ウラモグの戦慄祖/Ulamog's Dreadsire
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Ulamog's Dreadsire / ウラモグの戦慄祖 (10)
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
警戒
護法 ― マナ総量が1以上であるパーマネント1つを生け贄に捧げる。
(T):無色の10/10のエルドラージ(Eldrazi)・クリーチャー・トークン1体を生成する。
10/10という圧倒的なサイズを持ち、自身と同じサイズのエルドラージ・クリーチャー・トークンを生成出来るエルドラージ。
警戒も持つので単純なクリーチャー同士の殴り合いには滅法強く、殴りながらも対戦相手の終了ステップにトークンを生成して戦線を補強できる。護法は一見すると些細な除去耐性でしか無いが、純粋なコントロールデッキの場合は戦場に出るパーマネントがトークンばかりというケースも多く、生け贄を用意できない相手には生半可な全体火力やマイナス修整は通用しないタフネスにより場持ちも良好。
問題はあまりに大振りすぎて、本人のマナ総量も重すぎる点。伝説のエルドラージにも比肩するコストにも関わらず、出た時点では単なるファッティに過ぎず、エルドラージお馴染みの滅殺など戦闘以外の方向からのアドバンテージの確保手段にも乏しい。除去耐性についても、前述の通り純粋なコントロールデッキには有効だがそうしたデッキでもエンチャントやアーティファクト、プレインズウォーカーなどを出す機会は多く、その場合は普通の確定除去1発で落とされてしまう。これが使用できるフォーマットでは費用対効果が少々心許なく、構築での活躍はこれといって見せていない。