トーク:基底スリヴァー/Basal Sliver
提供:MTG Wiki
「フレイバー・テキストについての考察」節について
現在の文章の全削除を提案します。
この節は元々「エンドレク・サールが基底スリヴァーを参考にスラルを作った」という旨の断定的な書き込みが始まりで、私を含む複数が反論し、Wisdom Guildで議論されたものです。
件の書き込みをされた方は「フレイバー・テキストにある"sought"の解釈から、基底スリヴァーを見た時点ではエンドレクはスラルを完成しておらず、このスリヴァーを参考にスラルを完成させた」という主張をされていました。
公式情報によると
- エンドレク・サールはフォールン・エンパイアのキャラクター。スラルの生みの親。
- フォールン・エンパイアの時代設定はドミナリアの暦で170年(170AR)。
- 時のらせんの舞台のドミナリアは、インべイジョン・ブロック(4205AR)の3世紀後の46世紀。
つまり、約4300年前の過去の人物が未来での経験を生かして、過去に戻った後にスラルを完成させた、と考えなくては辻褄が合いません。また、時のらせんでカード化されたエンドレク・サールはすでにスラルを引き連れているため、スラル完成前とする主張に矛盾しています。
当時はまだ次元の混乱発売以前で、現在のドミナリアに出現した過去の人物がストーリー上どういった扱いになるか不明であったため、時のらせんのストーリーが終結するまで一時結論は保留となり、私が譲歩して暫定的に両論併記の現在の文章を作成したものです。
さて、時のらせんブロックが展開を終えて久しい現在、エンドレク・サールのような過去のキャラクターがどうなったかというと
- エンドレク・サールは時のらせんの小説3作、公式サイトの短編に登場せず。
- 自身のカードと基底スリヴァーのフレイバー・テキスト以外のカードに登場せず。
- 公式サイトのストーリー関連記事では、エンドレク・サールについてフォールン・エンパイア時代の基本設定以外の紹介はされず。
- エンドレク・サールに限らず、過去の人物が時のらせん後にどうなったか全く語られてはいない。
結局、エンドレク・サールは基底スリヴァーを元にスラルを生み出すことはありませんでした。そもそもの「"sought"一語からスラル完成前のエンドレクの発言とする解釈」自体に説得力がなく、仮定の上に仮定を重ねた記述は削除が妥当と考えます。--ヴぁ 2008年12月27日 (土) 03:30 (JST)