アカデミーの学長/Academy Rector
提供:MTG Wiki
Academy Rector / アカデミーの学長 (3)(白)
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
アカデミーの学長が死亡したとき、あなたはアカデミーの学長を追放してもよい。そうしたなら、あなたのライブラリーからエンチャント・カードを1枚探し、そのカードを戦場に出す。その後ライブラリーを切り直す。
1/2墓地に落ちるとエンチャントに置き換えられるクリーチャー。これのためだけに生け贄に捧げる能力を持つカードが採用されることもある。
スタンダードではピットサイクルのキーカードとして活躍し、エクステンデッドでも様々なコンボ・コントロールデッキで採用された。またヴィンテージでは、直接場に出す教示者的能力を評価され、陰謀団式療法/Cabal Therapyで手札を確認するとともにヨーグモスの取り引き/Yawgmoth's Bargainを場に出すセラピィバーゲンでその強さを発揮している。
- 2007年9月のOracle変更でクリーチャー・タイプに人間が追加された。
- ピットサイクルなどでは、しばしば高級市場/High Marketで生け贄にされる。
- アンタッチャブルのパーマネントにオーラを付けることは可能。場に出すことはプレイではないため、対象を取ることはない。そのため、レクターグールなどに不実/Treacheryや押収/Confiscateを1枚忍ばせておき、相手の変異種/Morphlingなどを奪うといった光景も見られた。
- 機知の戦い/Battle of Witsを持ってこられるためバベルとも好相性。
- 墓地に落ちて誘発型能力をスタックに乗せた後に墓地から取り除かれると能力が解決できない(「能力によってゲームから取り除く」ことが不可能になるため)。つまり、墓地対策によって無力化される可能性があるということ。
- 状況によっては最高のブロッカーとなる。相手としては下手にチャンプブロックされてこれに死なれると、そこからコンボスタートで瞬殺、となりかねないからである。
- クレリックという使いやすいクリーチャー・タイプだが、墓地に送って初めて機能するその性質上クレリックデッキに使われることはほとんどない。時期の違いと言うこともあるが、アタッカーよりブロッカー、ビートダウンよりもコンボデッキ向けのカードのためだろう。
- 高性能なサーチカードであるにもかかわらず、ヴィンテージでは制限カードに指定されていない。4マナクリーチャーを出してから墓地に送らねばならないというプロセスを必要とする点で、評価を下げているということか。
- 未来予知で迷えるオーラ術師/Lost Auramancersとしてリメイクされた。そちらは能力の誘発条件が大きく修正され、能力を発揮する前に除去される可能性が高くなった。