰/Heliod's Punishmentが登場した。あちらは安定して懲役4ターンとなっている。
- 追放できるターン数の期待値は対戦相手のターンで数えて5ターン(直後のアップキープにゾロ目が出た場合を0ターンと数えた場合)。安定性の問題はあるものの、ヘリオッドの神罰と比べてもかなり高性能であることがわかる。
- モノポリーの販売元は、ウィザーズ・オブ・ザ・コーストの親会社であるハズブロ社。このカードは実際にモノポリー関係者の許可を得て制作されている[1]。
- 追放できるのは対戦相手のクリーチャーのみなので、あなたの運良く/As Luck Would Have Itのサポートには適さない。ただし追放後にダイスを振るのはそのパーマネントのオーナーなので、コントロールを奪われたクリーチャーを追放すればカウンターを一気に増やせるだろう。割れてしまってもクリーチャーが戻ってくるわけで、どっちに転んでもおいしい。
- 本物のモノポリーでは3ターン連続でゾロ目が出なかったときは$50払うか釈放カードで強制釈放になるのだが、その能力は再現されていない。
[編集] 参考
- ↑ Unstable Scraps, Part 2/『Unstable』のスクラップ その2(Mark Rosewater Making Magic 2017年12月4日)
- ↑ Blogatog(2024年9月11日)