巣立つドラゴン/Fledgling Dragon
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ジャッジメントの「派手さはあるがカード単体としてはあまりパッとしない赤」の中で、段違いの強さと堅実さを誇るドラゴン。4マナ2/2飛行はギリギリ標準サイズであり、スレッショルドに達するとシヴ山のドラゴン/Shivan Dragonに相当する。
スタンダード時代は、火炎舌のカヴー/Flametongue Kavuに打ち落とされることもなく、低コストで維持も必要ない優秀なクリーチャーだったのだが、ステロイドやスライなどがミラーマッチ用にサイドボードに置く程度であった。焚書/Book Burningに頼って墓地を肥やすデッキもあったが、アドバンテージや安定性等の問題があり、結局大成しなかった。
元々のポテンシャルはかなり高いため、タルモゴイフ/Tarmogoyfが登場するまではエターナルで採用された実績もある。同ブロックの秘教の処罰者/Mystic Enforcer同様の高い打点からの攻撃力を買われ、青緑スレッショルドデッキの終盤のダメージレース要員として2枚ほど採用されていた。また、インベイジョン期エクステンデッドのBDWにはサイドボードに採用されていた。
- ゲームぎゃざ2002年8月号「黒田正城のブロック構築入門」では、これをフィニッシャーに用いたオデッセイ・ブロック構築でのドローバーンの可能性を示唆していた。