嘘つきの振り子/Liar's Pendulum
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Liar's Pendulum / 嘘つきの振り子 (1)
アーティファクト
アーティファクト
(2),(T):カード名を1つ選ぶ。対戦相手1人を対象とし、そのプレイヤーはあなたの手札にその名前のカードがあるか予想する。あなたはあなたの手札を公開してもよい。もしあなたがそうして、あなたの対戦相手の予想が間違えていたなら、カードを1枚引く。
ドロー用アーティファクト。対戦相手と特定のカードがあなたの手札にあるかどうか謎かけをして、対戦相手が予想をはずしたときだけカードを引ける。
ジェイムデー秘本/Jayemdae Tomeなどと比べるとマナ・コストも起動コストも軽いが、その分確実性は低い。カードを引くためには手札を公開することになるため、一度成功すると連続して対戦相手を欺き続けるのは非常に困難。心理戦の技術を磨くのもいいが、手札を常に入れ替えて不確定要素を増やす方が簡単だろう。テフェリーの細工箱/Teferi's Puzzle Boxのような物だけでなく、別のドロー手段で手札を水増ししてもいいし、何を使ったのか解りにくい変異デッキでの使用も考えられる。
手札を公開する性質上パーミッションとは合わず、高速コンボには不確実性がネック。使うとすれば遅めのバーンや非パーミッション型のコントロールなどだろうか。制約が大きいとはいえ、ハマった時のアドバンテージ力は小さくないため、粗石の魔道士/Trinket Mageからのシルバーバレットで採用されることはある。
- 対戦相手の予想が合っているかいないかにかかわらず、あなたは手札を公開するかどうかを選ぶことができる。手札を公開しないならカードは引けない。この辺りの心理戦的要素がこのカードの醍醐味であり、またプレイヤーを遠ざける面倒な点でもある。
- 予想を当てられた場合、普通は手札を公開しない方が得。これを利用して、対戦相手が予想を間違えてもあえて手札を公開しないことで、対戦相手に「自分の予想はあってるんだな」と思わせることも可能。
- 対戦相手の予想を聞いた後で手札を調節することは出来ない。そうでなくては問題だが。
- 手札がない場合、「持っていない」と宣言されると必ず正解になるためカードは引けない。
- ほぞなのでサーチや再利用が容易なのは利点と言える。