凡人の錯覚/Delusions of Mediocrity
提供:MTG Wiki
Delusions of Mediocrity / 凡人の錯覚 (3)(青)
エンチャント
エンチャント
凡人の錯覚が戦場に出たとき、あなたは10点のライフを得る。
凡人の錯覚が戦場を離れたとき、あなたは10点のライフを失う。
調整の取られたIllusions of Grandeur。マナ・コストは同じながらも、デメリット(?)の累加アップキープが消え、その分増減するライフが10点になった。
10点と言う数字は依然大きいものの、寄付/Donateから除去に繋ぐ3枚コンボを考えるとややインパクトに欠ける。途中でライフを得られるため決してひどいコンボではないが、Illusions of Grandeurとは比ぶるべくもない。
サイカトグのサイドボードにライフゲインの手段として入ることがあった。またパララクス補充に1枚挿しされる場合もあったし、ズヴィバーゲンなどのライフ補填にも使用された。つまるところ、先輩のように大ダメージ用のコンボパーツとしてではなく、本来のデザイン通り「ライフ水増し」として使われるケースが多かった様だ。
- これを寄付/Donateして解呪/Disenchantで破壊するというコンボは、ウルザズ・レガシーの公式ハンドブックや、コロコロコミックでも紹介された。
- ちなみに、破壊するよりブーメラン/Boomerangやごまかし/Hoodwinkでバウンスした方がずっと得である。これ自身を再利用できるだけでなく、わざわざ解呪/Disenchantのために白をタッチする必要がなくなる。
- ちらつき/Flickerなら計30点分ものライフ・アドバンテージを得ることが出来る。
- 赤単色デッキ相手には特に有用。エンチャント除去が苦手な上、20点削りきることを目標にしていることが多いため、このエンチャントは大きくその計算を狂わせることになる。
- ナイトメアのコンセプトの原型ともいえるかもしれない。
- ライフを得る能力の解決前にこれが戦場を離れると先にライフを失うことになる。ライフが10点以下の場合そのまま敗北するので注意が必要。