甲鱗のワーム/Scaled Wurm

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1970年1月1日 (木) 09:00時点における (トーク)による版
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Scaled Wurm / 甲鱗のワーム (7)(緑)
クリーチャー — ワーム(Wurm)

7/6


初心者に、大きいだけクリーチャーは弱いのだ、と教えるためにあるかのようなカード重い上に、回避能力を持たず、大きい以外の除去耐性を持たない、というのがその理由。 そこに気付けば初心者脱出も近いだろう。 似たような役割を持つカードに、大喰らいのワーム/Craw Wurmラッキーチャームがある。

しかしながら、リミテッドでは7/6が出てくるとバニラとは言え3回通れば勝負が決まるのだから困りもの。 第5版第6版でこれを超えるサイズのクリーチャーはレアに4枚あるだけなので、始めたばかりのプレイヤー同士の殴り合いならばまず負けることは無い。 また、第9版におけるリミテッドでははびこり/Overgrowthによるマナ加速と抜群の相性であった。しかも2枚ともコモンなので、2枚が揃う状況は非常に多かった。

上位互換には超大なベイロス/Enormous Balothキヅタの精霊/Ivy Elementalカヴーの上等王/Kavu Primarch、また、トークンであるため完全ではないが限りなく近いワーム呼び/Wurmcallingがある。 このサイズのクリーチャーになると、大抵はダブルシンボル以上になるため、意外と少ない。

シングルシンボルはメリットではあるが、普通8マナ出る頃には緑マナが2〜3個出せるのでその利点がほとんどない。 ただし、ウルザトロンタッチした場合、そのメリットが生かされる。 実際にフェッチランドから一枚差しのTropical Islandでこれをタッチした青単BtBレガシーの大会で準優勝したことがある。 他にも、オースバベルなど、様々なデッキにおいてこのカードを一枚差しした例が見られる。 このカードに不思議な人気があることを示すエピソードといえる。

また、緑[[2]]のシングルシンボルのカードとしては2番目に高いマナ・コストを持つ(Whisperで「緑単色のシングルシンボルで8マナ以上」を検索)。

  • シャークトレードの話によくジョークとして出される。

当時は、レアリティエキスパンション・シンボルに表示されておらず、それを利用して初心者を騙そうとする人が多かった為である。 また、実際に第5版スターターデッキを買うと一枚くらいは当たるので、これから始めた人にとっては、最強のクリーチャーに見える事も多かった。 ただし、ちょっとカードを買い集めていけば、これのコスト・パフォーマンスの悪さにすぐ気がついてしまう為、カジュアルでも根切りワーム/Rootbreaker Wurm等の方がよく使われた。

ティタニアの僧侶/Priest of Titaniaによる大量マナから高速召喚するそうである。

修整が+3/+3だったならば殴る回数を1回減らせたのが惜しいところ。

  • 「甲鱗様」等と呼ばれ一部に熱狂的なファンがいる。2ちゃんねるには専用スレまであるほど。⇒[[3]]
  • 大小様々なアスキーアートが存在。マジックのアスキーアートは比較的珍しい。
  • その堂々たるイラストアイスエイジのパッケージを飾ってもいる。侮れない。

参考

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