暗黒の儀式/Dark Ritual

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2008年11月7日 (金) 13:01時点における131.112.125.105 (トーク) - whois による版
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マジック史上初のサイクルを成すカードの1つで、最軽量にして最高のマナ加速の1つ。を除く他のに比べ、やや遅くなりがちなの速さを支えてきた、当時のプレイヤーなら誰でも使用したことのあるカード

1マナ使用して生まれるマナは3マナ。実質2マナしか増えず、ハンド・アドバンテージを失ってはいるのだが、序盤のうちに2マナ上のクリーチャー呪文プレイできるカードパワーは半端ではない(特に1ターン目にこれ経由の惑乱の死霊/Hypnotic Specter、通称A定食の凶悪さが有名)。ゲーム中盤以降も、生命吸収/Drain Lifeの様なX系呪文の増強やOrder of the Ebon Handなどのパンプアップに用いられ、無駄にはならない。

スタンダード落ちしてもその脅威は止まることなく、主に様々な凶悪コンボのお供として猛威を振るった。

かつては基本セットや大型エキスパンションの常連であったが、第6版再録されなかったのを皮切りにインベイジョンオデッセイの未収録、更にはエクステンデッドでの禁止などの経過をも含んだ後に、スタンダードを去ることになった。そして現在では一時的なマナ加速がに移っており、完全に再録への道を絶たれたと言っても良いだろう。

目次

ルール

2000/04/01より、エクステンデッドにおいて禁止カードとなる。現在、公式のフォーマットではエターナル環境でしか使えない。

これはマナ能力ではないので、マナ能力と違って呪文能力のプレイ中・解決中にコスト支払いを求められてもプレイすることができない。そのため、予めこれをプレイし解決してマナを出してからプレイを開始するか、支払いを求めてくる呪文能力そのものに対応してプレイする必要がある。

ルールの変更などによりインタラプトマナ・ソースインスタントという変遷を経た。そして、単なるエラッタだけではなく、エキスパンションによってそれぞれのカテゴリの表記で印刷されたカードが存在する。長期に渡って再録され続けてきたカードならではの現象である。

関連カード

アルファの黒のマナ加速には、クリーチャーをマナに変換するSacrificeがある。そちらはこれとは別系統の黒マナ加速の系譜を生んでいる。

サイクル

ブーンズマジック黎明期の基本セットに収録されたサイクルであり、すべて1マナで3つ分の何かを発生させる。

それぞれ各の特徴をよく表しているが、そのカードパワーには大きなばらつきがある。

亜種

マナ加速。生け贄を要求するSacrifice系のマナ加速は除外。

その他

長年親しまれただけあって、様々なイラストレーターにそのイラストが描かれている。最終的にはメルカディアン・マスクスにおけるFoilまで登場しており、その点において対抗呪文/Counterspellと共に恵まれている。

参考

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