ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
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1970年1月1日 (木) 09:00時点における (トーク)による版
緑の高速マナ供給を象徴するクリーチャー。 1マナで召喚できるマナ・クリーチャーのひとつであり、極楽鳥/Birds of Paradiseと並び立つ存在。
このクリーチャーによる「2ターン目の3マナ捻出」がマジック創世記以来多くの緑デッキを支えてきた。 またパワー1を持つため、高速ビートダウンでは極楽鳥/Birds of Paradiseよりも優先して採用される。
- 同型再版としてFyndhorn Elvesが存在する。
- 第9版に再録されるに際し、クリーチャー・タイプにドルイドが追加された。その後、Fyndhorn ElvesのMasters Edition収録までの2年間ほど、Fyndhorn Elvesとクリーチャー・タイプのみ異なっていた時期がある。
- 第6版までのイラストでは非常にパンクな見た目をしており、既存のファンタジーに置ける一般的なエルフ観を覆した。
- 2000年12月のフライデー・ナイト・マジックで、プロモーション・カードになった。
- 第8版に再録されず、皆勤賞を逃している。
これは「第8版を選ぼう」で極楽鳥/Birds of Paradiseに負けたため。 しかし第9版ではその極楽鳥に代わって基本セットに復帰した。 さらに第10版では以前と同じように極楽鳥と同時に収録された。
- 俗称ラノエル。
- 再録時のイラスト違いの数(3種類)よりもフレイバー・テキストの変更の数(4種類)が多いという、ちょっと異例のカードである。
ラノワールのエルフにまつわる世界観が、文章・イラストの両面で多様に表現されている。 そのうちアンリミテッド〜リバイズドまでのテキストは長らく未訳だったが、GAMEJAPAN誌のプロモーション・カードで初めて訳された。 ラノワールのエルフたちが自分たちの森で果物を集めるときは、それぞれの樹を一本ずつ手つかずのままにする。それは自然の取り分だと考えているのだ。
- ラノワールの助言者/Llanowar Mentorの能力は、このカードと同じ名前と性能を持つトークンを生み出す。
Magic Online VanguardのElvish Championも同じ能力を持つエルフ・トークンを出すが、そちらの名前は「ラノワールのエルフ」ではない。
主な亜種
- 深き闇のエルフ/Elves of Deep Shadow (→ 黒マナ)
- Fyndhorn Elves (同型再版)
- スカイシュラウドのエルフ/Skyshroud Elf
- 心の管理人/Heart Warden
- クウィリーオン・エルフ/Quirion Elves
- アーボーグのエルフ/Urborg Elf
- 熊人間/Werebear(→スレッショルド)
- ワイアウッドのエルフ/Wirewood Elf
- 大蛇の支援者/Orochi Sustainer
- ボリアルのドルイド/Boreal Druid(→氷雪)
- 葉光らせ/Leaf Gilder