セプターオース
提供:MTG Wiki
セプターオース(Scepter Oath)は、ミラディン参入後のエクステンデッドで、オースに等時の王笏/Isochron Scepterを組み込んだデッキ。チーム「YMG」がプロツアーニューオーリンズ03にデザインした。
エンチャント
各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーは自分の対戦相手であるとともに、自分よりも多くのクリーチャーをコントロールしているプレイヤーを対象として選ぶ。前者のプレイヤーは、自分のライブラリーの一番上のカードを、クリーチャー・カードが公開されるまで公開してもよい。前者のプレイヤーがそうしたなら、そのプレイヤーはそのカードを戦場に出し、これにより公開された他のすべてのカードを自分の墓地に置く。
アーティファクト
刻印 ― 等時の王笏が戦場に出たとき、あなたはあなたの手札にあるマナ総量が2以下のインスタント・カードを1枚、追放してもよい。
(2),(T):あなたは、その追放されたカードをコピーしてもよい。そうしたなら、あなたはそのコピーを、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
ミラディンの注目カードであった等時の王笏/Isochron Scepterを活用したデッキである。
対抗呪文/Counterspellや火+氷/Fire+Iceといった優良インスタントを等時の王笏/Isochron Scepterに刻印するのが主な動き。
その他については従来のスーサイドオースと同じであり、ドルイドの誓い/Oath of Druidsから認識を食うもの/Cognivoreを高速召喚する。
が、当時のメタの中心は修繕/Tinkerを活用したティンカーなどノンクリーチャーデッキが多く、ドルイドの誓い/Oath of Druidsエンジンが使用しづらかった上、肝心のドルイドの誓い/Oath of Druids自体が禁止カードに指定されてしまい、目立った活躍をあげる間もなく環境から消え去った。
参考