深海のクラーケン/Deep-Sea Kraken

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待機付き高潮のクラーケン/Tidal Krakenといったところ。待機状態のときに対戦相手が呪文をプレイすると、時間カウンターを減らすことができる。

待機コストは3マナで時間カウンターも9個も置かれてしまうが、時間カウンターを減らす誘発型能力のおかげで見かけよりも早くプレイできる。対戦相手が呪文をプレイすることを渋れば時間はかかるが、それでも行動を制限できると考えれば悪くない。マナ・コストはかなり重いが、本家の高潮のクラーケンが8マナであったことを考えれば大した違いではなく、待機によって使いやすくなったと評価できるだろう。

リミテッドでは、対戦相手のテンポが早い場合には間に合わない可能性もあるが、場に出ればフィニッシャー級の性能なので採用の価値がある。構築でリアニメイトなどに頼らずに使うならば、バウンスや差し戻し/Remandによって呪文をプレイしたくなるように仕向けると良い。

• 対戦相手が呪文をプレイしたときに時間カウンターを取り除くのは強制である。
  • 時間カウンターが残り1つの時に対戦相手が刹那付き呪文をプレイすると、最後の時間カウンターが取り除かれるため待機によってプレイしようとするが、刹那によってプレイできないためリムーブされたままになってしまう。
• パーディック山のドラゴン/Pardic Dragonと待機状態のときの誘発型能力が対になる。
• カード名やクリーチャー・タイプはクラーケンだが、その容姿はセファリッド風でもある。
• ギトゥのジョイラ/Jhoira of the Ghituの能力とは相性が良い。待機コストが減り、待機時間も短縮され、更に相手の呪文による時間短縮もきちんと機能する。

参考

• カード個別評価：時のらせん - レア