狂戦士
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狂戦士/Berserkerは、クリーチャー・タイプの1つ。狂ったように戦う者ということで、戦士や兵士よりも激しいイメージを起こさせる職業である。
Vulshok Berserker / ヴァルショクの狂戦士 (3)(赤)
クリーチャー — 人間(Human) 狂戦士(Berserker)
クリーチャー — 人間(Human) 狂戦士(Berserker)
速攻(このクリーチャーは、あなたのコントロール下になってすぐに攻撃したり(T)したりできる。)
3/2Flame-Kin Zealot / 炎の血族の盲信者 (1)(赤)(赤)(白)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental) 狂戦士(Berserker)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental) 狂戦士(Berserker)
炎の血族の盲信者が戦場に出たとき、あなたがコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで+1/+1の修整を受けるとともに速攻を得る。
2/2Scab-Clan Mauler / 瘡蓋族のやっかい者 (赤)(緑)
クリーチャー — 人間(Human) 狂戦士(Berserker)
クリーチャー — 人間(Human) 狂戦士(Berserker)
狂喜2(このターン、対戦相手1人にダメージが与えられている場合、このクリーチャーはその上に+1/+1カウンターが2個置かれた状態で戦場に出る。)
トランプル
青以外のすべての色に存在するが、やはり混沌と激情の色たる赤に最も多く在籍する。
レジェンドのAErathi Berserkerが初登場だが、その後はミラディン・ブロックまで登場せず、クリーチャー・タイプの再編も絡んで2004年以降増えてきた種族である。
トーナメントシーンでも活躍している主なカードは、瘡蓋族のやっかい者/Scab-Clan Maulerや血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf。
能力は速攻を持つものが目立つほか、狂喜など、みな攻撃的なデザインをされている。イメージはバーバリアンとも近いが、主に人間で構成されているバーバリアンと比べ、狂戦士はゴブリン・ミノタウルスなど、複数の種族が存在する。
伝説のクリーチャーはいないが、ロードにはバーバリアン・戦士と共用で冷眼のロヴィサ/Lovisa Coldeyesがいる。
コモンに多く存在し、初心者や苦学生の友。
- 第9版で怒り狂うゴブリン/Raging Goblinに狂戦士が付加され、ちょっとした注目を浴びた。
- オラクル変更で、「兵士かつ狂戦士(ケルドの狂戦士/Keldon Berserker)」が生まれた。「戦士かつ狂戦士」はまだ存在しない(エルドラージ覚醒現在)。
- Berserkという呪文も存在する。
- 元々の狂戦士とは、ベルセルクともいい、北欧神話に登場する「熊のシャツを着た者」という意味の戦士。動物の毛皮を纏い、軍神オーディンを信仰して忘我状態となり、鬼神のように戦うという。後の歴史書の中にも、この言葉は散見され、「武器では倒せない」などの記述も見られることから、死ぬまで戦う恐ろしい戦士と見做されていたことがわかる。後の北欧では、単なる無法者、乱暴者の意味でも使われる。職業軍人が卑しい職業とみなされていたためである。