アルザコン/Arzakon
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アルザコン/Arzakonは、桁外れの力を持つ邪悪なプレインズウォーカー/Planeswalker。
ケナン・サーマル/Kenan Sahrmalと侵略者のプレインズウォーカーたちとの戦いに始まる、2度の大戦争の影響で、シャンダラー/Shandalarにマナの乱れが引き起こされ、それが多元宇宙全体に波及していた。その波動の源を探索していたアルザコンは辿り着いた先に、膨大なマナに溢れる世界シャンダラーを発見する。すぐさま「大障壁」/the Great Barrierの突破を試みるが、守護者ガーディアン/The Guardianの力によって強化された「大障壁」に阻まれ試みは失敗に終わる。
この失敗を糧にアルザコンは巧妙な侵略計画を立てる。まずは数年をかけて、自分の魂の一部を「大障壁」の反対側にすり抜けさせる方法を見つけ出し、善意の協力者を装いシャンダラーの5つのギルドのギルド・ロードたちに接触する。そして徐々に彼らの考えを歪めていき、ガーディアンの力と不老不死への反発を抱かせ、ガーディアンへの反乱を起こさせることに成功する。
ガーディアンを無力化させると、次にギルド・ロードたちに、シャンダラーの支配者となる者は「支配の呪文」(the Spell of Dominion)をかけた者だけである、と信じ込ませた。「支配の呪文」をかけた者には不老不死と1つの次元を支配する力が与えられるが、十分なエネルギーを集める事が出来た”ただ1人にだけ”「呪文」を教えよう、と約束する。
今やギルド・ロードたちは互いに先を争って各地を荒らし、マナの源を見付けては力ずくで奪い始めた。ところが「支配の呪文」とは、リム=ドゥール/Lim-Dulの魂が封じられたアーティファクトを捜し出し破壊する魔法に他ならず、「大障壁」を破壊するための呪文だった。
アルザコンの計画は順調に進んでいたかに見えたが、ガーディアンのお告げを受けた、ある若い魔術師の出現によって、その野望は打ち砕かれてしまうのだった。
訳語
Magic: The Gathering for PC日本語版のマニュアルに準じている。