ニーキャ/Nikya
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ニーキャ/Nikyaはラヴニカへの回帰ブロック初出のキャラクター。カードとしてはラヴニカの献身の旧き道のニーキャ/Nikya of the Old Waysが初出。
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[編集] 解説
ラヴニカ/Ravnicaのギルド/Guildの一つ、グルール一族/The Gruul Clansのザル=ター族/Zhur-Taa clanの族長を務めるケンタウルス/Centaur。女性。若き戦士のような鍛え上げられた肉体に反して目尻の皴は深く、年齢は測りがたい(イラスト)。
グルール本来の教義である「旧き道/The Old Ways」に従って生きることから旧き道のニーキャ/Nikya of the Old Waysと呼ばれる。その力は強大で、ラヴニカの太古の地層から巨大な蔦を召喚できると言われている。
[編集] 経歴
[編集] 世界魂を称えて/In Praise of the Worldsoul
セレズニア議事会/The Selesnya Conclaveのルージ/Ruziがニーキャの宿営地を訪れた。彼は告げた、姉のセシリー/Cecileeとその養子、グルール出身の赤子がラクドス教団/The Cult of Rakdosの虐殺少女/Massacre Girlに殺されたと。その証言が斥候からの報告と一致するものだったため、ニーキャはルージの言葉を信じたが、赤子の死は偽りであった――ルージはラクドスへの復讐にグルールを利用したのだ。
[編集] グルールの才気/Gruul Ingenuity
ニーキャはザル=ター族にラクドスへの復讐を宣言し、自ら選んだ戦士たちを率いて戦へ赴いた。ニーキャは蔦の壁を喚び出して戦いを優勢に進めたが、デーモンの参戦により流れが変わりかけた。彼女たちを救ったのはカル/Kalが唱えた炎の呪文だった。ニーキャは尋ねた、そのような魔法をどこで学んだのかと。それはイゼット団/The Izzet Leagueの魔法から着想を得たものだった。
[編集] ラヴニカの献身
ドムリ・ラーデ/Domri Radeが腹音鳴らし/Borborygmosに勝利してギルドマスターに昇り詰めると、ニーキャは彼の台頭を終末の祟り/The End-Razeの到来の前触れと見なすようになった。
[編集] 新ファイレクシア侵攻(機械兵団の進軍)
完成化されたゴルガリ団/The Golgariが迫り来る中、蔦の魔術を用いて彼らの侵攻を妨害していた。その功績から、戦後には彼女達ザル=ター族こそ炎樹族/Burning Tree clanからリーダーシップを奪える唯一の氏族と考えられるようになった。
[編集] 登場
[編集] 登場カード
[編集] フレイバー・テキストに登場
- ギルド門侵犯
- 腐食スカラベ/Rust Scarab、スカルグの大巨獣/Skarrg Goliath、瓦礫帯の略奪者/Rubblebelt Raiders
- ラヴニカの献身
- 活力の贈り物/Gift of Strength、旧き道のニーキャ/Nikya of the Old Ways、踏み鳴らされる地/Stomping Ground
- 灯争大戦
- 生ける竜巻/Living Twister
[編集] イラストに登場
- ラヴニカの献身
- 強撃/Thrash
[編集] 登場作品・登場記事
- In Praise of the Worldsoul, Part 3/世界魂を称えて その3(Uncharted Realms 2012年10月10日 Jenna Helland著、訳語は「ニキア」となっている)
- Planeswalker's Guide to Gatecrash: Part 2/プレインズウォーカーのための「ギルド門侵犯」案内 その2(Feature Article 2012年12月12日 The Magic Creative Team著)
- Gruul Ingenuity/グルールの才気(Uncharted Realms 2013年1月2日 Adam Lee著)
- The Burying, Part2/埋葬 その2(Uncharted Realms 2013年3月6日 Adam Lee著、名前のみ)
- Planeswalker's Guide to Murders at Karlov Manor/プレインズウォーカーのための『カルロフ邸殺人事件』案内(Daily MTG 2024年2月1日 Emily Teng著)
[編集] その他
- 「グルールの才気/Gruul Ingenuity」では乗騎から降りて胡坐で座る描写があり、ラヴニカへの回帰ブロック時点ではニーキャがケンタウルスであるという設定はなかったものと思われる。