ボトルのノーム/Bottle Gnomes
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単色化の傾向が強かったテンペスト時代には、対抗色のプロテクション持ちクリーチャーから身を守る、お守り代わりに様々なデッキに入れられていた。特にこの時代ではパワー2程度のウィニーがメインの環境だったため、タフネス3のこれはブロッカーとしても十分有用だったのも大きい。
古くは死体のダンス/Corpse Danceが(→ダンシング・ノーム)、近年は定員過剰の墓地/Oversold Cemeteryや骸骨の破片/Skeleton Shardなどが相棒として用いられる。パワーが1なのを生かして、死蔵の世話人、死零/Shirei, Shizo's Caretakerと組み合わせてもなかなかよい働きをしてくれる。毎ターン3点回復はかなり相手のやる気を削ぐ事ができるだろう。
バーンやビートダウンデッキに対しては単体で効果が高く、サイドボードによく見かけられる。バーンデッキの場合、これを除去しようとすることは考えられないが、3点のライフはおよそ火力呪文1枚に相当するため、相手は計算の修正を余儀なくされる。特にテンペスト・ブロックの頃はスライがメタゲームの一角に存在したため、よく使用された。
青黒コントロールではサイドボードから投入しアカデミーの廃墟/Academy Ruinsや無残な収穫/Grim Harvestで使いまわすといった戦術がよくとられる。
- テンペストでの初出以降アンコモンであったが、Tempest Remasteredではコモンで収録された。これに伴い、パウパーでも使用可能となった。黒コントロールなどのサイドボードにしばしば採用されている。
- モダンホライゾン2ではオマージュとしてボトルのゴーレム/Bottle Golemsが登場した。英語版フレイバー・テキストも下記のものに類似している。
- ミラディンと第9版、第10版のフレイバー・テキストは、修辞法を残したうまい訳になっている。
Reinforcements...or refreshments?
補強……それとも保養?