九生の使い魔/Nine-Lives Familiar

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索

Nine-Lives Familiar / 九生の使い魔 (1)(黒)(黒)
クリーチャー — 猫(Cat)

あなたがこれを唱えたなら、このクリーチャーは生き返り(revival)カウンター8個が置かれた状態で戦場に出る。
このクリーチャーが死亡したとき、これに生き返りカウンターが置かれていた場合、次の終了ステップの開始時に、これを、置かれていた個数から1減らした個数の生き返りカウンターが置かれた状態で戦場に戻す。

1/1

は9つの命を持つ」の言い伝え通り、9回死亡するまでしぶとく生き残り続ける猫。

唱える際に乗るカウンターの有無と数により表現されているため、明滅を食らうと次の死亡で除去されてしまう。逆にバウンスで唱えなおせば命をリセットすることが出来る他、カウンターの数を増やす効果で延命したり、戦場に戻す際にカウンターを追加する常在型能力誘発型能力があれば通常の除去に対しては不死の存在と化す。倍増の季節/Doubling Seasonなどと組み合わせた場合、蘇るごとにカウンターが増えていく。

戦場においては1/1に過ぎないので何かしらのコンボに使うことになるが、自身をリアニメイトするのが終了ステップとラグがあるため、無限コンボに使うことは基本的には不可能。生け贄に捧げるリソースとして繰り返し使う、大量のカウンターが一気に乗ることを活用するなど、明確な目的意識を持って採用するのが重要。分かりやすい例では完全なる統一/All Will Be Oneと組み合わせるとこちらが出た時に8点の火力に。そこから死亡する度に次の終了ステップに僅かに威力の落ちた火力を飛ばし続けることが出来る。

リミテッドでも中々に強力。ファウンデーションズのリミテッドは到達トランプル持ちが少なく飛行クリーチャーを巡る攻防が重要な環境であり、フライヤーブロックできない点が見た目より響くものの、回避能力に乏しい地上のファッティを延々とチャンプブロックしてくれるのは頼もしい。相手の攻撃を9回受け止めるまでゲームが長引くことはそうそう期待できないため、デッキが歪まないなら吸血鬼の大食家/Vampire Gourmand飢えたグール/Hungry Ghoulあたりと組ませて9つ全ての命を有効活用したいところ。無理にサクり台とのコンボを狙わずとも、強襲持ちのカードや踊り食い/Eaten Aliveを手軽に使わせてくれるだけで一定の評価はできるか。

[編集] 参考

MOBILE