先駆のゴーレム/Precursor Golem
提供:MTG Wiki
Precursor Golem / 先駆のゴーレム (5)
アーティファクト クリーチャー — ゴーレム(Golem)
アーティファクト クリーチャー — ゴーレム(Golem)
先駆のゴーレムが戦場に出たとき、無色の3/3のゴーレム(Golem)・アーティファクト・クリーチャー・トークンを2体生成する。
プレイヤー1人が単一のゴーレムのみを対象とするインスタント呪文1つかソーサリー呪文1つを唱えるたび、そのプレイヤーはその呪文が対象にできる他の各ゴーレム1体につき、その呪文を1回コピーする。各コピーは、それらのゴーレムのうち別々のものを対象とする。
3/3のゴーレムが合計3体出てくるカード。ゴーレム1体がインスタント・ソーサリーの対象に取られるとそれが全てのゴーレムに拡散するという、放射/Radiateに似た能力を内蔵している。
5マナのダブルシンボルで1/1・2/2・3/3を並べる獣性の脅威/Bestial Menaceを考えれば、3/3が3体も並ぶのはまさに破格のコスト・パフォーマンス。回避能力などはないが、一度に打点が9点増えるのは直接的な脅威である。リミテッドでは地上の防壁兼フィニッシャーとして活躍する。
コピー能力は一長一短。巨大化/Giant Growthを唱えるだけでほぼ致死量のダメージを与えることができるほどの爆発力を秘めているが、逆に稲妻/Lightning Boltや帰化/Naturalize1発で全滅するという脆弱さも抱えている。本体を戦場から放してしまえばこの効果は失われるので、除去が怖い場合は戦闘や何らかのコストで本体を壊すことも考えられる。
- 適正な対象のみにコピーする。例えば、ゴーレムが単独で攻撃して糾弾/Condemnを撃たれた場合はそのゴーレムだけが除去される。
- アーティファクトが一度に3枚並ぶので、金属術のサポートとしても有用。不退転の大天使/Indomitable Archangelから繋げれば弱点も補われ、まさに盤石。
- コピーするのはインスタント呪文やソーサリー呪文だけなので、同ブロックの微光角の鹿/Glimmerpoint Stagや滞留者ヴェンセール/Venser, the Sojournerなどでブリンクしてトークンの数を増やすことも可能。
- 複製の儀式/Rite of Replicationを撃つと戦場がゴーレムで埋め尽くされる(元が3体、コピーが3体、新しい先駆のゴーレムのCIPでさらに2体)。
- キッカーすると3/3が28体。ただし稲妻/Lightning Bolt一発で全滅、チャンドラの憤慨/Chandra's Outrageなら本体も焼け死ぬ。
- 倍増の季節/Doubling Seasonがあれば戦場に出た時点で5体、複製の儀式を撃つと23体、キッカーすれば95体。
- これが複数体並ぶとコピー能力が重複し、元のゴーレム以外には2倍の効果がもたらされる。
- 前述した複製の儀式/Rite of Replicationの場合、キッカーで撃って28体になった後で、トークンの1体へもう一度キッカーで複製の儀式を撃つと4059078体にまで増える(詳細は本項目のノート参照)。
- 倍増の季節/Doubling Season→先駆のゴーレム→複製の儀式(キッカー)→トークンに複製の儀式(キッカー)で152兆3564億3210万6285体まで…