交霊盤/Séance Board
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Seance Board / 交霊盤 (2)
アーティファクト
アーティファクト
陰鬱 ― 各終了ステップの開始時に、このターンにクリーチャーが死亡していた場合、交霊盤の上に魂魄(soul)カウンター1個を置く。
(T):好きな色1色のマナX点を加える。Xは、交霊盤の上にある魂魄カウンターの個数に等しい。このマナはインスタントやソーサリーやデーモン(Demon)やスピリット(Spirit)である呪文を唱えるためにしか支払えない。
陰鬱で魂魄カウンターが乗り、タップで魂魄カウンターの数に応じた数の色マナ1種類を生み出すマナ・アーティファクト。
条件は比較的緩く、設置も2マナで済む割に多くのマナを生み出しやすいが、用途はインスタントかソーサリーかデーモンかスピリットである呪文に限定されている。必然的にそれらのカード・タイプを多用しつつ、クリーチャーが死亡しやすいデッキ向けのマナ加速手段。
統率者戦用セット出身ということで、これが使えるフォーマットでは他にも使いやすく強力なマナ・アーティファクトを使用できる。登場時点では目立った活躍はないが、合致するデッキがあれば素の軽さに対するマナの生み出しやすさを活用できる可能性は十分にあるだろう。
- デーモンとスピリットに関してはクリーチャーに限らないので、同族カードである悪魔の誓約/Demonic Covenantなどにも利用できる。
- モチーフは「ウィジャボード」、日本で言うところの「コックリさん」に使う文字盤だろう。ただしイラストでは文字の数が明らかに少なく、またペンジュラムを盤の上に掲げている様子が見られるので右回り・左回りで質問への回答を問うシンプルな占いに使うものである可能性も高そうだ。悪魔や魂を呼び出して質問するフレーバーを、それらを唱えるためのマナを生み出すという形で表現されている。
- ちなみにコックリさんなどのいわゆるテーブル・ターニングの原理は、単に参加している人間が意識してか否かはともかく自分で動かしているという研究結果が出ている。