饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine
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アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+2/+2の修整を受けるとともにプロテクション(黒)とプロテクション(緑)を持つ。
装備しているクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーはカードを1枚捨て、あなたはあなたがコントロールする土地をすべてアンタップする。
装備(2)
火と氷の剣/Sword of Fire and Ice、光と影の剣/Sword of Light and Shadow、肉体と精神の剣/Sword of Body and Mindに続いて登場した4本目の剣。今度は緑と黒を意識した能力になっている。
プロテクション(黒)は言うまでもなく除去耐性として機能するし、プロテクション(緑)もゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikarやカルニの庭/Khalni Gardenのトークンなどに妨害されず攻撃を通せるのでなかなか役に立つ。
二つの誘発型能力は手札破壊と土地のアンタップ。手札破壊は相手に選ばせてしまうので効果が薄いが、それでもカード・アドバンテージを稼げるのが強力。土地のアンタップは装備品の欠点であるテンポの悪さを見事に補ってくれる能力で、付け替えによるブロッカー強化も楽に行える。ミシュラランドと組めば返しのターンの守りも磐石にできる。
土地をアンタップする能力によりカウンターを構えやすくなり、かつ、手札破壊により対戦相手の反撃の目を摘み取ることができるため、特にクロック・パーミッションというアーキタイプに合致している。一方で、誘発型能力は両方とも戦場に触れず、状況によっては腐るという欠点を持っている。
ミラディン包囲戦登場当初から活躍を見せ、対をなす肉体と精神の剣/Sword of Body and Mindと合わせて石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mysticからサーチされることが多い。Caw-GoがCaw-Bladeへと進化してメタゲームの中心となる基盤となったほか、白単アーマーや赤白上陸など、採用する白系ビートダウンは数多い。包囲戦参入直後のプロツアーパリ11でもベスト8中7人が使用していた。
エクステンデッドでもクロック・パーミッションのフェアリーに採用される他、上記石鍛冶の神秘家と合わせて白ウィニーやナヤビートダウンでも科やつ訳している。またプロテクションからジャンドの天敵であり、同デッキを環境から駆逐した張本人でもある。
リミテッドではもちろん大活躍する。黒と緑はファイレクシア/Phyrexia陣営の主力の色なので、ファイレクシア・デッキには特に有効。
参考
- カード個別評価:ミラディン包囲戦 / ミラディン陣営 - 神話レア