タール火/Tarfire
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WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする」は「1つを対象とする」に読み替えてください。
新しいエキスパンションごとにたびたび現れるショック/Shockの亜種。マナ・コストやルール文章、インスタントである事は完全にそのままで、カード・タイプに同族、クリーチャー・タイプにゴブリンが追加されている。
単体では単なるショックなので、タイプ的カードとのシナジーを有効に活用したい。たとえばボガートの先触れ/Boggart Harbingerでサーチしたり、ボガートの汁婆/Wort, Boggart Auntieで拾ったり。またタルモゴイフ/Tarmogoyfと強力なシナジーを持ち、これ1枚でもインスタントと同族の2種類、クリーチャーを焼いて破壊できれば3種類を墓地に落とせる。
一方、プロテクション(ゴブリン)に引っかかるなど、ショックにはない欠点も同時に追加されている。利点とそれを裏返しにした欠点が混在するのは、同族・カード共通の特徴なので、しっかり覚えておこう。
カードプールが広いフォーマットにおいては、カード・タイプの種類を参照するタルモゴイフや昂揚とのシナジーを見込んで採用されることがある。モダンのジャンド死の影では、単体上位互換である稲妻/Lightning Boltを差し置いて採用されることも珍しくない。
- フレイバー・テキストとイラストはタール投げ/Tar Pitcher(イラスト)からの続きになっている。Doug Beyerいわく、あらかじめ用意した芋虫婆のお話/Tale of Auntie Grubの全文をフレイバー・テキストに仕込む余白はなかったが、この2枚のみに残すことができたとのこと[1]。
「芋虫婆が目から煤をぬぐうと、そこには素晴らしい物があった。火のおかげで、なんとも美味そうな匂いをたてるヤギがそこにあったのさ。」― 芋虫婆のお話
[編集] 参考
- ↑ Bog is for Boggart(Internet Archive)(Taste the Magic 2007年10月3日 Doug Beyer著)