悪斬の天使/Baneslayer Angel

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2011年2月11日 (金) 11:01時点における114.145.242.37 (トーク) - whois による版
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Baneslayer Angel / 悪斬の天使 (3)(白)(白)
クリーチャー — 天使(Angel)

飛行、先制攻撃、絆魂、プロテクション(デーモン(Demon))、プロテクション(ドラゴン(Dragon))

5/5

驚異的なコスト・パフォーマンスを誇る天使。速度こそ賛美されし天使/Exalted Angelには及ばないが、その分先制攻撃パワー5のおかげでクリーチャー戦にはより強くなり、対ビートダウンにおける制圧力は圧倒的。また、を含む多色デッキにも組み込みやすく、が絡まないデッキならば名誉の御身/Divinity of Prideよりも扱いやすいだろう。

プロテクションで指定されているデーモンドラゴンは、どちらも飛行持ちのファッティが多いため、それらにブロックされずに攻撃していけるのは嬉しい限り。2009年10月ゼンディカー登場以来トップメタに君臨するジャンド若き群れのドラゴン/Broodmate Dragonにブロックされないことがこの能力の一番のポイント。同セットでいえばボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite除去されない。多相持ちに対しても有効な能力である。

除去耐性に欠けるものの、5マナすぎることもなく、単体でゲームを決められる高いカードパワーを持つため、スタンダードではビートダウンからコントロールまで白を含む多くのデッキに採用されている。またエクステンデッドでもこれを採用したルビンZooが優勝を果たすなど、スタンダードに限らない活躍を見せている。 以上のようにクリーチャーとしての性能は目を見張るばかりだが、アドバンテージ能力や除去耐性を持たないことには留意が必要。特性として、採用できるデッキは非常に範囲が広いが、対するデッキによってサイドアウトが必要になる。

  • レアリティの差と言ってしまえばそれまでだが、同じ基本セット2010に収録されているセラの天使/Serra Angelの立場がほとんどない。警戒を持たないので上位互換とはならないが、別の方法で攻撃と防御を同時に行える絆魂を持つ上に、それ以外のスペックも圧倒的に高い。
  • イラストは本来第9版のセラの天使として描かれた没イラストの流用である。セラの天使のイメージに合わないという理由で採用が見送られ、今回改めて日の目を見たという経緯がある(→Just the Right Angel参照)。
  • そのカードパワーの高さから、悪斬ゲーを生み出してしまうこともある。絆魂と先制攻撃の組み合わせにより、いくら相手のクリーチャーが並んだ不利な場面でも、1体立っているだけで膠着状態にしてしまう。絆魂のルール変更もその圧倒的な制圧力を後押ししている。
  • また、カードパワーの高さやさまざまな環境で用いられることから、かつての賛美されし天使/Exalted Angelのように白い悪魔と呼ばれることもある。(特に賛美されし天使と区別するために新・白い悪魔と呼ばれることも多い。)

参考

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