頭蓋の摘出/Cranial Extraction

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2011年2月18日 (金) 04:55時点におけるGariu (トーク | 投稿記録)による版
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指定した名前カードプレイヤー1人の手札墓地ライブラリーから根こそぎ追放する。

ロボトミー/Lobotomyと違い、デッキキーカードさえ分かれば、対戦相手の手札内容に関係なく、それを戦場以外から潰すことができる。そのため、コンボ対策としての性能は格段にこちらの方が上。その上シングルシンボルなので容易にタッチできる。コンボデッキにとってはかなりの脅威となるだろう。自分が伝説のパーマネントを使う場合は対消滅を予防するといったことも可能。

しかし、ウィニーのように、特定のキーカードというものが存在しない速攻デッキにはほとんど効かず、1枚挿しフィニッシャーが多いウルザトロンなどに対しても完全な対策カードにはなり得ない。

カード・アドバンテージに直結しづらいのも弱点である。また上記のように相手のデッキによって有効度がかなり違うので、メインデッキから何枚も投入することはなく、サイドボードへ投入するのが一般的。

コンボデッキ側がこれを使われてキーカードを落とされると、その時点で勝負が決まってしまう場合がある。そのためコンボデッキ側は、サイドボードにこれを入れたり(もちろん「頭蓋の摘出」を指定)、キーカードを分散させたり、といった対策が必要になる。

また秘儀であるため、花の神/Hana Kami語られざるもの、忌話図/The Unspeakableで回収し使いまわすことができる。何度も撃てば、コンボデッキでなくとも相手の手札はボロボロになるだろう。

  • 勘違いしやすいが、この効果でカードを探すのは頭蓋の摘出のコントローラーである。対象となったプレイヤーではない。
    • 公開する」とテキストに書かれていないので、手札やライブラリーは公開しない。しかし、「探す」と書いてあるので、探すプレイヤーはその時に手札やライブラリーを見ることができる(そうでないと意味がない)。
    • デッキの中身を知られたくない場合は、投了することでそれを回避できる。
  • 何らかの方法(横殴り/Sideswipeなど)で対象が変化しても、カード名を宣言するプレイヤーやカードを探すプレイヤーは変わらない。また、ライブラリーや手札といった非公開領域から特定の条件のカードを探すとき、ルール上「見つからなかった」ことにすることは適正である。
    • よって、自分に跳ね返されても全く関係ないカードを宣言することができるし、何を宣言したかに関係なく手札やライブラリーから追放しないことを選択できる。それどころか、不必要になってしまっているカードを追放されてデッキ圧縮されることさえありうる。ただし墓地は公開領域なので、宣言したカードが墓地にあれば追放しなくてはならない。
  • アングルードLook at Me, I'm the DCIが元ネタ。それをトーナメントで使用できるようにしたものが頭蓋の摘出である。(Card of the Day 06/17/2005参照)
  • 秘儀でなくなると記憶殺し/Memoricide

参考

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