スワンコントロール
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スワンコントロール(Swans Control)は、シャドウムーア参入後のスタンダードに存在する青赤のコントロールデッキ。
デッキ名は、キーカードであるブリン・アーゴルの白鳥/Swans of Bryn Argollから。また、突撃の地鳴り/Seismic Assaultとのコンボ(後述)を搭載している場合には、特にスワンアサルトまたはアサルトスワン(海外ではSeismic Swansなど)と呼ばれる。
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概要
クリーチャー — 鳥(Bird) スピリット(Spirit)
飛行
発生源1つがブリン・アーゴルの白鳥にダメージを与える場合、そのダメージを軽減する。その発生源のコントローラーは、この方法で軽減されたダメージに等しい枚数のカードを引く。
エンチャント
土地カードを1枚捨てる:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。突撃の地鳴りはそれに2点のダメージを与える。
土地
ダクムーアの回収場はタップ状態で戦場に出る。
(T):(黒)を加える。
発掘2(あなたがカードを1枚引くなら、代わりにあなたはカードを2枚切削してもよい。そうしたなら、あなたの墓地にあるこのカードをあなたの手札に戻す。)
ブリン・アーゴルの白鳥を対象に突撃の地鳴り/Seismic Assaultの能力を起動すると、土地カード1枚で2枚ドローできるので、手札が増える。これを繰り返して手札を増やしていく。この際、ダクムーアの回収場/Dakmor Salvageを引けば、発掘しながら繰り返すことでライブラリーを引ききることができる。あとは手札にたまった土地カードを対戦相手にぶつければいい。このスワンアサルトコンボを搭載しているタイプが一般的である。
コンボを搭載する場合には、サーチ用の女王への懇願/Beseech the Queenやコンボ阻害を未然に防ぐ思考囲い/Thoughtseizeなどのために黒が足されることが多い。また、発掘によって墓地に置かれることを期待してガイアの祝福/Gaea's Blessingを数枚投入することもある。
コンボに頼らないタイプでは、火力やカウンターが多く採用され、カウンターバーンのような構成になる。コンボという決定的な価値手段は失ったが、その分柔軟な動きができ、青赤の二色に絞られたことで安定感がある。こちらのタイプでは、ブリン・アーゴルの白鳥は戦闘や火力で死なないフィニッシャーとしての役割を果たす。ダメージを軽減するとカード・アドバンテージを得られてしまうが、こちらも全体火力を多めに採用することで損失を補っている。白鳥によって得たアドバンテージをカウンター等に使い、敵が利する行動を捌く展開になれば理想的。
サンプルレシピ(スワンアサルト型)
- 備考
- オーストラリア選手権08 優勝 (参考)
- 使用者:Aaron Nicastri
- フォーマット
スワンアサルト [1] | |||||||||||||||||||||||||||||
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サンプルレシピ(No Assault型)
- 備考
- オランダ選手権08 優勝 (参考)
- 使用者:Tom van Lamoen
- フォーマット
スワンコントロール [2] | |||||||||||||||||||||||||||
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- コンボを排してコントロール要素を高めたタイプ。軽量火力が多く序盤から敵の攻勢を防ぎやすい。
- 大量の全体火力は敵の勢いを削ぐとともに白鳥によって手札に変換される。中盤以降は雪崩しが大量ドローカードにもなる。